Good sense!

先週末は東京へ出張でした。

片道2時間であっという間に着きますが久々に乗る新幹線と窓から見える富士山で少しテンションが上がりました(笑)

旅に出たい欲が高まります。

結局時間がなかったので品川駅から半径100m付近にしかいませんでしたが、次来るときは偵察を兼ねてじっくり東京のお店巡りをしたいと思います。

 

 

 

さて向こうでお会いさせていただいたお客様。

着こなしが流石です。

インターコンチネンタルのカフェで打ち合わせし薄暗かったので色がうまく出ていませんが写真を撮らせていただきました。

ブラウンのダブルブレストの大柄チェックジャケットは単体だと結構存在感がありますがとてもさり気なく見えます。

フランネルのスラックスやストライプシャツなどとのバランスが良いので一体感が出ていますね。

色の組み合わせがうまい。

もちろん素材感も合わせられています。

他にもローデンコートや長傘、帽子、鞄、靴などお召しの物もブラウンやグリーンなどアースカラーやコロニアルカラーでまとめらています。

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ネクタイがいいですね。

大柄のレジメンタルタイ。

大胆な色使いですが差し色をうまく拾っているので逆に全身が単調になっていません。

柄に柄を合わせられていますが、スラックスはシンプルかつ濃いめを選択しバランスをとり周りと比べても圧倒的な着こなしでしたが、にもかかわらず派手に見えたりキメキメには見えず極々自然。

何かひとつでも崩れると違和感を感じるのですがそれがありません。

これがセンスなんだと思います。

ちなみに私も同じようなネクタイが欲しくなって、取引先に行った際に早速探しましたが見つかりませんでした(涙)

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今の時代シンプルなドレススタイルでオシャレだなと思える人は本当に少ない。

そして私が知る限りではそのような方達は皆様驚くほどいい方ばかりです。

服装のセンスは生き方のセンスでもあるのでは。

内面は外面(服装)に出る。

かつて落合正勝氏がおっしゃったように着こなしのセンスは日々の積み重ねで経験していくしかありません。

未熟な私も日々努力です。

 

 

 

オーダーシャツ“Incentive Fair”

3月1日よりメーカー主催のオーダーシャツ“Incentive Fair”がスタートします。

THOMAS MASONやLIBERTY、Canclini他ブランド生地が¥2000円OFFでオーダーいただけます。

期間は3月18日(月曜日)まで。

 

 

 

先日お客様がオーダー下さったAMERICAN SEA ISLAND COTTON。

綿花全体の数10万分の1しか採取できず奇跡の綿花と呼ばれる最高級のコットンです。

肌触り、美しさ、吸湿性、放湿性、サステナブルあらゆる面で高い品質を誇るAMERICAN SEA ISLAND COTTONをオックスに織り上げたこちらの生地は名作だと思います。

耐久性もありシンプルでありながら品質そのものを感じることができる。

オーダーでありながら価格も驚くほど安く、レディメイドで5倍10倍の値をつけているラグジュアリーブランドも多いです。

すべて自社生産であることとブランド料を乗せていないからこそできるプライスです。

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コストパフォーマンスが素晴らしい最高級のAMERICAN SEA ISLAND COTTONですがIncentive Fair期間中ですと更に¥2000OFF。

上質なシャツがお得にオーダーできるチャンスなのでぜひご活用ください。

 

 

 

HARRIS TWEED COAT

梅田に新たにできたダイソーグループの高級店?Standard Productsに寄ってみたのですが、初めて見るシューケア用のクリームが売っていました。

よく売られている100均の安っぽい感じではなく高級感のあるパッケージ。

価格は330円と激安。

予備のデリケートクリームを買っておこうと思ったのですが品質はどうなんでしょうか?

塗って革を傷めるなんてことはまずないでしょうが安すぎて不安になって棚に戻しました。

でも減りが早いデリケートクリームをこの価格で買えるなら助かるのですが。

誰か知っている人がいたら教えてください。

 

 

 

 

 

この間、暖かかったと思ったら寒い日に逆戻り。

まだまだ冬が続きそうです。

昨日は気温も上がらなかったうえに雨が降りそして風が強かった。

そんな日はHARRIS TWEEDのコートです。

かなり風が強かったのでまともな写真が撮れませんでしたが、ハリスツイードはまさにそんな天候にもピッタリ。

元々漁師達の防寒着だったうえ子や孫の世代まで着続けられたといわれるほどタフな作り。

羊毛には油分が含まれているので多少濡れたところで軽くはたけば気になりません。

分厚い生地は防風能力も高く蒸れにくく秀逸。

その頑丈さからハードにガンガン着用できます。

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ツイードの中でも特に無骨でゴワゴワしてボテッとした表情、それがたまらなく魅力です。

