リネンスーツ納品

プロ野球の交流戦が始まり楽しくTV観戦しています。

子供の頃はインターネットもなく選手名鑑やカードゲームくらいしか情報がなかったので他リーグの球団や選手の事をあまり知りませんでしたが、今は色々な情報があるので楽しさが倍増です。

球場へも小学生低学年以来足を運んでいませんが、久々に近くの球場へ(甲子園や京セラドームになるのでしょうか?)野球観戦に出かけてみたいですね。

 

 

 

先日アップさせていただいたBespokeリネンスーツの納品にご来店いただきました。

ものすごくいい味が出ています。

街を見渡してもこれだけさらりと着こなしをしている方をそうは見かけません。

少し離れるとシンプルなネイビースーツにみえますが麻特有の風合いが全体の雰囲気として表れています。

着こなしがある程度自由な職場であれば普通のスーツと変わらずご着用いただけるのではないでしょうか。

いつもより前の釦位置を下げVラインを大きくスッキリとさせ夏に適した印象にしたのも麻の素材感と合いますね。

裏地を抜き副資材を減らした軽く涼しい仕立てですが、周りに暑苦しく見せない配慮も紳士の嗜みです。

パッと見は多少固く野暮ったい印象がありますが、着る度に柔らかくなりとても動きやすくなります。

シワが入り繊維が縮みフィット感も増していき、徐々に自分に合ったリネンスーツが完成していきます。

ステッチなどに入るシワも楽しみです。

シワを気にして頻繁にアイロンをかける方もいらっしゃいますが基本的にはそこまでかけなくても問題ありません。

本来シワを楽しむものですし、もしどうしても気になる箇所があれば霧吹きをかけてあて布をしてある程度きれいなれば。くらいで十分です。

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一流は上質な素材を楽しむと言いますが、素材によっては手入れやケアが欠かせません。

それ故に着こなしている方はオーラといいますか一目見ただけでまわりとは違う印象に見えます。

当然所作も変わってきます。

リネンもウールとは扱い方が多少は異なりますが、夏に最適なおすすめしたい最高の素材ですよ。

ぜひお試しください。

 

インスタグラムでも動画をアップしておりますので、お時間のある方は是非ご覧になってください。

 

 

 

 

夏の最強!!リネンスーツ

お客様のBespokeスーツが仕上がりました。

ネイビー無地のリネンスーツ。

生地はサヴィル・ロウのテーラーには欠かせない信頼のW.Billのピュアリネン。

ミルはアイリッシュリネンの代名詞ともいわれるSPENCE BRYSON。

まさに王室でも愛用される最高級リネンですね。

 

Bespokeスーツですが夏に特化させるため裏地や副資材などを徹底的に省いたシャツジャケット仕立てに。

その為目付け380gあるにもかかわらずものすごく軽く着心地は抜群です。

通気性が高く吸湿性、速乾性があり抗菌性もある天然素材。

まさに夏の最強スーツといえるのではないでしょうか。

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表情や風合いが素晴らしすぎますね。

コットンスーツもそうですが特有のシワは色気を感じ魅力があります。

着る度にシワが入り雰囲気も出てきますが、馴染むのにかなりの時間がかかる4PLYなどとは違いひと夏でも馴染みはじめます。

徐々に色が落ちていくのですが上質なリネンは発色やその変化もとてもきれいで数年経った生地はその人だけの味を楽しむことができます。

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お客様とのお話でもありましたが、最近は暑い時期と寒い時期が長くちょうどいい季節が少なくなってきている印象です。

であれば、その季節に特化した素材を用いたスーツを増やした方が体の負担を減らし快適に過ごせます。

何より素材感のあるスーツはかっこいいではないですか。

リネンスーツのように。

 

 

 

 

ライダー必見!!特注サイクリングジャケット

朝晩は過ごしやすいのですが日中は暑いですね。

お客様をお迎えにあがったとき、汗が噴き出るほどではなかったのですが滲み出る感じ。

まだ湿度がそこまで高くないので個人的には快適と思えるほどですけどね。

昨日も買出しのついでにローズフェアを開催中とのことで散歩がてら万博に寄りました。

雲ひとつない陽気で直射日光が暑い。

これで気温と湿度が高くなるとまさに日本の夏!といった感じで厳しさを感じるのでしょう。

 

 

