夏の宝石“MOHAIR”

お休みを取れる方はすでに長いGWがスタートしていると思いますが、私も昨日休日を満喫させていただきました。

甲子園の年間シートのチケットが余っているからと友人が誘ってくれたので28日の阪神vsヤクルト戦を観に行ってきました。

甲子園に行くのは小学生以来。

阪神の応援は一つのプレーで地鳴りのような大盛り上がり。

やはりTVとは臨場感が違いますね。

久々でとても楽しかったです。

余談ですが友人と友人の中学生の長男の3人で行ったのですが、帰るときにその息子さんが誰に言われるでもなくゴミを完ぺきに分類して捨てていたのに感動しました。

ペットボトルはラペルを外しキャップも分けて指定のゴミ箱に捨てる。

すごい数の人がいっせいに帰るのですが見ていてもほとんどの人が適当にゴミ箱にゴミを投げ入れ分別している人はほとんどいませんでした。

これが育ちですね。

お祭りやキャンプなどに行ってもその辺にポイ捨てする。

誰かがゴミを置いていれば一緒になってそこに置いて持ち帰りもしない。

見習ってほしいものです。

 

 

 

 

 

 

GWはすでに数日はご予約と用事で埋まっていますがまだ空きがありますのでぜひ皆様のご連絡お待ちしております。

GW企画・・・というわけではないのですが、2点のみ特別価格でご提供させていただこうと思います。

VBCのMOHAIRTWILL。

夏の高級生地と称されるモヘアはまさにこれからの時期にピッタリ。

VBCではモヘア混のMOHAIR QUATTROが毎夏大人気ですが、MOHAIRTWILLはキッドモヘア(生後3ヶ月内のアンゴラ山羊の毛)を使用した上位互換にあたる高級生地。

とても美しい光沢を放っています。

艶感があり涼しくシワになりにくいのでパリッと見える。

暑苦しい夏に清涼感を与えてくれるので、夏でもスーツを着られるアッパークラスの方に大人気です。

春から秋まで長く着ることができるのも魅力です。


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通常、マシンメイド¥100,000、ハンドメイド¥160,000、ハンドメイド(仮縫い有)¥200,000ですが、¥10,000引きでご提供できます。

色はネイビーとライトネイビーの2色です。

 

 

大半の方は夏はクールビズでジャケットを着ないと思いますが、ご職業であったりお立場のある方やオシャレな方は夏にスーツを着る方も結構いらっしゃいます。

できるだけ暑苦しく見えず涼しそうな生地を選ぶのも相手への思いやりのひとつ。

実際に身だしなみを整えられている方は季節感を大切にさせる方ばかりです。

モヘアは夏スーツのマストアイテムです。

 

 

 

大人のマナー

作法やマナーの本を読むことが多いのですが、最近読んだマナースクールを経営されている諏内えみ氏の本がとても読みやすかったです。

育ちの良さについて書いていますが、「育ちがいい」とはお金持ちの家に生まれたということではなくいかにマナーを知っているかということ。

そしてマナーとは相手に対する気配りや思いやりということです。

相手の立場に立って物事を考えられれば当然信頼も得られ人間関係もうまくいきやすいですよね。

自分も基本的なマナーはできていましたが日本の作法に関しては知らないことばかりでした。

冠婚葬祭などありますしもっと勉強しないといけません。

本の中身のごくごく一部ですが抜粋してみました。

 

「ちょっとそこまで。も気を抜かない」

先日のブログで大谷選手の奥様である真美子さんが寮生活の時近くのコンビニでさえもきちんと着替えてから出かけると書きましたが、諏内えみ氏の著書でも書かれていました。

もちろんばっちりキメキメに着替える必要はありませんが、偶然誰かと会っても恥ずかしく無い格好ではいたいですね。

 

「髪やスキンケアに手を抜かない」

髪も肌も一朝一夕できれいになるわけではありません。

積み重ねることで結果が出てきます。

普段から気をつけることで睡眠や食生活も乱れないように意識できると思います。

以前英国王室のキャサリン妃について書かれた本を読んだ時、キャサリン妃はどんな時でも必ず髪だけはきれいにセットすることを徹底されていたそうです。

髪型は相手があなたを理解する重要な要素となるので気をつけなければいけません。

 

