来月のGWは基本休みませんが1日だけウクレレを聴きに行こうかと思っております。
公園で行う無料の小さなイベントです。
特段ウクレレに興味があるわけではありませんが自然の中でのんびりするのにうってつけです。
人混みの中は苦手なので癒されそうと。
自然を感じインスピレーションを高め仕事へと繋げていきます。
現在当店で取り扱っているオーダーシャツは一流テーラーやブランドにも選ばれているほどクオリティも高く大変満足しているのですが、更に上を目指し本場にも負けない本格的なシャツを作れないかと考えていました。
そして今回遂に完成しました。
熟練の職人によるハンドメイドを取り入れた最高級のシャツです。
袖付けや襟カット、釦ホール、ステッチなどをハンドメイドで行い、耐久性が必要な脇線やカフス取り付けなどはマシンメイドで行っています。
素材はシワになりくい加工を施したピュアリネンです。
特に重要な袖付けをハンドメイドで。
もちろん高級シャツの代名詞オフセットスリーブです。
前振りの袖の為腕が動かしやすく着心地も向上し快適さを感じます。
細かな部分ですが釦ホールも素朴な感じでいいですね。
背中のこの色気。
雰囲気がエレガントすぎませんか。
ギャザー仕様ですと肩、カフス、背中にギャザーが入ります。
もちろん通常パターンでのお仕立ても可能。
ハンドメイドの特徴とはなんでしょうか。
しなりや着心地の良さ?
もちろんそれもあります。
ただイタリアを代表する超高級シャツメーカーのレディメイドシャツは平均7万以上の価格にもかかわらずマシンメイドです。
日本で一番有名なカミチェリアのオーダーシャツもマシンメイドですね。
しかし着心地は文句なく素晴らしい。
現在は技術も発達してマシンメイドでも素晴らしいクオリティのシャツが仕立てられる為、わざわざ手間のかかるハンドメイドのシャツを作らないのです。
ではハンドメイドでシャツを仕立てる意味は?
イタリアにハンドメイドでシャツを仕立てる創業70年近くになる老舗シャツメーカーがあります。
そのCEOの「ハンドメイドの衣服には独特の味があります」という言葉がすべてを物語っているように感じます。
今回仕上がったシャツもハンドで襟をカットしているため近くでよく見るときれいな直線ではありません。
これが間違いなく良い。
全体的に温かみがあり柔らかく味のある雰囲気こそハンドメイドシャツの醍醐味だと思います。
第二の皮膚といわれるシャツ。
だからこそ本物を着たい。
誰にも気づかれないかもしれませんが、本物を選んでいる人はこのような部分にこそこだわりを持ちます。
今はまだ本格的にスタートしていないので白無地しか用意しておりませんが生地も増やしていきたいと思っています。
価格は¥33000~と破格。
シャツにこそこだわりを持つ本物の紳士にぜひともおすすめしたい逸品です。