スリムなチェスターコート

クリスマスも過ぎもう年の瀬。

この時期になると毎回同じことを言っていますがあっという間の一年でしたね。

年末年始の営業ですが基本的に元旦と2日だけお休みをいただこうと思っております。

ご用の方は遠慮なくご連絡ください。

またご用がなくてもお時間がございましたらお気軽に遊びにいらしてください。

ご予約がない日は多分暇しておりますのでお茶でもいたしましょう(笑)

年末までのあと数日、ラストスパートで頑張りたいと思います。

 

 

 

 

 

ビジネスコートに人気のチェスターですがオフでも人気。

コンサバな生地だけではなく遊び心のある生地を選んでみても楽しそう。

ビジネス用のチェスターはスーツの上から着ることが前提なのでゆとりをいれた大き目のサイズになります。

それに比べオフ用のチェスターは直接着ることが多いのでローゲージニットの上から着るくらいを想定して若干タイト目に仕立てることが多いです。

イタリアっぽく丈も長すぎず肩パットも抜いてあるのでシルエットがスリムできれい。

冬の着ぶくれ感も出ずスタイリッシュな着こなしを楽しめます。

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ダウンジャケットの方が軽いし暖かいし気軽に羽織ることができます。

しかし高級感がありそれなりの場にはやはりウールのコート。

スマートカジュアルな着こなしにもおすすめ。

紳士であれば持っておきたいコートのひとつです。

 

 

 

 

やっぱりチェスターなんです

昨日弾丸で湯村温泉に出かけていました。

自然が私を呼ぶのです。

湯村温泉は兵庫県の山の中、鳥取県のすぐ隣です。

自然を見ながらの温泉は最高の一言。

人も少ないので思う存分リフレッシュできました。

帰りには雪が積もり一面銀世界。

驚くほど綺麗ですね。

寒さ暑さがあっても日本の四季は宝です。

冬の着こなしを思う存分楽しみます。

 

 

 

 

 

来週には氷点下の予想も出て本格的に真冬の寒さ。

完全防備で寒さ対抗です。

すでにコートが必須ですがなんだかんだで・・・やはりチェスターコートではないでしょうか。

ビジネスでもカジュアルでも着こなせてまさに王道のコート。

ロング丈のチェスターをクラシックに着こなすのです。

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まだ本格的なコートを着ていない方もいるのでそのせいかもしれませんが今はダウンやキルティングジャケットが多く見受けられる感じでしょうか。

とはいえウールのチェスターやラグラン、ステンカラーコートなどをちらほらと見かけます。

レディースも多いですね。

ただすぐ目で追ってしまうのですが生地の質が一目で分かってしまう。

もちろんスーツも生地クオリティは大切なのですがコートは面積が大きいせいか特に分かりやすいんです。

そして中々上質なコートを見かけないからこそ本格的なコートを着こなしている方を見かけたときに洗練された雰囲気で周りとの差を大きく感じてしまいます。

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上質なカシミヤやウールで仕立てたコートは何十年と寒い冬を支えてくれます。

冬の主役だからこそこだわりの一着を。

経年変化の表情を楽しむこともできますよ。

 

 

 

 

 

 

《MTM CHESTER COAT》

¥80,000+tax~(税込み¥88,000~)

 

《Bespoke Coat》

¥250,000+tax~ (税込み¥275,000~)

 

 

コートが主役の季節です

昨日いつもお世話になっているお客様からご子息様の成人式用のスーツをとご連絡いただいたのですが納期が間に合わず残念ながら泣く泣くお断りさせていただきました。

昔から親切にしてくださるお客様でせっかくご連絡いただいたのにもかかわらず申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今は工場が混む季節でもありパターンオーダーは大体一か月半くらいかかっています。

来年新社会人になられる方は4月の入社日に間に合わせるためには今から1月中にはスーツを用意しておいた方がいいです。

不具合の可能性も考えて早めに用意したほうがいざというときにも対処できます。

また話はそれますが成人式やリクルートスーツは黒より濃紺がおすすめです。

 

 

 

 

日中は暖かいですが朝晩はコートが必須。

私は先日のサラ・カードル氏のイベント時が今季初コートでした。

トレンチ、ステンカラー、ダッフルetc色々なコートを持っていますが毎年特に出番が多いのはチェスター、Pコートそして今季初で着用したローデンコートです。

海外ではポピュラーで日本でもちらほらと知られるようになってきたローデンコートですが思っている以上に使いやすい。

海外でもドレスにもカジュアルにもうまく合わせて使う人が多く子供ですら着てるのを見かけます。

モスグリーンという色も関係あるのでしょう。

スラックスでもデニムでも合わせやすいですね。

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目付けはありますが一枚仕立てで着心地が軽く、Aラインなので着やすいのもいいですね。

