PURE LINEN

昨日は仕事で梅田に通りましたがスーツケースを持った方がたくさんでした。

土曜日からお休みの方も多く今年はかなり長いGWになりそうです。

SPiCAはGWの休みはありませんのでご用がございましたらぜひご連絡くださいませ。

私も5月の連休が明けたら友人とキャンプを考えています。

今のところ連続4回?雨で中止という雨男ぶりを発揮。

さすがに今回は大丈夫だろうと思っていますが内心はヒヤヒヤです。

 

 

 

 

 

オーダーいただきました生地が到着しました。

Ermenegildo ZegnaのPURE LINEN。

さすがゼニアと思えるほどとても繊細な生地です。

繊細な素材を織らせたら世界屈指の技術を持つErmenegildo Zegnaはカジュアルな生地も表情がエレガント。

リネン100%でありながら風合いもふんわり柔らかくまるでガーゼのよう。

私もZegnaのリネンジャケットを持っていますがやはり涼しい。

湿気の多い日本で暑さ対策のジャケットならErmenegildo ZegnaのPURE LINENはかなりおすすめです。

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リネンといえばSPENCE BRYSONやW.Billが有名ですが同じリネンでも仕立てるものによって選ぶ生地が変わります。

W.Billなどは目付380gもある密に織られたしっかりとした生地なのでスーツやパンツなどで仕立てやすいです。

Ermenegildo ZegnaのPURE LINENは200g前後なのでとても涼しく軽くデザイン性もあるのでジャケットで人気がありますが、細く作ればパンツは膝が抜けやすいところがありますね。

どちらも間違いなく素晴らしい生地なので用途に合わせてお選びください。

 

 

 

 

万能スウィングトップ

大阪市西区にある有名なコーヒーとワインのお店、TAKAMURA Wine & Coffeeに行ってきました。

お目当ては「エノマティック」というプリペイド式ワイン試飲マシーンで、高級ワインを10ml~75mlくらいの少量から飲むことができます。

中々高級ワインを飲む機会などありませんので、どのような味かを知るにはいい機会です。

今回は楽しみにしていたオーパスワンをはじめ、定価2~10万のワインを試飲。

「なるほど、こういう味だったのか」といい経験ができました。

フローラルな香りが強烈に広がり普段飲んでいるものと全く違う。

渋みや酸味もまろやかで雑味も一切なくとても美味しかったです。

ただ自分が普段飲んでいるお気に入りのワインの5~20倍の値段ですから、価値があるかと問われると自分では買おうとは思えませんでしたが。

億万長者になったらお世話になります(笑)

何でも経験することはいいことです。

普通に販売しているワインの種類もものすごく多いのでお探しの品が見つかるかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

バイクや自転車に乗るときにスウィングトップが大活躍しています。

フロントを首元まで上げて風の侵入を防ぐことができます。

動きやすく運転の邪魔にもなりませんので気軽に着れて頻繁に手が伸びてしまいます。

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先日は雨の日に着用しました。

日中は過ごしやすい気温ですが朝夕は肌寒さが残る1日の服装が難しい日。

そのような日にも重宝しますね。

羽織るときは前を開けたり閉めたりで調整。

暑ければ脱いでたたんで鞄に直すことができます。

チノパンでもデニムでもスラックスでも合わせやすいので着こなしの幅が広い。

元々ゴルフで使用するジャケットでもあるので体を動かすときに使用してもいいですね。

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オーダーのスウィングトップは生地を選べることが一番の醍醐味。

最近はタータンチェックやブラックウォッチなどのチェック柄のスウィングトップを見ましたがとてもセンスがありましたよ。

ありそうで見かけないウールデニムなんてどうでしょうか。

万能に使えるスウィングトップで楽オシャレが楽しめます。

 

 

 

