今日の日中は暑かったですね。
遅くなったランチは江坂公園近くのインド料理のパリワールさんへ。
暑くなると無性にカレーが食べたくなります。
街のサラリーマンもすでにクールビズ仕様なのかネクタイをしている人をほとんど見かけませんでした。
私はもちろんタイドアップです。
職人に作ってもらったフレスコ地のネクタイをチョイス。
これがいい感じ。
上質なネクタイはテンションが上がります。
5月になれば9割以上の方がノータイになるでしょう。
いいと思います。
汗でシャツの襟が傷みますし熱中症になったら困ります。
それにライバルが減るじゃないですか(笑)
お客様からオーダーいただきました生地が届きました。
Ermenegildo Zegnaのフラッグシップ、TROFEO。
圧倒的な美しさをほこる、まさにSuper elegant。
ビジネスで最高にエレガントなスーツをといわれれば迷わずTROFEOをご提案します。
光沢だけでいえばシルクやサテンなども強い光沢の生地がありますが、その輝きがあまりにも強すぎてパーティーやフォーマルなどの特別な機会でしか着用しづらいです。
比べてTROFEOはウール特有の風合いの中での光沢の為、とても自然に見え、上品で嫌みがなく絶妙なバランスで完成された逸品だと思います。
素材も契約牧場のトロフィーを受賞した羊毛の上質な部分しか使用しない徹底ぶり。
TROFEOで仕立てたスーツは一目で分かるほどの存在感を発揮しています。
更に最高峰に位置する15milmil15もありますが、カシミアと同等の細さというあまりに繊細過ぎて着る人を選ぶ生地になるのでさすがにビジネスには推奨できません。
更に更に繊細な14milmil14はその細さからカシミアを混ぜたりして織らなければならず起毛感があり結局15milmil15より太くなってしまいます。
日常で着用するなかではやはりTROFEOなのではないでしょうか。
私が持っているスーツやジャケットの生地の割合はイタリアとイギリスが半々です。
最近では昔に比べ国による織り方の違いも曖昧になってきましたが、繊細な織りが多いイタリアの生地でもしっかり織られたものが多い傾向です。
しかし、数回に1回は光沢があり繊細で艶やかなエレガントなスーツを着たくなります。
テンションが上がりまくりやる気がアップします。
自信がつきます。
所作が美しくなります。
パワーが集まります?
それがTROFEOであればいうことなしです。