先日某有名セレクトショップのオーナーがイタリア人曰く「日本人は成長しない。同じような品ばかりが売れてとても保守的。と言っている。」的な趣旨の話をされていました。
同じような形で同じような色ばかりが売れて新しいスタイルを試さないという趣旨だった気がします。
日本人、というか中国、韓国も含めたアジア圏ではブランドが大好きでみんなが良いといったものに群がることが多いそうです。
イタリア人もブランド好きな人が多いですが、反面自分の着こなしスタイルを持っている人もとても多いです。
フランスやイギリスなどはブランドというよりは質が良いものを選ぶ人が多いですね。
昨日はイタリアのサルトにも詳しいお客様がご来店さってコートのオーダーをいただいたのですが話をしていてもとても楽しかったです。
色々チャンレンジされていますが、かといって奇をてらうわけでもありません。
クラシックな王道アイテムをたくさんお持ちでバランスよく着こなされるので、単品だと日本ではちょっと派手扱いされるようなアイテムでも絶妙に取り入れられています。
落合正勝氏もいっていたように、このようなセンスは実際に経験を繰り返さないと育たないものですから。
ちなみに昨日はアルスターコートをオーダーいただきました。
価格は¥150,000+tax。
はっきりいって破格ですよ。
とあるセレクトショップが同じような生地で¥250,000+taxでオーダーしておりましたが全く引けを取らないと自負しております。
オールハンドメイド仕立て。
ハンドメイドと謳っていてもすべてを手で仕立てるところというのはほとんどありません。
副資材にもこだわり、襟も袖も背中も丁寧にクセ取りを行います。
細かなデザインもできる限りご希望にそえるよう努力いたします。
仕上がり時はお客様にお伺いしまたご紹介させていただきますね。
そして私も現在コートを開発中です。
チェスターのようで???エレガントを纏うようなコートを。
成功するか知りませんけどね(笑)
とても楽しみです。