魅惑のコットンスーツ

MLBで大活躍中の大谷選手は昔から趣味は読書というほど本が好きで忙しい今でも時間を作っては本を読んでいるそうです。

しかも愛読書に稲盛和夫氏の著書もあるとか。

同じ本を読んでいると思う何だか嬉しく思いました。

大谷選手は紙の本にこだわっているそうです。

これも何となく分かる気がします。

私も昔から本が大好きですが電子書籍で読むことはありません。

別に電子書籍やタブレットが嫌だというわけではなく、目がよくないので出来るだけ画面を見たくないということと紙の質感が好きだというだけの理由です。

とある実験で電子書籍と紙の本を読んだ時の脳の状態を調べたところ、活動している部分が違うことが分かったそうです。

また電子書籍で本を読むと内容の細部の順序づけがわからなくなることが証明されたそうです。

今は小学校の授業でタブレットを使うそうですが、たとえ便利でも身体も脳も育つ幼い子供の段階では辞めた方がいいのではないかと思っています。

 

 

 

 

お客様のスーツが仕上がりました。

イタリア製の生地を使用したコットンスーツです。

やはり雰囲気抜群ですね。

このシワ感、最高です。

オンオフ使いやすく普通にドレスアップもできますし、Tシャツやローファー、スニーカーにも合わせやすい対応力。

セットアップも単品使いも自由自在です。

ベージュやカーキは伊達男の鉄板ですよ。

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とにかく表情がいいんです。

ウールとは違う気楽さがあるというか、動きやすさもあるのでたとえ細めでも窮屈感は低めです※パツパツはNGですが(笑)

シワを嫌う人も多いですがこのシワこそ魅力の一つでしょう。

上質なコットンだとシワの奥にもうっすら光沢があり手触りも滑らかでカジュアルでも優雅さを感じられます。

実際に英国など昔の高級リゾートではコットンスーツが主流でした。

小物との相性も良く色々な見せ方ができるのも楽しいところ。

明るい色もコットン素材ならカジュアル感があるので着こなしやすい。

1度手にするとその魅力に取りつかれますよ。

 

ただウールが持つ自然の防臭効果はありませんのでコットンは臭いがつきやすいです。

連続では着ないようにし(ウールもですが)、匂いがついたら消臭剤・防臭剤などでお手入れをおすすめします。

 

 

 

 

スーツからジャケットが主流へ?

文字を書く時にたまたま置いてあったノベルティのサンプルで貰った安いボールペンを使用したのですがこれが驚くほど書きやすい。

書きやすいというか間違いなく文字がきれいに書けている。

書きくらべてみましたがやはり違いました。

普段仕事で使用している高級なボールペンよりもはるかにきれいな文字が書ける。

ペンの太さなのか芯の関係かインクの問題なのかは分かりません。

結局は値段ではなく自分に合っているかどうかなのでしょうね。

以前TVで自分だけの為に徹底的にこだわった万年筆を作ってくれる工房が紹介されていました。

一度作ってみたいですね。

 

 

 

 

スーツ離れが進み現在ではピーク時にくらべ2020年の販売着数で7割減っています。

しかも最近になってのスーツ需要の縮小が加速度的に進んでいるので、ちかいうちにピーク時に比べ1~2割ほどに減るでしょう。

少子高齢化のうえ、団塊の世代が定年で退職し若い世代がスーツを着ない、更に働き方改革によってスーツを着る人の方が少数派になるかもしれませんね。

私はスーツがかっこいいと思っていますし、深層心理に植え付ける服装の力を学んでいますので、例えこの仕事を辞めてもスーツを着続けますが。

 

先日ご来店下さった会社を経営されているお客様ですが、ご予約直後に他の経営者のお知り合いが立て続けに引退するとのご連絡をいただいたそうです。

普段でもたまにスーツは着用されるそうですが、経営者の集まりなどで着る機会が多かったスーツの需要が減るとのことで、スーツからジャケットのお仕立てに変更されました。

時代はスーツからジャケットへと移り変わるのかもしれませんね。

それはそれで大歓迎。

ジャケットスタイルはセンスが出るのでお洒落度アップにつながるでしょう。

本物の紳士が厳選されていくと思います。

 

