今年も一年、ありがとうございました!

2022年も今日でおしまいです。

たくさんのお客様のおかげで何とか今年一年を無事過ごすことができました。

本当にありがとうございます。

ここ数年大変な年が続き未だに暗い影を落としていますが、徐々に復活の兆しも見え始めています。

来年は明るい話題が多い年になることを祈っています。

 

2023年は1月3日からの営業とさせていただきます。

 

ご来店、出張採寸、ご自宅近くでのレンタルルームでのご予約を承っていますので皆様からのたくさんのご連絡お待ちしております。

ご相談・ご質問があればどのようなことでもお気軽にご連絡くださいませ。

 

今後ともより一層尽力してまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます。

皆様、2023年も良いお年をお迎えください。

 

 

今年もあと少し

時節柄皆様もお忙しくお過ごしだと思います。

ニュースでは海外に行かれる方が昨年の8倍近くということで空港が出国ピークになっているそうですね。

私はギリギリまで仕事ですがちゃんと部屋の掃除をできなかったので合間を見て夜にでもするつもりです。

明日はお世話になったお客からのご予約で久しぶりの会えることになりとても楽しみにしております。

30日も空いておりますのでご用がございましたらお気軽にご連絡くださいね。

 

 

 

 

 

工房へも今年最後。

着こなしはBespokeシャツジャケット。

軽くてシルエットに色気が合っていい感じなんでお気に入り。

パットやタレ綿を抜いてのシャツジャケット仕様でこのショルダーを作るのはかなり大変なんですよ。

ツイードパンツにネルシャツ、ウールタイと起毛コーデで暖か。

冬には冬の素材がセオリーです。

78966

 

背中もきれいです。

男は背中で語るんです。

誰も付いてきてくれませんが(笑)

78546

 

来年も新しい発見ができるように様々な挑戦をしていきたいですね。

一生挑戦一生チャレンジ。

人生も強く優しくかっこよくいきましょう。

 

 

スリムなチェスターコート

クリスマスも過ぎもう年の瀬。

この時期になると毎回同じことを言っていますがあっという間の一年でしたね。

年末年始の営業ですが基本的に元旦と2日だけお休みをいただこうと思っております。

ご用の方は遠慮なくご連絡ください。

またご用がなくてもお時間がございましたらお気軽に遊びにいらしてください。

ご予約がない日は多分暇しておりますのでお茶でもいたしましょう(笑)

年末までのあと数日、ラストスパートで頑張りたいと思います。

 

 

 

 

 

ビジネスコートに人気のチェスターですがオフでも人気。

コンサバな生地だけではなく遊び心のある生地を選んでみても楽しそう。

ビジネス用のチェスターはスーツの上から着ることが前提なのでゆとりをいれた大き目のサイズになります。

それに比べオフ用のチェスターは直接着ることが多いのでローゲージニットの上から着るくらいを想定して若干タイト目に仕立てることが多いです。

イタリアっぽく丈も長すぎず肩パットも抜いてあるのでシルエットがスリムできれい。

冬の着ぶくれ感も出ずスタイリッシュな着こなしを楽しめます。

78555

 

ダウンジャケットの方が軽いし暖かいし気軽に羽織ることができます。

しかし高級感がありそれなりの場にはやはりウールのコート。

スマートカジュアルな着こなしにもおすすめ。

紳士であれば持っておきたいコートのひとつです。

 

 

 

 

Gジャンもオーダーの時代

メリークリスマスイブ。

かなり寒いですが土日と週末なうえ天気も崩れることはなさそうです。

昔行ったドイツクリスマスマーケットは2022年も中止らしいですが、今年は規制がないということで去年よりは様々なイベントが盛り上がりそうですね。

今日は予約もないので仕事が終われば家でチキンを食べワインでも飲もうかと思っております。

チキンといってもクリスマス用ではなくただの鶏肉料理ですが。

のんびりするもお出かけするも楽しいクリスマスをお過ごしください。

 

 

 

 

 

新しいパターンオーダーの話し合いがすすんでいます。

来年2023年スタート予定。

オーダーではかなりめずらしいGジャンのオーダーです。

2ndと3ndモデル。

Gジャンのイメージを覆す仕上がりとなりそうです。

 