シンプルなのに存在感もある。

ヨーロッパでは風物詩的なコートです。

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梅田のハービスでベージュのカシミアのコートを着た50代くらいの紳士を見かけました。

出会い頭だったのでサッと見れただけだったのですが、シンプルなチェスター(あるいはポロコートだったかも)でものすごく雰囲気が出ていました。

本当に普通の形でさり気ない感じなのに一目でその良さが分かる。

上質なコートってそのくらいの違いがあります。

スーツ以上に本物のコートって見かけることが少ない気がします。

冬の主役で何着も買うものではないからこそ上質な物がおすすめです。

 

 

 

 

《MTM  LODEN COAT》

¥150,000+tax(税込み¥165,000)

※MTMの為デザイン変更はできません

 

《Bespoke Coat》

¥250,000+tax~ (税込み¥275,000~)

 

 

大人の極上Pコート

お客様から以前作ったスーツがどこに行っても注目を受け褒められるとお喜びの声をいただきました。

これはこちらとしても本当に何よりも嬉しいお言葉になります。

私も街を歩いて素敵な着こなしの人がいると老若男女問わず見入ってしまいますが、お洒落な人は知らず知らずのうちにたくさんの人に見られていることでしょう。

それは信頼へと繋がります。

気になる生地があるときに「自分には派手かな?」「周りが地味だから浮くかな?」と諦められる方もいらっしゃいますがもったいないです。

もちろんTPOを守ってこそですが自信満々に着ることで更に輝きます。

自分は世界一かっこいいと思って堂々と着ていただきたいですね。

もちろん行き過ぎの場合はちゃんとお伝えしますので(笑)

 

 

 

 

 

朝晩と寒くなってきて冬が近づくにつれコートのお問い合わせが増えてまいりました。

今回はBespokeのPコートのご紹介。

元々海軍の軍服として、また漁師に愛用されていただけあり防寒性が高く上前は左右どちらでも留めることができます。

丈が短いのでバイクや自転車に乗る時にも邪魔にならず、着たままでも電車や車の座席に座りやすい為かなり使いやすいです。

私も毎冬かなり出番が多いコートのひとつです。

 

襟が広くゴージャスな仕様はBespokeならでは。

やはり厚手のメルトンやブークレなどがよさそう。

カシミアで上品さを出すのもいいですね。

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前を閉めるとモードっぽく。

パリジェンヌのようにエレガントです。

もちろん防寒性も格段に上がります。

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Pコートはカジュアルなイメージですがビジネススタイルとも相性は抜群。

スタイリッシュにみせてくれます。

きれい目なパンツと合わせ大人カジュアルでもばっちり決まります。

汎用性が素晴らしいですね。

 

コートはまさに冬の顔。

ですがそのコートをかっこよく印象に残るように着こなしている人は周りにいますか?

本物のコートは奥が深いんです。

そして上質なコートは何十年とあなたを冬の主役へ押し上げてくれます。

 

 

 

オーダートレンチコート

最近食に関する本を読んで衝撃を受けたのですが、日本は世界でも1,2を争うトップレベルに農薬を使用していて中国と同じくらいの割合で使用しているそうです。

しかもヨーロッパやアメリカでは禁止されている劇薬となる農薬も使用していて世界にくらべ食の安全基準が緩く今や後進国。

添加物に関しても同じだそうです。

野菜を購入するとき中国産は危ないから国産を。と思って購入していたのですがどうやらその考え方自体が間違いだったみたいです。

ただEUの基準が厳しいから安心といって普段からヨーロッパの野菜を購入することなんてできません。

とりあえずよく洗えば多少はマシになるのでしょうか。

自分の身は自分で守る。だけですのであまり気にし過ぎずできることはやろうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

少しずつではありますが秋冬のご相談やオーダーが増えてきています。

その中でもおすすめしたいのがオーダーコート。

オーダーで人気なのはチェスターやラグランなどですが今日ご紹介したいのはトレンチコートです。

ビジネスの中でも王道コートのひとつですね。

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2枚袖に比べ生地余りを解消できるのですっきりしたシルエットになります。

オーダーだからこそシルエットは美しく。

他にもガンパッチ、エポーレット、アンブレラヨーク、オックスベントとクラシックを意識したデザイン。

ストームポケットはコートの内側へダイレクトに手を入れることができるので定期やハンカチなど取り出しに便利です。

トレンチコートはダンディーな着こなしには欠かせません※パターンオーダーの為デザイン変更はできません

 

 

 