「目につきにくいところも美しく」

本の中ではメイクもファッションも完璧で一部の隙もない女性がサンダルからちらりと見えたかかとがガザガザケアされておらず残念に見えたという内容でしたがこれはよくあります。

この業界にいると無意識に全身のコーディネートが見えてしまいます。

いいスーツを着ているのにシャツが合っていない。

靴がケアされておらず傷だらけ。

ネクタイが安物。

靴下に穴が開いている。etc

基本的に自分がこだわっていると相手のその部分も自然と見えてしまうのでそれで相手のセンスやこだわりの強さが分かってしまいます。

 

「ビニール傘は残念」

これもあるあるですね。

ちなみにビニール傘はリサイクルできず環境問題に大きな影響を与えています※日本は特にひどいことで有名

スーツを着こなしている人でもビニール傘を持っている方がほとんど。

急に雨が降ってきた場合はその限りではありませんが、大人であればちゃんとした傘を最低1本は持っておきたいところ。

めったに見かけませんが上質な傘をきれいにまるめて颯爽と歩いている人は風格を感じます。

お客様の中でも上質な傘を修理しながら何年も使用し、スーツの色に合わせて濃い色と明るい色を分けられている方がいらっしゃいますが本当にかっこいいです。

 

「季節感を大切にする」

季節にあった装いはファッショナブルなだけではなく、美しい四季や自然へのリスペクトが感じられます。

イタリアなども地域によってその土地の風土が服に出ていますよね。

これは洋服だけでなく和装でも古来より取り入れられ続けてきたことです。

季節感を大切にできる方は丁寧な暮らしを送っている印象を与えます。

 

「ブラックフォーマルはマストアイテム」

欧米では黒のスーツはフォーマルな場など特別な機会でしか着ません。

日本では就活生が黒のスーツを着て集団で歩いているので海外の人から不思議に見られていることは有名ですが。

ただ弔事などの場では日本の礼装として黒のフォーマルスーツは必要です。

TPOをわきまえた服装ができるかどうか。

フォーマルブラックはブラックスーツと生地が違うので並ぶと分かってしまいます。

 

 

 

何百何千とあるマナーで正直細かく気にし過ぎる必要はないと思います。

相手が喜んでくれるか、相手に迷惑をかけていないか、場にあっているか、を気にすることが必要なのではないでしょうか。

最近自分勝手が招く事件やトラブルが多いですが、マナーを大切にできる人が増えるともっと笑顔あふれる世の中になるのだと思います。

 

 

 

 

 

春夏シャツを着こなす

大谷選手絶好調ですね。

活躍を見ると勇気をもらえます。

学生時代からブレない信念と圧倒的努力の賜物ですから心から尊敬します。

そんな大谷選手の奥様の記事が掲載されていてやはり素晴らしい方なんだなという印象を持ちました。

真美子夫人は人柄がよく同僚やチームメートなど誰からも愛されていたことで有名ですが、学生時代寮の近くのコンビニに行く際、まわりはみんなジャージなのに真美子さんはきちんと着替えて出かけていたそうです。

着替えられないときもパーカの紐をハート柄に結んだり必ずアレンジして着こなしていたそうです。

ほんの近所のコンビニに行くだけなのに普通は適当な格好になる人がほとんどだと思います。

結局めんどくさくてもするかしないか。

スーツなんてめんどくさい、オシャレなんてめんどくさい。なんて思っているとまわりからの評価もそのようになってしまいます。

身だしなみが整っている人、持ち物をケアしている人が信頼されやすいのは当たり前のことですよね。

成功を掴みやすくするのは日々の積み重ねです。

 

 

 

 

 

春の陽気で過ごしやすい日が続いております。

春らしいスーツに加えシャツの需要が特に増える時期です。

ちょうど友人のシャツが仕上がったところ。

ブルーのストライプとサックスの無地。

クールビズはシャツ1枚での着こなしが増えることからどうやって着こなすかがセンスの見せ所です。

爽やかで涼し気なブルーとストライプは特に人気ですね。

ローテーションに1つ2つは入れておきたいところ。

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ディティールで魅せるギャザーもおすすめ。

分かる人には分かるエレガントな雰囲気。

ナポリの風が見えませんか?