例えば上質なデニムウールで仕立てる。

今までのカジュアルなイメージを一変させきれいめな印象に。

ウールやコットンで仕立てる。

落ち着いたお洒落スタイルに。

セレブGジャンの出来上がりです。

 

スウィングトップでもそうなのですが素材を変え上質なウールで仕立てるだけでまったく違うアイテムへと変貌します。

カジュアルなアイテムもドレス感が強くなりどのような場面でも使いやすくなります。

女性受けもよく気負わず着ることができる。

万能アイテムです。

8888

 

日本はお洒落な人とそうでない人の差がかなり開いてきていると報告されています。

洗練されているかファストファッションだけもで気にしないかという両極端に。

結婚相談所の社長や銀座高級クラブのママの話でもいつも同じ共通点が。

40代でも50代でもモテる人は身だしなみに気をつけオンもオフもお洒落な人。

清潔感のある人です。

こだわりのある男はいつの時代もかっこいい。

定番のGジャンをサイズを合わし生地を変えてさらりと着こなす。

センスですね。

 

まだ試作段階ではありますが、どこにもないGジャンのオーダー。

楽しみです。

 

 

 

まさにラグジュアリー!“ピュアカシミヤジャケット”

熱されたBBQ用の網を思い切り掴んでしまい左指を火傷してしまいました。

激痛が走り親指、人差し指、中指にはくっきりと網の跡が。

運が良かったのが水道水は氷水のように冷たくすぐ冷やせたこと。

自宅だったので普段使用している馬油を塗れたことです。

火傷をした場合はいかに早く処置するのかが大事ですから。

その後馬油を染み込ませた布を巻き付けておいたら傷の状態は良好な感じ。

皆さんも火の取り扱いには気をつけましょう。

それにしても馬油すごいなぁ。

 

 

 

 

 

カシミヤのジャケットが仕上がりました。

熟練の職人が試行錯誤を重ね完成させた型紙を使用し国内屈指の工房で仕立てるSu Misuraモデル。

生地は100年の歴史を誇る英国の老舗John Robertshaw。

上質なピュアカシミアを存分に堪能できる最高にラグジュアリーな1着です。

1

 

パットや裏地を抜いたアンコンスタイルはイタリアの仕立てをベースにとにかく軽い着心地。

着ぶくれしやすい冬をスマートに着こなせます。

美しい曲線と丸みを帯びたなだらかなラインは柔らかさと温かさを感じさせます。

2

 

カシミアの高級感ある表情。

50年前から変わらず天然のアザミを使用した製法で美しい艶と自然な風合いに仕上げています。

アザミ加工は今や高級カシミヤの仕上げに使われる代名詞的手法ですね。

3

 

そしてこの美しい光沢。

動きがある度に表れる優美な輝きは見るものを虜にします。

ずっと見ていられるほどです。

4

 

 

今回このジャケットと全く同じ生地がジャケット1着分だけの用尺が残っていて売り切り価格の破格でご提供できる運びとなりました。

ジャケット1名様分のみです※スーツ、コートは不可

まずは現物をご覧になってください。

着る人を選ぶ生地ではありますがオーセンティックな本物の時間を提供してくれることは間違いありません。

他にもゼニアやロロピアーナなどの最高級カシミヤ、神の繊維といわれるビキューナなどもございます。

上質なピュアカシミアジャケット。

最高にラグジュアリーな1着をいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

John Robertshaw

pure cashmere 100%

・MTM JACKET・・・100,000(110,000)

・Su Misura JACKET・・・150,000(165,000)

・Bespoke JACKET・・・190,000(209,000)

 

 

 

 

6年ぶりに復活!“DORMEUIL MOHAIR”

来季S/Sからのインポート生地の価格が想像以上に上がりそうです。

世界一有名なあのイタリア生地の仕入れ価格は平均1.5倍。

高いものに関してはなんと2倍とのこと。

資源高、原料高、輸送費高騰に円安とロイヤルストレートフラッシュで業界は大ダメージを食らっています。

比較的値上げ幅が少ない高級国産生地の人気が高まるかもしれません。

品質も高いですしね。

せめて国内企業の賃金が上がってくれればよいインフレとなり経済も成長していくのでしょうが。

 

 

 

 

 

