BLOG

サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

イメージチェンジ

 

ネクタイの発注したかったのですがいい柄がないので今期はあきらめました。

買い足したかったのですが少しでも納得できないところがある柄はたとえそれがどれだけ安くてもいりません。

そういえば先日ご来店のお客様も今日お会いしたお客様もネクタイの話をされていました。

今だからこそお洒落な人はネクタイをするんです。

こだわるんです。

まさにその通り。

シャツにこだわる方はハイセンスな方が多い。

ネクタイにこだわる方は更にハイセンスな方が多い。

神は細部に宿ります。

 

 

 

 

 

お客様から、以前オーダーしたデニムのグルカパンツの釦をジーンズ用のボタンに替えて欲しいとご依頼がありました。

はじめに付いていた水牛釦から真鍮の釦へ付け替えていきます。

一気にイメージが変わります。

落ち着いた印象からジーンズ特有の丈夫でカジュアルな印象に。

ヴィンテージ調のゴールドやブラックの釦もありましたが明るめのインディゴにシルバーが合っていますね。

9か所かえて¥6600ほどでできました。

DSC_0983

 

他にもパンツがダメになり余った紺ジャケを金釦に替え紺ブレにしたり、シャツの釦を木の釦に替えたりとご依頼があります。

ちょっとした工夫で色々楽しむことができますね。

捨てるのではなくリメイクでまた活用することもサステナビリティのひとつです。

 

 

 

 

 

貫禄のグレー

江坂の日本酒居酒屋“酒友”が移転の為閉店されるとのことで急遽友人と時間を合わせて伺いました。

4月に東三国に新装オープンとのことですが東三国は電車も利用しないといけないので今までのように簡単には行けないのが残念です。

店主はかなりクセがありますが(笑)、日本酒の数と品質、知識だけは日本屈指です。

勉強会の為に月に二回有名酒蔵がくるほどのお店。

十四代や新政など有名になる前からずっと仕入れていたので今でも常備できるんですね。

日本酒に入っている乳酸やリンゴ酸、クエン酸などの成分が重要で料理とペアリングするにはこの知識が必須。

奥が深い。

 

 

 

 

 

お客様のスーツが仕上がりました。

生地はH.LESSER & SONS。

チャールズ国王はじめ世界中の王室やセレブに愛されるだけあり格調の高さがみてとれます。

シンプルで控えめでありながら最高級のクオリティ。

軽い着心地なのに丁寧な打ち込みでとても仕立て映えします。

カラーはベーシックの中でもネイビーと並び王道中の王道であるグレーソリッド。

やはり貫禄がありますね。

品位があり、落ち着きを感じ、慌てずどっしりと構える大人の男を印象付ける色。

まさに貫禄のグレー。

“シンプルこそ上質なものを”という声を地で行くスーツです。

1

 

大人であれば必ず用意しておきたいネイビーとグレーのスーツ。

スーツ自体は前に出ず着る人を引き出してくれます。

たまに「グレーが似合わないから」という声を聞きますがそのようなことはないと思います。

着慣れていない、見慣れていないだけだと思います。

好き嫌いは自由なので無理して着る必要はありませんがやはり上質でシンプルなグレースーツはおすすめですよ。

 

 

 

 

 

春からのサファリシャツ

昨日たまたまつけていたTVで現在のアメリカ・テキサス州について報道されていました。

テキサスといえばカウボーイのイメージがあり、本を読んでもカウボーイやらガンマンやらサボテンやらがよく出てきます。

現在はベンチャー企業が集まるアメリカ有数の近代都市で、古きテキサスに関するものは観光施設であるくらい。

日本の観光地でも同じですし当たり前のことですが。

想像の何倍も変化が早い時代を生きていて常にアンテナを張っておかないと時代にとり残されるのだなと実感しました。

無理についていかずのんびり生活するのも幸せのひとつですが好奇心が旺盛な自分なのでできれば経験を増やしたい。

そして歴史ある伝統技術と最新技術を組み合わせてもっと素晴らしいものができないかと思います。

技術の発達で便利になり楽を追求するような時代ですが、マナーなど人格を高めるものはめんどくさいと思えるものの中にもありますしね。

 

 

 

 

 

最近また冷え込んでいましたね。

先日は仕舞おうと思っていたFOXのフランネルを引っ張り出しカシミヤコートのフル装備で仕事に出たぐらい。

来週から一気に気温が上がるみたいなので三寒四温も終わりそろそろ本格的な春の陽気が訪れそうです。

春スーツも仕上がってきていますが春から初夏にかけて重宝するサファリシャツのお問い合わせも増えてきました。

シャツ生地なので春秋だけでなくキャンプや夏の山などでも使い勝手がいいです。

暑くなるにつれて薄着になりセンスが問われますがファッショニスタのマストアイテムのサファリなら間違いありませんね。

1

 