お客様の着こなしを撮影させていただきました。

ジャケットは以前お仕立ていただいたLoro Pianaの生地を使用したもの。

ウールをベースにシルクやリネンが入った伸縮性もある動きやすくもエレガントな上質な生地です。

シャツはこちらも以前お仕立ていただいたMTMのAmerican Sea Island Cotton。

イタリア製ブラックデニムに皇室御用達メーカーのレザースニーカー。

ドレスとカジュアルの組み合わせがさすがですね。

かなり動きやすい服装ですがドレスの上品さが前面に出ていて清潔感と色気があります。

写真では外しておられますが胸Pに入れたサングラスがアクセントになっていて差し色とバランスを取っていました。

モダンでも好印象なスマートカジュアル。

普段から身だしなみに気をつけられ、マナーが必要なバーやレストランに頻繁に足を運ばれるだけはあります。

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スーツの需要が減るといっても無くなることはないでしょう。

信頼感や威厳、誠実さを体現できる服装の大切さは歴史に裏付けされています。

しかし、着こなしの変化からジャケットスタイルを極めるのもいいかもしれません。

カジュアルとも合わせられますし色柄の目立つチェック柄などもジャケパンスタイルであればスマートに着こなしやすいです。

ジャケットは他のアイテムとのバランスが大切なので、ジャケットを仕立てる前にお持ちのパンツやシャツ、靴などを思い浮かべると選びやすいですよ。

 

 

 

FORMAL

初めて貴腐ワインを飲んだのですがこれは美味しいですね。

居酒屋で知らずに極甘口の日本酒を飲んだ時は「これは食事と一緒では飲めない。合わなさすぎる」とやはりお酒は辛口だろうと思っていたのですが貴腐ワインは別物。

甘口というよりはスイーツそのものです。

はちみつやトロピカルな香りがあり蜜を飲んでいるかのよう。

しかしくどくないので飲みやすい。

個人的にはケーキなどのスイーツを食べるよりも貴腐ワイン単体をデザートとして飲むのがお気に入りです。

ブルーチーズのはちみつがけとも相性がいいらしいので今度試してみようと思います。

 

 

 

 

お客様から礼服ついてご連絡がありました。

冠婚葬祭に使用できる礼服。

昔買った礼服をお持ちとのことですがサイズやシルエットの古さを考えてのご相談です。

お若くてもお立場があることもあり、身だしなみやマナーを考えられて素晴らしいですね。

ご存じのとおり通常のブラックスーツと礼服の黒は違います。

生地の染め方や加工方法が違うので礼服はより黒く漆黒に近くなります。

量販店のスーツでは礼服と販売されていても実際は普通のブラックスーツの場合がありましたので注意してご購入ください。

生地の違いで分けられることが多いですがどうせならデザインやシルエットにもこだわりたいところです。

ステッチやベントが入っていないか。

裾はシングルか。

サイズも細すぎず太すぎずバランスが取れているか。

 

スーパーブラックは普段着ることのない特別な場所で着るものです。

そんな特別なスーツだからこそ着こなしひとつで特別な自分になれます。

威厳があり厳かであり華やかでありマナーを重んじ礼儀を表現できます。

普段の服装以上にその人の内面が表れるのではないでしょうか。

 

 

 

 

Super elegant!