万博にはバイクで向かったので、Bespokeのスポーツジャケット、MTMのエミネントコットンスラックス、MTMシャンブレーシャツと動きやすく汚れにも強い着こなしを選択。

スポーツジャケット、これがバイク乗りにはかなり重宝します※腰右Pのフラップがマスクを直した際に直せていないのはご了承ください

マチのあるフラップパッチポケット、袖口はアジャストボタンとスポーティーな要素を取り入れてはいますが、見た感じでは普通のテーラードジャケット。

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しかしバイクに乗るときは前を閉めることでマオカラーのようなサイクリングジャケットに早変わりします。

首元まで閉められるのでバイクや自転車に乗るときに風を防ぐことができます。

このジャケットの生地はリネンシルク混なので今からの時期に最適ですが、コーデュロイやツイードなど厚手の生地にすれば寒くなってくる秋以降に活躍してくれますよ。

もちろん寒いときに普通に前を閉めて着ても問題ありません(笑)

後ろがラグランスリーブのスプリットラグランなので腕の動かしやすさも抜群です。

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Bespoke Sports Jacket

160,000+tax~(176,000~)

 

 

 

選ばれた者のみが手にすることができる 神の繊維 “ビキューナ”

世界一高級な生地はなんでしょうか。

服を知るひとであれば真っ先にあがる名はこちらではないでしょうか。

神の繊維“ビキューナ” Vicuna

 

標高4,000mを超えるアンデス山脈に生息するビキューナ。

かつてのインカ帝国時代にはビキューナを大切に保護し、その毛は皇帝に献上され王族の衣装としてのみ用いることを許されていたという記述があり、まさに選ばれた者にしか着ることを許されなかったということが分かります。

その後インカ帝国が滅びるとその最上級の毛を狙い乱獲が行われ200万頭いた生息数は1万頭以下にまで数を減らしました。

長く絶滅危惧種に指定されていて、現在はワシントン条約の厳しい保護の下、ペルー政府も自然保護区を設立・原毛の販売禁止などを行い、WWFをはじめとした組織も保護に参加したことで少しずつですが数を増やしています。

インカ帝国時代に行われていたという伝統的なチャクという囲い込みの技法が復活し生きたまま毛を借ることが可能になりごく少量ですが保護のもとで商業利用が認められます。

ビキューナにストレスや負担を与えないように1回の刈り取りは10分以内5分ほどと迅速に行わなければいけません。

しかも1回で刈り取れるのは1頭あたり200g~300g程と極々少量でオーバーコート1着に30頭以上の毛を必要とします。

更にすべてのビキューナは個体が識別できるようチェックがつけられていて2年でたった1回しか刈り取ることができません。

それゆえに「神の繊維」「繊維の宝石」「服のフェラーリ」と称られるほど希少で高額になっているのです。

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その品質は世界最高級といえるほど素晴らしいもの。

4000m以上の山脈となると1日のうちに真夏では日中20℃に対し夜はマイナス8℃ほどにもなり、紫外線の影響も地上より大きい過酷な場所です。

その環境に耐えうる毛は獣毛繊維中最も繊細といわれ、長さにおいて約30mm程の長繊維でありながらなんと直径10μ~14μ(ミクロン)。

カシミヤ14~16μ、ウール20~30μですからいかに細いかが分かります。

「美しい光沢を放ち、カシミヤ以上に柔らかく滑らかな手触り、そしてカシミヤ以上に軽く極寒にも耐えうる抜群の保温性を兼ね備える高級素材。」それがビキューナなのです。

 

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EXTREME VICUNA “PURE FINEST VICUNA”

すべてに保証書がつきメーカーにより厳重に保管されているビキューナの生地はオーダーいただいてから空輸での取り寄せにおよそ1か月半~2か月程かかります。

カシミヤなどで仮縫いを行い、熟練の職人のみが丸縫いで仕立てることになると思いますので、仕上がりも通常の3倍はかかります。

SPiCAでのオーダー価格はコート1着で約400万円+taxほど※その時の状況によって大きく変化することがあります

ちなみに以前知り合いが働いていた百貨店でのオーダーは1着およそ600万円+tax、高級ブランドのビキューナのスーツも600万円以上での販売でした。

 

 

一部の選ばれた人のみが手にすることができる “神の繊維” ビキューナ。

ご興味のある方はお問い合わせください。

 

