文字を書く時にたまたま置いてあったノベルティのサンプルで貰った安いボールペンを使用したのですがこれが驚くほど書きやすい。
書きやすいというか間違いなく文字がきれいに書けている。
書きくらべてみましたがやはり違いました。
普段仕事で使用している高級なボールペンよりもはるかにきれいな文字が書ける。
ペンの太さなのか芯の関係かインクの問題なのかは分かりません。
結局は値段ではなく自分に合っているかどうかなのでしょうね。
以前TVで自分だけの為に徹底的にこだわった万年筆を作ってくれる工房が紹介されていました。
一度作ってみたいですね。
スーツ離れが進み現在ではピーク時にくらべ2020年の販売着数で7割減っています。
しかも最近になってのスーツ需要の縮小が加速度的に進んでいるので、ちかいうちにピーク時に比べ1~2割ほどに減るでしょう。
少子高齢化のうえ、団塊の世代が定年で退職し若い世代がスーツを着ない、更に働き方改革によってスーツを着る人の方が少数派になるかもしれませんね。
私はスーツがかっこいいと思っていますし、深層心理に植え付ける服装の力を学んでいますので、例えこの仕事を辞めてもスーツを着続けますが。
先日ご来店下さった会社を経営されているお客様ですが、ご予約直後に他の経営者のお知り合いが立て続けに引退するとのご連絡をいただいたそうです。
普段でもたまにスーツは着用されるそうですが、経営者の集まりなどで着る機会が多かったスーツの需要が減るとのことで、スーツからジャケットのお仕立てに変更されました。
時代はスーツからジャケットへと移り変わるのかもしれませんね。
それはそれで大歓迎。
ジャケットスタイルはセンスが出るのでお洒落度アップにつながるでしょう。
本物の紳士が厳選されていくと思います。
お客様の着こなしを撮影させていただきました。
ジャケットは以前お仕立ていただいたLoro Pianaの生地を使用したもの。
ウールをベースにシルクやリネンが入った伸縮性もある動きやすくもエレガントな上質な生地です。
シャツはこちらも以前お仕立ていただいたMTMのAmerican Sea Island Cotton。
イタリア製ブラックデニムに皇室御用達メーカーのレザースニーカー。
ドレスとカジュアルの組み合わせがさすがですね。
かなり動きやすい服装ですがドレスの上品さが前面に出ていて清潔感と色気があります。
写真では外しておられますが胸Pに入れたサングラスがアクセントになっていて差し色とバランスを取っていました。
モダンでも好印象なスマートカジュアル。
普段から身だしなみに気をつけられ、マナーが必要なバーやレストランに頻繁に足を運ばれるだけはあります。
スーツの需要が減るといっても無くなることはないでしょう。
信頼感や威厳、誠実さを体現できる服装の大切さは歴史に裏付けされています。
しかし、着こなしの変化からジャケットスタイルを極めるのもいいかもしれません。
カジュアルとも合わせられますし色柄の目立つチェック柄などもジャケパンスタイルであればスマートに着こなしやすいです。
ジャケットは他のアイテムとのバランスが大切なので、ジャケットを仕立てる前にお持ちのパンツやシャツ、靴などを思い浮かべると選びやすいですよ。