歴史が持つカントリーさを感じ、柔らかく優しい雰囲気を感じます。

大人の男の為のツイードです。

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世界四大ツイードのひとつ、HARRIS TWEED。

英国王室も認めた本物のツイードです。

サステナブルの面からも注目を集めている伝統ある生地ですよ。

 

 

 

 

上質なアンダーウェア“SUNSPEL” 先行予約

以前取り扱い時、大変評判の良かったSUNSPEL【サンスペル】の先行予約が決まりました。

 

ご存じ創業当初から妥協なく上質な素材を使用し手作りの衣類を作り続ける、世界最高品質のアンダーウェアブランドとして名を馳せる“SUNSPEL”。

160年の歴史を持つ世界最古の英国老舗ファクトリーです。

Tシャツ1枚に12個の工程を要し、検品はなんと15回₊最終確認の16回も行いすべての商品が完璧な品質としてお届けできるように徹底されています。

 

SUVIN GIZA COTTONやSUPIMA COTTONなど最高級の素材のみを使用しシンプルさを極めることをモットーとするため「本物を知る大人のワードローブ」といわれています。

目を惹くデザインもなく本当にシンプルなアイテムですがそれゆえ本物を求めるセレブに愛用され、映画などでも使用されています。

「007 カジノロワイヤル」でダニエル・クレイグがSUNSPELのポロシャツを使用したことでも話題になりました。

 

自身もSUNSPEL愛用者であるアカデミー衣装デザイン賞受賞 リンディ・ヘミングは

「今まで数え切れないくらいの映画や演劇の登場人物たちの衣装にサンスペルを使ってきました。
なぜかというとサンスペルの製品はクラシックで流行にとらわれず、仕立てが美しいからです。
新しいジェームス・ボンドのダニエル・クレイグには、彼が着用するTシャツ、ポロシャツそしてアンダーウェアのすべてをサンスペルで作れば、クォリティーはさることながら『英国らしさ』に関しても完璧なコラボレーションができると考えました。」

とコメントしています。

 

コストパフォーマンスが素晴らしく最高級の品質でありながら価格はラグジュアリーブランドの数分の1というのはファクトリーブランドならでは。

今回Tシャツとショーツの2種類。

カラーはTシャツ4種類、ショーツ2種類。

サイズもお選びいただけます。

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先行予約となりますので、お渡しは2024年-2025年の冬頃となります※代金お支払いは商品お渡し時

ご予約受け付けは3月後半まで。

 

前回は女性の客様からもご注文いただきましたが、今回はカラーやサイズが増えたのは嬉しいですね。

たくさんのご連絡お待ちしております。

 

 

 

 

“NEW & RENEWAL” バンチブック

バイクの右ブレーキが効かなくなりお店に持っていくとブレーキフルードが漏れていました。

部品を取り寄せてもらいましたが3万程の修理費用です。

もう20年乗っていますからね。

あらゆる部分が劣化しすぐにどこかが悪くなる状態。

ちょこちょこと修理するので何だかんだお金がかかります。

もうさすがに新しく乗り換えてもいいのですが、本当にたくさんの思い出があるので修理して乗ってしまう。

エンジンに問題がでるまで乗り続けようかな。とは思っています。

 

 

 

 

新しいバンチブックが到着しました。

Harrisons of Edinburghから2点。

CONCEPTとSEA SHEELです。

 

新たに開発された春から秋に最適なCONCEPT【コンセプト】。

目付け240/250gのツイルという英国生地の中ではめずらしいスペックです。

春夏では平織がメインでは?と思ってしまいそうですが、そこはHarrisonsの高い技術によってメリットの部分だけを取り入れ素晴らしい生地に仕上げています。

通気性がありドライタッチなのに艶と繊細さを感じ、ツイルのメリットである美しさと伸縮性があります。

摩擦や耐久性が気になるところですが、72番手に紡いだ最上級のファインメリノを経緯双糸使いしているので問題ありません。

決して細くない原毛をこれほど美しく織り上げるのはさすがですね。

美しく仕立て映えし、春夏の快適さや強さを兼ね備えた新たなニュースタンダード。

平織である王道のMYSTIQUEと美しさを兼ね備えるツイルのCONCEPT。

この2つがあればかしこまった夏のビジネスの場も快適に過ごすことができそうです。

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もうひとつは1970年代にロンドンで大流行し数年前に復刻、そして今季リニューアルされたSEA SHEEL。