来季S/SでDORMEUILから6年の時を経てMOHAIRの番地が復活です。

ドーメルといえばモヘアですから待ちわびた人も多いのではないでしょうか。

TONIKはTONIK WOOLのままですが現代に沿ったモヘアとしてリニューアル。

もちろんドーメルのモヘアですから最高級の品質です。

以前のモヘアより若干のシワ耐性とストレッチ性もあります。

夏のビジネススーツとして存在感を出してくれそうです。

IMG_20221220_145842 (1)

 

モヘアは年々希少性が高まっています。

まぁ他メーカーなど毎年モヘア混のコレクションを出しているので今すぐにというわけではないのでしょうが。

将来モヘアスーツを目にする機会は減少するかもしれませんね。

蒸れにくく涼しく光沢が美しい夏の高級生地モヘア。

ドーメルモヘアなら最高のサマースーツとなってくれますよ。

 

 

 

 

冬の大人カジュアルはコーデュロイで

今日はここ最近でも特に寒いですね。

朝電車を待っているときも手袋をしていても手に突き刺すような痛みが。

氷点下近くなので寒いはずです。

先日湯村温泉に出かけた時は2度でもこれほど寒くなかったような気がします。

湿度の関係があるといわれていますね。

北海道と東京は同じくらい寒く感じるとか。

強烈な寒さは堪えますが冬は冬で好きなのでせっかくなら楽しもうと思います。

 

 

 

 

 

高級生地を取り扱う東京の羅紗屋さんとヒルトンのカフェでS/Sの打ち合わせでした。

担当者さんのスーツが恐ろしくかっこいい。

コーデュロイのセットアップスーツです。

室内でライトもオレンジっぽいので色が分かりづらいですが濃いこげ茶。

生地ブランドは違いますが私も持っている鉄板としてかなり使いやすい色です。

wuv

コーデュロイスーツは文句なしにいいですね。

落ち着き洗練された大人の雰囲気。

カジュアルでも品のあるハイセンスなアイテム。

もちろんジャケット、パンツ、ベストと単品でも大活躍してくれます。

しかも暖かいです。

外に出た時私は当然のようにコートを羽織りましたが「いや大丈夫」とそのままの格好でいました。

まぁ彼が寒さに強いだけかもしれませんが(笑)

 

個人的に大好きな素材で極論誰でもお洒落になれる秀逸なアイテム。

とりあえずコーデュロイジャケットにタートルネックのセーターを合わせれば大体は解決します。

女性受けもよく高級ホテル、料亭、カフェ、散歩、ポロ観戦とオールマイティに。

カジュアルジャケットをお考えであれば1着持っておけばかなり重宝しますよ。

 

 

 

紳士に必須、レザーグローブ

2022年に売れたものランキングの2位にオートミールが入っていました。

私も普段からオートミールを食べているのですが3年で10倍以上の市場規模らしくまさかそんなに売れているとは。

コロナ過で健康志向が増えたせでしょうか?

今は腸活も人気ですしね。

わたしも腸活に力を入れています。

健康に気をつかうことはいいことです。

元気だから人生を楽しめる。

めんどくさい方はとりあえず納豆を食べておけばいいと思います(笑)

 

 

 

 

今年の冬はかなり寒くいつもであればコートは12月下旬から出動させるのですが今冬はすでにフル装備です。

コートにマフラー、そしてレザーグローブ。

レザーグローブに関してはもう何十年前から私の必須アイテムで、つけないと寒くて冬の野外を過ごせません。

しかし意外に街中ではそれほど見かけないんですよね。

ちょっと駅まで歩くにしても装着するかしないかでは雲泥の差があると思うのですが。

そしてなにより分厚過ぎないレザーグローブはスマートでエレガント。

紳士のアイテムとしてなくてはならないもののひとつです。

 

手袋の歴史は古く少なくとも古代ギリシア時代までさかのぼるともいわれています。

英国紳士ではいつ決闘になってもいいように常に持ち歩いていましたし日本にも15~16世紀には西洋から輸入されていたとのことでまさにTHEクラシックなアイテムです。

 

当店でもSOUTHCOMBEのレザーグローブを取り扱っております。

1847年創業の老舗グローブメーカーで裁断から縫製まで熟練の職人が一貫して行う英国を代表する名門ファクトリー。

まさに紳士にふさわしい上質なレザーグローブです。

素材はシープスキン、ライナーはシルク100%。

UK8(20.25cm)とUKサイズなので日本では若干手の大きめの方がおすすめです。

DSC_0264(1)(1)