 

 

 

PURE COTTONS

本日はご新規のお客様からコットンスーツのオーダーをいただきました。

たくさん用意した生地の中からバンチを見て即座に選ばれたのはBrisbane moss。

かなりオーダー慣れされているお客様ですが、Brisbane mossを選ばれるあたり分かっていらっしゃるなと(笑)

ここ10年前くらいからイタリアを中心としたストレッチ系のコットンが大人気です。

もちろんイタリアの繊細さがあり色気のある生地も素晴らしいですし私も何着も持っているのですが、クラシカルでありながら古くさくなくどこかカントリーチックな雰囲気を持つ英国の生地は昔から玄人の方に好まれることが多い間違いのない生地ですので。

コストパフォーマンスの高さも魅力ですね。

Brisbane mossはコーデュロイやモールスキンなど含めコットン素材に関しては信頼の厚い老舗メーカーなので間違いなく素晴らしいスーツに仕上がると思います。

他にもW.BillやMERSOLAIRもおすすめですよ。

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着こなしのセンスを高めるには色々なファッションを楽しむことだと思います。

今回お客様とお話しさせていただいて、ドレスだけでなくミリタリー、カジュアル、アメトラetc様々なファッションを、しかもプロ顔負けレベルに楽しまれていました。

ひとつの着こなしにこだわるのもいいのですが、全く違うファッションを経験することで新たな感性が生まれたり着こなしの幅が広がって、より一層服を楽しむことができます。

私も現在はドレス系が7割ですがもちろんブルゾンやパーカー、デニムetcカジュアルも普通に楽しんでいます。

学生の頃はストリート系もハイブランドも経験しましたがそれも今になって活きているのだと思います。

スーツも同じで当たり障りなく同じ雰囲気のものを選ぶのもいいですが、ちょっといつもと違った嗜好を取り入れてもいいですね。

新鮮な気持ちになりますよ。

 

 

 

ウール以上に使いやすい?コットンジャケット

先日開店直後のBarista Mapさんにコーヒーを飲みに行ったのですが、すでにたくさんの海外の方がいらっしゃいました。

その後1時間くらいで外国人の方だけでも30人くらいは来店されてまさにその場所だけ海外のよう(笑)

たまたまインドネシアの方とお話しさせていただいたのですが、世界チャンピオンであり世界大会の審査員も務めるShinsakuさんは海外でもものすごく人気で憧れの的。

海外からわざわざBarista Mapのスクールに通う方もいるくらいです。

そこでShinsakuさんと話していたのが日本文化のポテンシャルの高さ。

私もそれは深く感じています。

コーヒーもスーツも元は海外のものではありますが日本文化との融合により更に素晴らしいものができあがります。

デザインや技術、味覚などそれは様々。

私は今裏地に和のものを取り入れたいと思っています。

威厳の中に趣や風情を感じられるはずです。

 

 

 

 

 

 

お客様のネイビージャケットが仕上がりました。

ウールの紺ジャケをヘビーローテで着ていらっしゃったのですが、少し傷んできたので今のうちにかわりをと今回選ばれたのはコットンジャケットです。

これは使いやすいですね。

真夏と真冬を除いて長いシーズン活躍してくれます。

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何度見てもシワ感がいいですね。

着るほどにシワが入り雰囲気が出てきます。

コットン特有の表情のおかげかオンオフ使用可能でとにかく汎用性が高い。

それほど厳しくない職場であれば普通にワイシャツにネクタイを合わせてもいいですし、TシャツとスニーカーのようなカジュアルスタイルだってOK。

ウールのように柔らかくはありませんが着心地は良くハリがあるのでとても映えます。

スーツ離れが進んでいますがコットンスーツに換えると着こなしのアイテムや幅が大きく広がるので是非お試しいただきたいと思います。

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今回は繊細で光沢感があるイタリアの生地ですが、しっかりとしたクラシックやカントリーな風合いが多い英国生地も人気。

動きやすさに直結するウレタン系素材を数パーセント入れたものかどうかでも選び方が変わるところ。

ウールであれば気後れしてしまいそうなカラーでもコットンであれば着やすくなるので普段着ないような色にチャレンジしてみてもいいですね。

イタリアではピンクのような明るい色を着こなす人もいますし、女性なら淡いスカイブルーだって普通に人気。

センスの見せ所ですね。

 

