トラウザーズのディティールも大切に

久々に梅田のセレクトショップをまわってみました。

最近はほとんど行かなくなりましたが勉強にもなるので10店舗以上をチェック。

数年前はどこに行っても同じブランドしか置いていなくてまったく面白くなかったのですが、ショップのカラーを打ち出しているところが増えてきたような。

円安で仕方ありませんが恐ろしく価格が上がっていますね。

西梅田の高級セレクトショップではニットで普通に30万とかも。

素材や縫製をチェックしましたがちょっと高いような。

でも裕福層がターゲットのブランドと考えると妥当か。

コートで50万超えはイタリアのブランドとはいえさすがにBespokeの方がよい仕上がりだなぁとは思いましたがこの手のブランドは現地よりもアジアで人気なので売れてるそうです。

ちなみに日本が誇る世界的ファストファッションの店舗を通ったら中々いいセーターが安く販売されていて足を止めました。

カラーも絶妙で良し悪しが分かりやすい首廻りなどもうまくできてて5000円以下。

やるなぁと思いタグを見ると7割以上が化繊でした。

このブランドは安いけど天然素材をウリにしてたのでは?と勝手に思ってたのですがさすがに今のご時世では無理か。

あまりに安いと必ず下請けにシワ寄せがいくので仕方ありません。

 

 

 

 

 

先日お納めしたカントリーツイードスーツですがジャケットだけでなくもちろんパンツもこだわっています。

曲線によるS字ラインに力を入れていますがディティールだって重要な部分。

シルエットや履き心地が大切ですがかっこよくなければ意味がありません。

パンツは土台になるので気を抜けない。

人気のベルトレスはスッキリもクラシックな趣に。

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サイド尾錠はピストル型にしました。

日本を代表するパンタロナイオもよく使用するデザインですね。

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ちなみに腰帯がない帯無しというデザインがあります。

昔はベルトではなくサスペンダーで吊っていたのでその時代のクラシックなスタイルで帯がない分耐久性は劣りますが柔らかくさらにスッキリとした印象です。

また半帯といって前半分だけ帯が付き後ろ半分は帯がないデザインもあります。

昔イタリアで流行ったことがあるのですがその場合はサイドの尾錠が帯の分かれ目に付いていてそこで調整します※まぁ実際は飾りですが

中々エレガントです。

premium lineでお仕立てできますのでご興味ある方はぜひ。

 

 

 

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