スーツをビシッと着こなしている、とある方がこのようなことをコメントしていました。
「ずっと欧米の方々と会議をしているのですが、彼らのスーツの着こなしは日本人よりずっと自由。ただしセオリーは外さない。」
よく分かりますね。
本場のセンスの高い人たちはスーツをただ着るのではなく着こなしている方が多いです。
少しの外しをいれたり小物を使ったりアイテムの合わせ方を変えたり。
しかし全く奇をてらわずさり気なくてうまいんです。
小さいころからお洒落な文化の中で育ち培ったものでしょうか。
派手に着飾る必要はなく少し頭を柔らかくすれば同じスーツでもいつもと違った着こなしも楽しめます。
お客様の仕上がりスーツご試着です。
生地はHARRISONS OF EDINBURGH。
通好みで職人が大好きなしっかりとした生地です。
ネイビーのロングターン。
威厳があり信頼感があり出来る男!といった印象になります。
たまたまですがご来店時にお召しになられていたガンクラブチェックのジャケットに合わせていたネクタイがネイビースーツとも抜群に合っていますね。
上質なネクタイはノットが本当にエレガント。
ラペルは普通のダブルとは違いオリジナルで制作したもの。
返りが深めで裾まで伸びるように設計しています。
その為フロント釦を外してもかっこよく決まります。
普通のダブルのような中段から急に下に落ちるパターンよりシルエットが美しく見える。
最近のイタリアのサルトでもたまに見かけますね。
シンプルなネイビースーツでも小物を変えたり着こなし方をちょっと変えるだけで違う表情を見せてくれたりします。
オッドベストを合わせれば暖かさも倍増。
もっと自由に着こなしを楽しんでスーツライフをエンジョイしたいですね。