春夏は明るめの生地で

田坂広志氏の著書「運気を磨く」の中で、ただ単にポジティブに思っているだけではいけない。というものがありました。

無理にポジティブに思おうとすると深層心理では逆にも捉えてしまうからというもの。

なんとなく分かるような気もします。

ではどうするのかというと、そのひとつはめちゃくちゃざっくりですが自然を思い切り感じること。

ただ自然を楽しむというわけではないのですが、これもなんとなく分かるような気もします。

自然と人はある意味一部のようなものですから。

そして、ずっと延期になっていたキャンプを計画をしたのですがまた雨のマークが。

ちなみに去年から4回連続雨天中止になっています。

これは雨を全身で受け止めろという天からのサインなでしょうか?

いや風邪をひきますし、なにより雨の中での設営撤収は心が折れるのでできればやりたくないです。

 

 

 

 

Ermenegildo ZegnaのTraveller。

お客様のご注文の生地ですが人気だけあっていい生地ですね。

トラベラーという名のとおり旅行や出張にも最適なシワになりにくい復元性の高い生地。

英国生地と同じ双糸で織られているので高い耐久性が魅力です。

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今季一押しのシャークスキン。

2色の糸を使用しているため無地なのに奥行きがあります。

そしてこの優美な光沢。

シャークスキンの特徴でもありますが、繊細な生地を扱わせたら世界でもトップクラスのゼニアの技術だからこその精密な織りからなる表情。

美しいですね。

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Travellerのシャークスキンのミディアムグレーとこのライトグレーで迷われていました。

一般的にグレーの中ではミディアムグレーを選ばれる方が多いです。

もちろんどの色も間違いなく素晴らしいスーツに仕上がります。

しかし、シャークスキンといえば明るめのグレーが真っ先に思い浮かびます。

暑い日本の夏で涼しげで清涼感も抜群。

昔はライトグレーの生地は「年寄りっぽい」「膨張色」などと避けられる方も多かったです。

いやいや、洗練された男こそが着るクラシカルなスーツではないでしょうか。

私も持っているグレーはライトなカラーが中心。

これからの季節こそ実力を発揮できますよ。