本物にこだわりたい方はフルオーダーがおすすめです。

正直フルオーダーのコートはものすごくかっこいい。

もちろん生地やデザインの選び方で変わりますが洗練されたコートは一目見ただけで心奪われる美しさがあります。

冬の主役です。

 

 

 

 

冬に向けて

数日前からPCの調子?が悪くてブログの画像が表示されない状態です。

PCというよりブラウザの問題のようでGoogle chromeでは表示されないのですが他のブラウザやスマホではちゃんと表示されています。

設定などはまったくいじっていないですし何かのダウンロードや更新などもしていないので何が原因か全くわかりません。

正常に表示されず見づらいかもしれませんがご容赦いただきたいと思います。

 

 

 

最近は雨が降ったり雷が鳴ったりと夏らしい不安定な天気が続きます。

湿気が多いのでムシムシしますね。

今日は4PLYのスーツだったので蒸れはしませんでしたがハンカチでずっと汗をぬぐっていました。

そんな夏の真っただ中ですが先日お客様から8月、9月中にはコートをオーダーしておきたいとご相談をお受けいたしました。

まだ夏スーツが盛況の時期ですがオーダー慣れされている方はすでに秋冬に向けて動き出されています。

まぁ世界的なテーラーなどは仕上がりまで1年待ちなど普通なので季節はあってないようなことも多いですが(笑)

 

候補の生地はこちら。

Leichtfried Loden。

上質なローデンクロスは目が詰まっていて風を通さず目付以上に軽い着心地に感じます。

油分が多いのでパラつく小雨くらいだと問題ありません。

丈夫で品があり私も好きな生地です。

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もうひとつHarrisons of EdinburghのOVERCOATING。

こちらはがっしり系の生地でまさにイギリス生地といった感じ。

一生物になりえる素晴らしい仕上がりになります。

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他にもカシミアも候補に入っておりましたがどのような雰囲気に仕上げたいのかで選ぶ生地がガラリと変わりますね。

コートは何十年と着ることができますので数が少ないうちは使いやすいシンプルな色とデザインのものがおすすめです。

何着かお持ちであればゴージャスに存在感を出してみたり華やかに仕上げたり。

コートはデザイン的にも似たり寄ったりなイメージもあるかもしれませんが、本物のコートは圧倒的なオーラを纏いますよ。

 

 

華やかなパステルカラー

コロナ過の影響により海外生地の入荷が大幅に遅れています。

お待たせしているお客様には大変なご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございません。

コンテナは不足し原油も高騰と様々なところに影響が。

そういえば先月の仕事場の電気料金が倍になっていて驚きました。

漏電?と思い電力会社に確認すると値上げと使用料とのことで電気代も上がりダブルパンチどころかトリプルパンチといった感じでボディブローに効いてきます。

クロスカウンターで迎え撃たなければなりません。

 

 

 

 

コロナで街は寂しく寒波で風が吹けば凍えるほど寒い日も多く、世間には何かどんよりした雰囲気。

そんなときは華やかに着こなして気分を上げていかなければいけません。

Su Mizuraモデル(仮)のアンコンジャケットとコーデュロイパンツ。

生地はW.Billのシェットランドツイードです。

鮮やかなナポリブルーと清潔感あふれるホワイト。

ここはナポリか?アマルフィか?

いや梅田です。

爽やかに軽やかに華やかに着こなせば身も心も軽くなります。

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このアンコンジャケットが軽くて秀逸。

リネンやモヘアで仕立てれば真夏に涼しくジャケットを羽織れます。

曲線も美しい。

日本ではあまり見かけない美しいパステル調のナポリブルーも南イタリアでは人気。

ツイードの表情だとウーステッドに比べとても着やすくおすすめです。

 

 

コートはローデンコート。

ローデンコートもどのような格好にも合わせやすくヘビーローテです。

洗練されたデザインに上質なローデンクロス、そしてこの絶妙なローデングリーン。

品のあるモスグリーンはどこか落ち着きを感じます。

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コロナ過で外に出る機会も減りました。

だったら尚のこと出かけるときにはとびきりオシャレして下さい。

背筋が伸び気持ちが変われば所作も変わります。

どうせ誰も見てないんですから自分が着たい服を着ればいいんです。

そして実際はちゃんと見られているんですが。

 

 

LODEN COAT

お客様から発泡性のある日本酒をいただきました。

普通に開けてしまうと中味の半分くらいが勢いよく飛び出てしまうという恐怖のお酒(笑)