今日の日中は暑かったですね。

遅くなったランチは江坂公園近くのインド料理のパリワールさんへ。

暑くなると無性にカレーが食べたくなります。

街のサラリーマンもすでにクールビズ仕様なのかネクタイをしている人をほとんど見かけませんでした。

私はもちろんタイドアップです。

職人に作ってもらったフレスコ地のネクタイをチョイス。

これがいい感じ。

上質なネクタイはテンションが上がります。

5月になれば9割以上の方がノータイになるでしょう。

いいと思います。

汗でシャツの襟が傷みますし熱中症になったら困ります。

それにライバルが減るじゃないですか(笑)

 

 

 

 

 

 

 

お客様からオーダーいただきました生地が届きました。

Ermenegildo Zegnaのフラッグシップ、TROFEO。

圧倒的な美しさをほこる、まさにSuper elegant。

ビジネスで最高にエレガントなスーツをといわれれば迷わずTROFEOをご提案します。

光沢だけでいえばシルクやサテンなども強い光沢の生地がありますが、その輝きがあまりにも強すぎてパーティーやフォーマルなどの特別な機会でしか着用しづらいです。

比べてTROFEOはウール特有の風合いの中での光沢の為、とても自然に見え、上品で嫌みがなく絶妙なバランスで完成された逸品だと思います。

素材も契約牧場のトロフィーを受賞した羊毛の上質な部分しか使用しない徹底ぶり。

TROFEOで仕立てたスーツは一目で分かるほどの存在感を発揮しています。

更に最高峰に位置する15milmil15もありますが、カシミアと同等の細さというあまりに繊細過ぎて着る人を選ぶ生地になるのでさすがにビジネスには推奨できません。

更に更に繊細な14milmil14はその細さからカシミアを混ぜたりして織らなければならず起毛感があり結局15milmil15より太くなってしまいます。

日常で着用するなかではやはりTROFEOなのではないでしょうか。

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私が持っているスーツやジャケットの生地の割合はイタリアとイギリスが半々です。

最近では昔に比べ国による織り方の違いも曖昧になってきましたが、繊細な織りが多いイタリアの生地でもしっかり織られたものが多い傾向です。

しかし、数回に1回は光沢があり繊細で艶やかなエレガントなスーツを着たくなります。

テンションが上がりまくりやる気がアップします。

自信がつきます。

所作が美しくなります。

パワーが集まります?

それがTROFEOであればいうことなしです。

 

 

 

 

毎年大活躍のフレスコスーツ

HPのブログに使用している写真がブラウザや入る場所によって表示されたり表示されなかったりする不具合が起こっています。

クリックしていただければ画像は表示されるのですが、エラーマークのような表示なっている場合があります。

同じGooglechromeでもスマホによって表示されなかったりといった感じです。

しかも同じ端末でも日によって変わることも。

プログラミングの仕事をしている知人に聞いても原因は分からず。

ご迷惑お掛けしていますが何卒ご容赦くださいませ。

 

 

 

 

 

お客様からオーダーいただいたフレスコ地のスーツが到着しました。

強く通気性が高く復元力が高い。

耐久性が高くあまり気にせず着られるのでとにかく使い勝手が良い。

写真を撮らせていただくのを忘れてしまいましたがライトグレーの無地です。

ライトグレーのスーツ、いいですよね。

靴もネクタイも合わせやすい。

おしゃれな方こそ選ばれやすい色。

私もお客様のスーツとそっくりのものを持ってますよ。

大大人気の4PLY。

中々馴染みませんがいい生地です(笑)

ちょうど今季初登場させたばかり。

やっとシワがついてきて徐々に雰囲気が出てきました。

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フレスコとは強撚糸を撚り合わせて1本の糸にした織りがざっくりと見えやすい生地のことでポーラとも呼ばれています。

スーツはもちろんスラックスだけでも本当におすすめ。

というよりもスラックスこそおすすめ。

蒸れて乾かないと雑菌が繁殖し臭いも出ますし生地も痛みむのでフレスコのような通気性の高い生地が使いやすいです。

リネンと合わせ夏必須ですね。

 

 

SUMMER SUIT “仮縫い”

数日前体調を崩してしまいました。

頭痛や目痛があり若干吐き気もある状態。

コロナの検査薬を常備しているのですぐ検査したところ陰性で一安心。

とりあえず葛根湯飲んで安静にしていたら翌日には治りましたが、多分寒い部屋で薄着でいたのでそのせいでしょうか。

寒暖差が大きく季節の変わり目は体調を崩しやすいので皆様も十分にお気をつけください。

 