一流は手袋を好む人が多いといわれています。

人気映画に出てくる一流の紳士もそうですしエリザベス女王は常に手袋をしていましたね。

ポケットに手を突っ込むよりもレザーグローブをはめてたたずむ姿は非常にスマート。

小さなアイテムですが大きなパワーを持っています。

 

 

 

 

 

SOUTHCOMBE  -Hinton Silk Lined Glove-

Colour : Black / Brown / Tan

Sizu : UK8(20.25cm)

Price : ¥11,000(税込み¥12,100)

 

 

やっぱりチェスターなんです

昨日弾丸で湯村温泉に出かけていました。

自然が私を呼ぶのです。

湯村温泉は兵庫県の山の中、鳥取県のすぐ隣です。

自然を見ながらの温泉は最高の一言。

人も少ないので思う存分リフレッシュできました。

帰りには雪が積もり一面銀世界。

驚くほど綺麗ですね。

寒さ暑さがあっても日本の四季は宝です。

冬の着こなしを思う存分楽しみます。

 

 

 

 

 

来週には氷点下の予想も出て本格的に真冬の寒さ。

完全防備で寒さ対抗です。

すでにコートが必須ですがなんだかんだで・・・やはりチェスターコートではないでしょうか。

ビジネスでもカジュアルでも着こなせてまさに王道のコート。

ロング丈のチェスターをクラシックに着こなすのです。

9936

 

まだ本格的なコートを着ていない方もいるのでそのせいかもしれませんが今はダウンやキルティングジャケットが多く見受けられる感じでしょうか。

とはいえウールのチェスターやラグラン、ステンカラーコートなどをちらほらと見かけます。

レディースも多いですね。

ただすぐ目で追ってしまうのですが生地の質が一目で分かってしまう。

もちろんスーツも生地クオリティは大切なのですがコートは面積が大きいせいか特に分かりやすいんです。

そして中々上質なコートを見かけないからこそ本格的なコートを着こなしている方を見かけたときに洗練された雰囲気で周りとの差を大きく感じてしまいます。

s_DSC_0084(1)

DSC_0313(1)(1)

 

上質なカシミヤやウールで仕立てたコートは何十年と寒い冬を支えてくれます。

冬の主役だからこそこだわりの一着を。

経年変化の表情を楽しむこともできますよ。

 

 

 

 

 

 

《MTM CHESTER COAT》

¥80,000+tax~(税込み¥88,000~)

 

《Bespoke Coat》

¥250,000+tax~ (税込み¥275,000~)

 

 

セレブなカラー

鼻が若干曲がっているせいか昔から冬になると鼻づまりに悩んでいて夜寝つけないことも多いです。

最近も朝まで寝られず本気で手術しかないかと思い耳鼻科に行ったのですが、今は簡単なレーザー治療で治せる方法があるとのことで早速受けてきました。

ガーゼ麻酔の待ち時間があるものの治療自体は5分程度でまったく痛くありません。

施術後1~2日は鼻づまりがありますがその後解消され今では快適に寝ることができています。

もっと早く受けておけばよかった。

医療技術の進歩には感謝ですね。

 

 

 

 

 

新しいバンチができるたびに「これはいいなぁ」と思える生地に出会います。

色柄生地感が絶妙な物がたまにあり高確率で売り切れます。

大体は想像どおりの仕上がり。

今回王道カラーからそれながらも個人的にとても気に入っている生地がこれ。

VBCのフランネル。

くすんだキャメルのような流麗な色。

789

ものすごくきれいなんですよ。

ドレープに浮かび上がる上品な光沢がカシミアと見紛うよう。

この価格でこのクオリティはさすがCANONICOです。

有名なウェルドレッサーでもあるアパレル会社の代表もよくこのような色のジャケットやスーツを着ていらっしゃいますね。

セレブ感が半端ないです。

高級なホテルやレストランにもピッタリな雰囲気。

女性とのデートでも好印象間違いないです。

スーツでもかっこいいですがジャケットだけパンツだけでも使いやすく色々な着こなしが楽しめます。

やはりタートルネックなどのニットに合わせたくなりますね。

 

色には人のイメージを変える心理的効果があります。

感情を動かす効果が認められている。

無難な色ばかりになっていませんか?

セレブに愛されるカラーでより良い印象を引き寄せるかもしれません。