ただ味はとても美味しいと評判。

以前TVで見たことがありずっと飲んでみたいなぁと記憶に残っていたのですがそんなお酒をいただけるなんて嬉しいです。

最近美味しい日本酒に出会う機会が多く楽しみが増えました。

本当にありがとうございます。

ビールにワインに日本酒にと飲みすぎかもしれませんが、週2の休肝日を作り量もほどほどなので健康を気にしながらお酒を楽しむようにしています。

 

 

 

 

 

 

最近仕事にプライベートにと一番着る頻度の高いローデンコート。

もちろん王道のローデングリーンですがとにかく着こなしやすく色々な服装に合わせることができます。

先日のソラーロスーツを着た際にもローデンコートを着用です。

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目付けが500g超えるしっかりした生地なのですが仕立てにより軽い着心地。

可動域も広いためスーツの上から来ても動きやすくストレスになりません。

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ジーンズなどのカジュアルな着こなしにも合い、私もホワイトやベージュ、ブラック、ブラウンと色々な色のパンツに合わせています。

 

ヨーロッパでは王道のコートとして当たり前のように見かけるローデンコートですが、面白いのが男性だけでなく女性にも人気でまた子供のコートとしてもよく好まれるところ。

実際に父親と息子、母親と娘のように親子でペアルックされる人も多いです。

日本でそんなかっこいい親子が歩いていたら思わず二度見してしまいますね(笑)

子供の頃からセンスが磨かれるヨーロッパの人達にオシャレな人が多いのは納得。

 

紳士淑女に人気のローデンコート。

1着持っていればこれからも長くワードローブで活躍してくれます。

 

 

 

 

MTM LODEN COAT

Price : ¥140,000+tax (¥154,000)

 

 

Elegant coat

今年の冬は本当に寒いですね。

今朝は雪もパラついていて手袋をしていても手がかじかみ身を刺すような冷たさでした。

 

仕事で外出した際ももちろん完全防備。

コートにファーを装着し暖かです。

ファーはアルパカ×ウールでとてもエレガントに見えます。

そこまで派手でもなく洗練された印象。

ファーをカシミアやベルベットに換えてもよさそうですね。

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コート地はHARRISONS OF EDINBURGH。

ヘビーウェイトなのですがこれがとてもいい生地で仕立て映えが違います。

友人にもコートは絶対に上質な生地を選ぶべきだと口酸っぱく言い嫌がられていますが(笑)、安い生地はシワの入り方や質感でぱっと見で分かります。

上質でしっかりした生地は一生物になるのでこだわった方がお得です。

LODEN CLOTHやFOX BROTHERS等もおすすめですね。

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ファーを取っても気品があります。

大きなショールカラーの存在感で大人の雰囲気が漂っています。

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このコート、とても評判が良く声をかけられることも多く女性受けもいいんです。

やはり冬の主役はコートです。

高級レストランや一流ホテルでコートを預けた時も一目置かれることでしょう。

 

コートはある程度サイズをごまかせる分それほど気にせずに選んでしまう方もいるかもしれません。

しかし面積が大きい分間違ったものを選ぶとそれがそのまま表れてしまいます。

スーツと同じようにバランスを見てこだわりを持つと冬のお出かけもきっと楽しくなると思いますよ。

 

 

 

 

一生物のHarris Tweed

ニットなどを製造する機械の部品を取り扱う商社のお客様からセーターなどの売り上げが下がっているというお話をお聞きしました。

スナップされるようなお洒落なイタリア人はセーター率がものすごく高くまさに鉄板アイテム。

私も一年中シャツを着用し冬は+セーターという着こなしがほぼ定番なので少し驚きです。

色や襟の形だけでなくハイゲージやローゲージなどで着こなしがかわるのでいくらでも欲しいくらい。

今季も1つ買い足しあと2つほど欲しいと思っています。

 

 

 

 

初詣にハリスツイードのコートを着用しました。

中はクルーネックにネルシャツ、パンツもツイードです。

気温5~7度くらいでしたが歩いていると暑くてカシミアのマフラーは外しました。

ハリスツイードは元々は漁師の作業着だけあり、油分を多く含む肉厚な生地は抜群の保温力があります。

パットなど省いたイタリアらしい仕立ててはスッキリとしたシルエットで肩まわりも重苦しくありません。

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それにしてもこのがっしりした生地感。

一生物といわれるのが分かります。

はじめは中々馴染みませんが何年と着ると風合いや味わいが出てまさに育てるという言葉がピッタリなコートに。

早々破れることはありませんが破れたら破れたで自分でざっくり治して着ればそれがまた味になることもハリスツイードの魅力です。

ガシガシ着ても大切にケアすれば孫の代まで活躍してくれると思います。

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本当にいいものは何年経っても色褪せることがありません。

30代で仕立てて60になって現役一線で活躍している。

どこかロマンがあります。