 

 

 

仮縫いのお客様がご来店下さりました。

撮影にもご協力いただきありがとうございます。

夏に向けてのスーツなのでちょうどいい時期ですね。

ハウススタイルである柔らかく軽い仕立て。

裏地も付けず通気性も高いので6月から大活躍してくれると思います。

体型も大きく変わられていないので調整は少しですみました。

肩のいせ込みは多く取り本縫いで立体的に仕上げていきます。

少し話しは脱線しますがシャツの着こなしがかなり上手なお客様。

毎回選ばれる生地のセンスは抜群でこの日もシャツ1枚だけでも雰囲気があり「いい感じだなぁ」とずっと見ておりました(笑)

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背中の膨らみは腕を前に動かしやすくするためのものです。

クセの関係で腰部分のゆとりを少し取り前見頃の中胴部分を少し出しています。

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とてもきれいなシルエットのトラウザーズ。

ワタリ部分を取るか取らないかで5mmだけ取りましたがこれはシルエットの好みの問題でほとんど変わらない程度。

Bespokeというとスーツでも靴でも3度目から好みに近づいていくといわれていますが、パンツは前回初めて作っていただいた状態からほとんどいじりませんでした。

1回目ですでにいい感じで仕上がっていたのとお客様の体型の変化がほぼなかったおかげですね。

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夏前には完成予定です。

私もとても楽しみです。

着るだけで心が躍る。そう思っていただけるように、心を込めてお仕立ていたします。

 

 

 

貴方だけの本物のジュエリーを

鉱物が好きな友人がいるのですが地元におすすめな鉱物カフェがあるからと一緒に伺うことになりました。

鉱物というとダイヤモンドやエメラルド、クオーツなどもそうですね。

金や宝石は嫌いではありませんがパワーストーン的なものは特に興味がないので軽い気持ちだったのですがこれが本格的でとても素敵なお店でした。

 

伊丹にある鉱物カフェ、Mineral Muru(ミネラルムール)さん。

ご夫婦で経営されているテーブル席1つにカウンターだけの小さなお店で食事やカフェの他に鉱物を販売しジュエリー制作も承っているアットホームなお店です。

趣味を兼ねてカフェをされているのかな?と思っていましたがお話をお聞きするとそのような軽いレベルではありませんでした。

店長のご主人はプロの鉱物バイヤーで海外から取り寄せたりご自身で鉱物を探しに出かけたりその道のプロフェッショナル。

宝石などは偽物や粗悪品などあっても私達には分かりません。

しかしミネラルムールさんの取り扱う鉱物は圧倒的に信頼されていて、国立をはじめとした一流大学の教授や専門家など北海道から沖縄までたくさんの顧客がいます。

全国でイベントを開催されていて私が伺った数日後にも大きなイベントがあるとのことで毎日お忙しそうな感じでした。

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ミネラルムールの代表でもある奥様もすごい方でプロのデザイナーをされています。

ご自身の店のデザインだけでなく、レディースのアパレルデザインで百貨店から打診されたり、鉱物や宝石が出てくる「宝石商のメイド」という漫画があるのですがその漫画の宝石や鉱物の絵を実際に提供し掲載されています。

ちなみにその漫画の鉱物による知識の監修はご主人がされていました。

 

私が特に興味を持ったのはその奥様がデザインして作られるフルオーダーメイドのジュエリーです。

ジュエリーを制作するのはパリコレにも出店し数々の賞を受賞、国からも表彰された甲府の伝統工芸士「貴石彫刻オオヨリ」。

ここでしか作れないような日本屈指の技術を持ち、国際宝飾展や百貨店などの展示会では高い評価を受け、制作された商品は爆発的な人気を博しています。

代表がお客様と話し合いながらデザインし、プロ鉱物バイヤーの店長が目利きした宝石を用い、最高の技術で貴石彫刻オオヨリが仕上げる。

これほど贅沢で豪華なジュエリーはそうはないと思います。

 