サファリシャツであれば気軽に羽織ることができますが、他にも高級イタリアブランドが展開するようなウールやリネンを使用したサファリ風テーラージャケットのオーダーも可能。

ハンドラインであればディティールにこだわったクラシカルで本格的なサファリジャケットも作成可能です。

これからの時期おすすめですよ。

 

 

 

 

人と自然に優しいコットン

洗練され心地よい空間にいることは精神的にもとてもよい影響を与えます。

掃除がされず乱雑な部屋よりも、手入れが行き届いて好きなものが溢れている部屋の方が精神が落ち着きます。

おしゃれなカフェやリゾートホテルなどの椅子に座っていると気分がいいですしね。

同じく上質なものに囲まれていると背筋が伸びたように感じ深層心理に働きかけ自信がつきます。

直接肌にまとうシャツならば尚の事。

自律神経にも関わるので妥協したくないアイテムです。

 

Incentive Fairのシャツがたくさん仕上がってきました。

上質な生地がたくさん。

見ているだけで気分ががります。

今日一番多く届いたのはAMERICAN SEA ISLAND COTTON。

最高級だけあってやはりいいですね。

シンプルですが、いえシンプルだからこそ素材の良さが見て取れます。

AMERICAN SEA ISLAND COTTONのシャツには必ず付いているホログラムの札。

ちなみにロゴはこの土地の澄んだ空と山々を背景にする綿花畑をイメージしています。

DSC_0939 (2)

 

AMERICAN SEA ISLAND COTTONはサステナビリティへのこだわりがすごいです。

水の使用、エネルギーの使用、温室効果ガスの排出量、土壌保全、土壌炭素、土地利用という6つのサステナビリティに基づいて構築されていて、水や温室効果ガスを従来の何分の1にまで削減してきました。

織りあがった生地はシルクのような艶感。

カシミヤのような肌触り。

高い吸湿性と放出性。

油分を多く含んだしっとり感。

最高級の品質でありながら人と自然に優しい綿花なのです。

 

 

ただ単に名前だけで有名なブランドを選ぶだけか、品質を求めるかは全然違います※ブランドが悪いわけではありません

品質求める方はマナーを嗜み自然や人に優しい人が多い気がします。

背景を知っているから?

とりあえず身だしなみを見れば分かりますね。

 

 

 

シャツの贅を極める

先日ご来店下さったご新規のお客様。

今まで特段スーツが必要というお仕事ではありませんでしたが身だしなみを考えてのご相談でした。

色々お話しさせていただきとても共感できたのが嬉しかったです。

マナーや礼儀をわきまえるからこそ、身だしなみを整えたいというお考え。

まさに私も同じでスーツをかっこよく着たいという思いはありますが、身だしなみは礼節を知り所作を美しくすることと繋がっていると思っています。

愚痴になってしまいますが先日少し混んでいる電車で立っていたときに前に座っていた女性の知り合いらしき中年の男性が途中駅で乗り込んできて私と隣に立っていた男性を強引に押しのけて女性と喋りはじめました。

その人は超高級腕時計に高級ブランドのコート。

しかし髪はボサボサで鞄はくたびれ靴は傷だらけでケアもされていない。

いくら高級ブランドを身につけていても中身がともなっていないと信頼は生まれません。

私の経験上、細かなところも手を抜くことなく身だしなみを整えている方でマナー違反をしている人を見たことはほとんどありません。

お客様でも本当にオシャレだなと思う方は例外なく気遣いができて信頼できる方ばかりです。

その人の服装を見ればどのような人なのかすぐに分かります。

 

 

 

 

 

大手企業にシャツ生地を卸しているメーカーへ足を運びました。

普段シャツをお願いしているメーカーではないのですが世界三大綿など上質なシャツ生地をとりあえず数着分ほど。

バンチでも十分なのになぜわざわざ生地を手に入れに行ったのか。

今のオーダーシャツでも十分高品質で満足しているのですが、更に高品質なシャツをご提供できるように準備を進めています。

ハンドメイドを取り入れたオーダーシャツです。

有名なカミチェリアのシャツでも現在はマシンメイドがほとんどです。

技術の向上でマシンでも素晴らしいシャツを仕立てることが可能になりましたが、どうしてももう少し柔らかさを出したい。

それには手の力が必要なのです。

特に必要のないことなのかもしれない。

しかし神は細部に宿ります。

小さな部分の組み合わせで最高峰のシャツが仕上がります。

もちろん細かなサイズ調整が可能です。

DSC_0939 (1)

 

昔から言い続けていますがシャツの着こなしが完璧な人は他の部分の着こなしも完璧な人が多いです。

センスが顕著に表れます。

第二の肌といわれるシャツにはこだわりを持ちたいですね。

来月にはスタートできると思いますのでお楽しみに。