 

 

A/Wより大幅な価格改正

私はゴルフをしないのでゴルフ選手もあまり詳しくないのですが、先日行われた米男子ゴルフ。

その大会で素晴らしい成績で終えた海外選手のスーツを以前うちの職人が請け負いました。

技術やセンスを理解してくれるのが嬉しい。

当たり前ですが驚くほどお忙しいみたいですね。

自分もゴルフを始めてみようかな。

ルールすらよく分かっていませんが。

 

 

 

 

 

沖縄地方も梅雨入りし、夏が来たかのような暑さが続きます。

そんな中業界は秋冬を考える時期に入り、私も早速A/Wの展示会に足を運びました。

 

今回驚いたのが生地価格の値段。

驚くほど上がっています。

数年前から少しずつ上がってはいたのですが一気にきた感じ。

今までは企業やお店が経費削減や利益を減らすことで価格を抑えてきましたが、円安は進みあらゆるコストは上がりもう限界を超えた感じですね。

イギリス生地も値上がりはありますがイタリアの生地が大幅アップとなります。

例えば世界一の人気とコストパフォーマンスを誇るといっていいVITALE BARBERIS CANONICO。

そのVBCは1.5倍以上も仕入れ価格が上昇しました。

王道中の王道であるPERENNIALやFLANNELシリーズは約1万円の値上げになり上位シリーズは更にアップします。

これでも利益率は下がっているので厳しいですね。

もちろん、Ermenegildo ZegnaやLoro Pianaをはじめほぼすべての生地が値上がりしています。

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在庫が残っているものがあれば今のうちにお仕立ていただいた方がいいかもしれません。

在庫分は現在の値段になりますので結構な差が出ると思います。

元々VBCに関してはBespokeにも使用されるほどハイクオリティなのに値段があまりにも安すぎたと思うので、やっと価値に見合ってきたというべきなのかもしれませんが、ファンの皆様にとっては痛いところですね。

世界最高峰のFOX BROTHERSもかなり価格が上がりますので、今のうちに生地を確保しておくことをおすすめします。

 

以前取引先の方と、「昔なら貴族や王族、セレブしか着られなかったようなスーツを、現在ではグローバル化が起こり工場化が進み技術も驚くほど進化することにより、自分たちのような立場でも上質なスーツを着られるようになった。ありがたいことだね。」なんて話していたのですが・・・しばらくは上質なスーツを着ることができる人は限られてくるのでしょうか。

いやいや、今は景気の転換点でこれから日本も賃金が上がり、最高の技術を持って世界に打って出て、更なる奇跡をおこし経済発展していくんですよ。

そう信じています。

 

 

 

 

ノーカラー・レディーススーツ

スターバックスでオリーブオイルを使ったオリアートというコーヒーが販売されていました。

本当に合うのだろうか?と半信半疑で飲んだのですがこれがとても美味しい。

個人的にオリーブオイルが好きで家でもサラダやカルパッチョ等頻繁に使っているからかもしれませんが見事にマッチしていました。

コーヒーなのにオリーブオイルの味をしっかりと感じることができる。

次回からリザーブコーヒーかオリアートか悩みそうです。

 

 

 

 

 

お客様のスーツが仕上がりました。

レディーススーツです。

今回選ばれたのは大人気のノーカラーのスーツ。

襟がついていない為とてもすっきりと見えてスタイリッシュ。

上品で大人の余裕を感じるシルエットです。

カジュアルに着こなすこともできますが礼服などにも選ばれ汎用性の高さも魅力です。

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生地はSMITH WOOLLENSのABACUS

ドライで肉厚なトロピカルといった質感で、英国生地らしく仕立て映えする世界のエグゼクティブに愛される生地です。

クラシックなグレンチェックは当店でも一番人気。

もちろん私も特に好きな柄。

レディーススーツだと華やかさが感じられますね。

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スーツ離れが顕著に表れている昨今。

しかし、女性のオーダースーツは増えてきているというデータもあります。

管理職やエグゼクティブ層の女性が増えてきている背景があり、元々男性より服装に気を遣う人が多いからでしょう。

仕事着のカジュアル化が進むからこそ正統派のスーツを着たい人もいらっしゃいます。

服装はその人の内面を表すもの。

女性の役員比率が上がりレディースオーダースーツ人気が伸びることは、業界にとっても嬉しいばかりです。

 