実は紳士が唯一付けることが許されるといわれるシグネットリングを考えていたのですがどうも心に刺さるものがない。

どうせなら一生後悔しない本物をと思っていたのですがMineral Muruさんで話を聞いて「これは!」と思いました。

さり気なく誕生石を使用し自分だけの価値あるシグネットリングを作るのはどうか。

 

素材の値段によって価格も変わりますがプラチナやK18で20万~とのこと。

平均は25万以上からが相場なのでこれは驚くほど安いんですよ。

価格が安価なオーダーもたくさんありますが、元々パーツや型が用意されていて少し変形させ石をはめるのが多かったり質に問題があったり。

石とはピッタリ合うことはまずないので外れやすかったりするんです。

なぜこんなに安いのか聞いてみるとデザイン料をほぼ取っていないからとのこと。

お話ししていて地域や子供たちの為にイベントを開催したり、ほとんど利益度外視でされている感じだったのでちょっと心配でしたが(笑)

 

SPiCAでもオリジナルのシグネットリングを制作販売しましょうか。

最高級のスーツにも負けない一生受け継ぐことができるリングが作れるはずです。

 

 

ちなみにMineral Muruさんは食事やコーヒーにもこだわっていて、厳選された食材を取り寄せ、こだわって作ってもらったオリジナルのコーヒーを挽き立てで淹れてくれますよ。

ランチやカフェだけの利用でも満足できると思いますのでお近くに寄られた際はぜひご利用されてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

爽やか春ジャケット

お客様から「これと似た生地を探してほしい」と写真を見せていただきました。

ざらりとしたトロピカル系のドライな生地に若干変わったデザインのストライプ。

ビンテージっぽい柄です。

若干派手に見える大きめなストライプなど昔はよくありましたね。

最近は需要も少なく手に入りにくいのですが。

結構ビンテージの生地が好きな方はたくさんいらっしゃいます。

歴史を感じクラシックな装いに憧れる。

私も嫌いではないのですが、ビンテージと比較的新しい似た生地があれば多分新しく織られた生地を選ぶかも。

もし油分が抜けていれば生地が裂けてしまう可能性があるのですぐダメになってしまいます。

風合いは素晴らしいものが多いんですけどね。

 

 

 

 

 

 

日中は暖かい日差しが降り注ぎ過ごしやすい日が多くなってきました。

ジャケットが楽しい季節です。

昨日工房に行った際の着こなしにはBespokeのFOX JOURNEYのジャケットをチョイス。

先日のお客様のジャケットでもご紹介した生地ですが、通気性があり耐久性・復元力が高いのでとても使いやすいジャケットです。

3PLYのような生地感も今からの季節にピッタリで軽やかに魅せる春ジャケットといった印象を与えてくれます。

トラウザーズはBespokeで仕立てたVBCのカバートクロス。

こちらもいい生地ですね。

10ヵ月は着用できる。

カバートの耐久性とウールの高級感が合わさって、想像以上の汎用性の高さに驚きます。

BespokeのトラウザーズはMTMに比べ長時間履いた時の疲れやストレスが軽減されていると思います。

脱ぐことができず1日履くことになるパンツ選びはとても重要です。

シャツはMTMのグレーネイビー系。

デニムシャツと迷ったのですが気持ちドレス寄りに。

無気力のように立っているのはたまたま見たロロピアーナの広告を真似したのですが、モデルが違うとまったく違うものになります(笑)

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ジャケットを着るのが楽しい。

そしてジャケットを着こなしている人を見るのも楽しい。

街ではスーツ姿の人はいてもジャケットを着ている人は極々少数。

信用される、モテる、気合が入るといいことばかりですよ。

色々な柄がありますので気分に合わせて春ジャケットを楽しみましょう。