摩耗せず経年劣化しにくく耐久性がある高品質なテレリンに上質なリネンを巻き付けるという特殊な技術が使われています。

リネンでありながらシワになりにくく通気性は抜群という夏に最高のポテンシャルを発揮してくれます。

完全なフォーマルな場には向きませんが、オンオフ問わず使用しやすくリネンなのに防シワ効果が高いので夏のビジネスでも蒸れることなく快適に過ごすことができます。

ウールジャケットやスラックスより汚れにも強いので使いやすさも魅力。

私も愛用していますが本当に使いやすい生地で早速自分用に仕入れました。

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梅も見頃を迎え春の足音が聞こえてきました。

春夏はどんなスーツを仕立てようか、楽しみですね。

 

 

 

夏の定番シャツは“summer linen”

少し待ち時間ができたので久々にBarista Mapさんへコーヒーを飲みに。

すごい人気ですね、オープン直後から海外の方だけで立て続けに15人くらいが来店されていました。

世界チャンピオンでありオーナーのshinsakuさんと話していたのですがやはりこの方の思想というか考え方は凄いなぁと圧倒されます。

すでに世界でも有名人ですが、10年もしないうちに日本でかなりの人が知ることになると思います。

大袈裟だと思われているかもしれませんが、いや多分そうなりますよ。

柳井正氏のようになるか、はたまた稲盛和夫氏のようになるか。

ちなみに今日はEQについて話していましたが・・・・まぁ興味がある方は是非雑談でもいたしましょう(笑)

 

 

 

 

 

シャツのサンプル生地が届きました。

たくさんある中でも春夏に向けて特に気になるのはリネン。

毎年大人気の上質なアイリッシュリネンを使用したHerdmans。

「リネンのロールスロイス」と称されるだけありその品質は間違いありません。

細番手で織り上げられたリネンはチクチクせずサラリとしていて着心地も抜群。

吸湿・速乾・通気性・耐久性が抜群なので湿気のある日本では欠かせないシャツに仕上がります。

リピーターが多いことでも有名です。

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オーバーシャツやサファリシャツをリネンで仕立てれば春や初夏、夏の山でもちょっと羽織りたいときに重宝します。

使いやすいので私もヘビーローテ。

夏にバイクに乗る時や日焼けしたくないときも、風を通し通気性が高く蒸れないので快適に着ることができます。

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最近は気温の変動が多いので汎用性が高いアイテムは出番が多いです。

夏に向けて早めにお仕立ていただいておくと便利ですよ。

 

 

 

 

風格

お客様と靴のケアについて話していたのですがおすすめのリムーバーを教えていただきました。

コードバンのケアをするときリムーバーは使うべきなのか、プロの方でも意見が分かれます。

私も一番有名であろうモゥブレイのリムーバーを使用していますが、そもそも水に弱いコードバンに水性のリムーバーはどうなのだろう?と極々たまにしか使用しませんでした。

お客様に教えていただいたサフィールのリムーバーは水性ではなく中性なのでコードバンとも相性がいいとのこと。

調べてみると、なるほどこれはよさそうですね。

今までサフィールは使用していなかったのでこんなアイテムがあったとは盲点です。

大切にすれば何十年でも履けますから大切にケアしたいです。

 

 

 

 

本日納品いたしましたスーツです。

生地は英国をはじめとする世界中の王室からも絶大な信頼を受ける英国最高峰のH.LESSER & SONS。

どのような場面でも間違いのない王道のミッドナイトブルーですが歴史と品質からにじみ出る風格が漂っていますね。

華やかさや艶やかさを求めず英国紳士が求める本物のベーシックを追求。

「上質な1着」に相応しい本物のスーツです。

春夏から合い物として使いやすい目付で柔らかさの中にもしっかりとしたコシがあります。

アイロンの効きも素晴らしく仕立て映えするまさに仕立ての為の生地だと思います。

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ご謙遜から「あまり高級に見えない生地」というワードも出ていましたが、いえいえそんなことはありません。