 

 

ふじやま織

バタバタと忙しい日が続いていたのですが、2日間ほど仕事も用事も入っていない日ができたので急遽友人とキャンプに行ってきました。

琵琶湖のキャンプ場ですが、そこそこの人がいたものの皆さんマナーが良く静かでのんびりと自然を満喫できました。

ちなみにキャンプといっても快適とはいえないものです。

周りを見れば大きな最新のテントや立派なタープ、魚をさばいたり豪華な料理を堪能しているようなキャンプ通な方ばかり。

比べて私は元々バイク(しかもスーパースポーツ)でのソロキャンパー。

荷物は極限まで減らし自然のものさえも利用する質素なキャンプです。

今回は友人の車で来たとはいえ元々持っている道具は同じなので周りから見れば極貧キャンプに見えたでしょう(笑)

でもそれがいいんです。

省エネ人間なので。

ですがなぜかLEDランタンだけは3つ持っていきます。

 

 

 

 

 

裏地にとてもこだわりを持つお客様のスーツが仕上がりました。

着ているときは見えなくてもちらりとセンスがのぞきます。

選ばれたのは王道のペイズリー。

以前も黄色のペイズリーを選ばれていて、今回は2着を赤と青の色違いで揃えられました。

キュプラ裏地の中でも高級ふじやま織。

糸から染める先染めなので上質感があり玉虫色効果を楽しむことができます。

キュプラといえば柔らかく耐久性が気になるかもしれませんが、このふじやま織の生地はしっかりとした厚手の生地でペラペラした安っぽい生地感ではありません。

もちろん吸湿性が高くなめらかで静電気も起きにくいです。

発色もとてもきれいですね。

日本の技術を感じます。

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ジャガードの柄が浮かびあがり存在感はあるのにもかかわらずいやらしさがない。

何度も見たくなるような美しさです。

安いものではありませんが細部にこだわりを持つことでセンスが更に磨かれていきます。

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ペイズリーのジャガードはどちらかというとシンプルな柄ではありますが、イタリアの一流サルトや日本のトップテーラーでも裏地にこだわりを持つことろが増えてきていますね。

一面鮮やかに花が咲き乱れた柄であったりポップアートのデザインであったり、はたまたドクロであったり(笑)

私も裏地はずっと無地ばかりでしたが色々な柄の高級裏地を試そうと思っています。

今一番気になっているのは紅葉(もみじ)の柄。

日本の四季の美しさが表現されています。

日本をイメージできる柄で揃えていこうと考えています。

 

 

 

 

季節を先取る

庭に草木が多いので夏になると大量に蚊が発生します。

もちろん家の中にも入ってきますが外に出ると100%確実に刺されます。

そこで蚊が嫌うハーブ系の植物を植えようとレモンバームの種を買ってきたのですが本当に効果があるのでしょうか?

昔ホームセンターでキャンプ用の虫よけキャンドルというものを購入したことがあります。

「虫が嫌がるハーブの香り」なんてキャッチフレーズでしたが。

実際にキャンプで使用すると・・・そのキャンドルに虫が寄ってきましたけどね。

 

 

 

 

 

GWが過ぎ、すでにクールビズに移行されている方もいらっしゃいますが朝晩は気温が下がるので温度差で体調を崩さないように気をつけてください。

日中はかなり気温が上がる日も多く暑いくらいで、私も夏用のスーツをいくつか用意しました。

Ermenegildo ZegnaのCOOL EFFECT。

まだメインでは早いですが日中だけ外に出る場合にはちょうどいい感じです。

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太陽光を反射する加工を施しているのでスーツに熱がこもらず体感温度を下げてくれる夏の定番生地。

サラリとした生地感で肌に触れる部分はひんやり感があり暑い夏もとても快適に過ごすことができます。

明るめの色が人気でライトグレーにブルーネイビーも人気です。

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まだまだ春物がおすすめですがオーダーの世界ではすでに夏生地が主役。

リネンスーツなどもたくさんオーダーをいただいております。

仕上がる時期も考えオーダーはお早めに。

ジャケットを着ない方でもリネンパンツやリネンシャツはかなり快適でおすすめですよ。

最近はエコを考えヘンプも人気なのでぜひ。