イタリアの細番手の生地に多い艶感と比べられるのであればまさにその通りです。

しかし英国的な究極のベーシックにある佇まいや風合いでは特筆すべきものがあります。

また室内では芯があるマット感といった雰囲気ですが日に当たれば奥光りする重厚な光沢が見え隠れしとても美しいです。

「あのスーツかっこいいな」ではなく「あの人の着こなしや雰囲気がいいな」と思わせるスーツだと思います。

着る人を高めてくれる。

本物の紳士が求めるものとはそのようなことではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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今月の25日26日は東京出張です。

ミニトランクショー(笑)

久々に?お客様とお会いできるのがとにかく楽しみです。

2月はやることが多いので一切観光ができないのが残念ですがそのうち東京のお店を周ってみたいと思っています。

東京観光はできませんが先週京都を少し観光しました。

仕事のついでに行ってみたかった場所に寄り道。

この写真でお分かりになるでしょうか。

二条城です。

大政奉還が行われた歴史的な場所。

何度も前は通ったことがあるのですが足を踏み入れたのは初めて。

敷地も含めとにかく広い。

行けてよかった。

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その日はローデンコートを着用。

今冬も出番が多い万能なコートです。

ローデンコートを代表するこのモスグリーンはよく声をかけられるほどの絶妙な色合い。

着るものも合わせやすく欧州でも最もポピュラーなクラシックコートのひとつですね。

 

その日は風もあり結構寒くてほとんどの人がダウンジャケット。

確かに軽くて持ち運びも便利ですが、ロング丈は足からの寒さも防いでくれます。

防風能力の高さも魅力。

シルエットも美しくエレガント。

立ち振る舞いも優雅になります。

 

 

 

 

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今日は気温はそこまで上がりませんでしたが日中は風もなく日がさして暖かく心地よい陽気でした。

予報では来週は20度近く上がる日もあるとか。

暖かさと寒さを繰り返しながら春はやってくるものですが、さすがに早すぎだとは思いますが。

うちの庭の梅も8分咲きくらいです。

毎年恒例の大阪城の梅林公園にそろそろ足を運ぼうと思っています。

 

 

 

 

先行で注文していたS/Sの生地が届きました。

その中でも圧倒的に多いネイビーの無地。

ブランドもVBCやH.レッサーなど様々。

出張販売がメインなのでほとんど在庫は持たないのですがネイビーの無地だけは必須ですね。

常に確保しています。

今ワードローブの中で活躍しているスーツの6割近くがネイビーソリッドなので傷んで交換するものもありますし、一番のおすすめ生地でもあるので。

all-seasonや2PLY、モヘアなど種類も様々。

グレー無地なども若干入荷しています。

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こちらの生地は先行価格で購入した生地になりますので5%OFFでオーダーいただけます。

ご検討中だったお客様はぜひ。

ネイビーのスーツを着こなしてこそ本物の紳士の仲間入りですよ。

 

 

 

 

 

S/Sバンチ入荷

革靴のレザーソールにひびが入っていましたので修理に出してきました。

雨の日などでもガンガン履く用の靴なので、ハーフラバーソールを貼り付ける簡易的なもの。

オールソールだと数万ほどかかりますがこれだと5千円以下でできます。

ただ思ったのですがこれくらいの修理だと自分でもできますね。

さすがに10万を超える革靴は怖いのでプロに任せますが、それ以外はこれからは自分で直そうと思います。

それにしても10年クラスで育てた革靴はいい感じに馴染み雰囲気も出て愛着がわきます。

チャールズ国王のように数十年後も履き続けられれば嬉しいですね。

 

 

 

 

 

S/Sのバンチブックが到着しました。

3月後半くらいの仕上がりを考えるとそろそろ本格的に春夏オーダーを考え始める時期です。

オーダー経験豊富なお客様からはすでにS/Sのご予約をいただいております。

英国生地バンチは大体数年以上使用するので既存のものを使用しますが、今季はリネンなど少しリニューアル分が後々追加されます。

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私もすでに春夏スーツを仕立てていますが、追加で何を仕立てようか検討中。

現在リネンスーツをお考えのお客様が2名様程いらっしゃいますがやはり麻素材は夏の本命ですね。

写真は去年お仕立ていただいたお客様のスーツ。

風合いがたまらなくかっこいい。

ここからしわが出て馴染んでいきます。

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通気性の高いトラウザーズも鉄板です。

蒸れは生地にも身体にも大敵ですから。

夏の機能性は重要です。