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ちなみに腕のまわりに縦シワが入る時がありますがこれは必要なもの。

腕を動かす際のゆとりです。

ジャケットを着た時のことを考えスーツに比べ全体的に若干細身が仕立てるのがベター。

ピチピチダボダボはやめましょう。

 

 

 

イタリアでもナポリではシャツを着る人の数が日本とは比べ物にならないほど多いです。

流石ファッションの国、生活に溶け込んでいます。

しかも少しでもこだわる人はみんなオーダーし刺繍を入れている。

以前知人が働いていた某有名セレクトショップのオーナーがナポリに行った際、驚くほどみんなシャツにネーム刺繍を入れていて何となく恥ずかしくなったという話をしていましたね(笑)

シンプルなものだからこそ奥が深い。

シャツの着こなしで人生観が垣間見えているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

できる男のスーツ

先月江坂にお店を構えているときからご贔屓いただいていたお客様からオーダーをいただきました。

はじめてご来店の時は確かまだ20代だったはず。

当時から身だしなみを整えられ普段着もお洒落でとても礼儀正しく大企業ですしエリートコースですねなんて笑いあっていたのですが、今回ヘッドハンティングされ大出世されていました。

やはり仕事ができる人間をまわりは放っておきません。

オーダーいただいたのはイタリア製生地で仕立てたネイビーソリッドの3P。

ベストがあると貫録も出て益々仕事に身が入りますね。

 

 

 

 

そして本日納品させていただいたお客様もお若くして大成功されている実業家のお客様。

今まではスーツを着ないお仕事だったのですが、会合などいざという時のスーツや普段着のジャケット、シャツなどをたくさんオーダーくださっていました。

最近新たな事業を始められるとのことで仕事に必要なスーツのオーダーです。

選ばれたのはH.LESSER & SONSのネイビーソリッド。

一流のお客様を相手にするお仕事とのことで、まさに格式と風格を持つスーツは今回のお仕事にふさわしいものだと思います。

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やはり一流の男というのは必ず上質なネイビーのスーツを用意します。

傷みはじめたら必ず早い段階で用意しクローゼットには必ずかかっている。

お客様によってはネイビーの無地だけで数着お持ちの方もいらっしゃいます。

シンプルがゆえに質が分かりやすくごまかしが効かず着る人を最大限引き出してくれる。

できる男が選ぶスーツの王道です。

 

 

 

 

 

 

 

最高級ハンドメイドオーダーシャツ

来月のGWは基本休みませんが1日だけウクレレを聴きに行こうかと思っております。

公園で行う無料の小さなイベントです。

特段ウクレレに興味があるわけではありませんが自然の中でのんびりするのにうってつけです。

人混みの中は苦手なので癒されそうと。

自然を感じインスピレーションを高め仕事へと繋げていきます。

 

 

 

 

 

現在当店で取り扱っているオーダーシャツは一流テーラーやブランドにも選ばれているほどクオリティも高く大変満足しているのですが、更に上を目指し本場にも負けない本格的なシャツを作れないかと考えていました。

そして今回遂に完成しました。

熟練の職人によるハンドメイドを取り入れた最高級のシャツです。

袖付けや襟カット、釦ホール、ステッチなどをハンドメイドで行い、耐久性が必要な脇線やカフス取り付けなどはマシンメイドで行っています。

素材はシワになりくい加工を施したピュアリネンです。

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特に重要な袖付けをハンドメイドで。

もちろん高級シャツの代名詞オフセットスリーブです。

前振りの袖の為腕が動かしやすく着心地も向上し快適さを感じます。

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細かな部分ですが釦ホールも素朴な感じでいいですね。

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背中のこの色気。

雰囲気がエレガントすぎませんか。

ギャザー仕様ですと肩、カフス、背中にギャザーが入ります。

もちろん通常パターンでのお仕立ても可能。

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ハンドメイドの特徴とはなんでしょうか。

しなりや着心地の良さ?

もちろんそれもあります。

ただイタリアを代表する超高級シャツメーカーのレディメイドシャツは平均7万以上の価格にもかかわらずマシンメイドです。

日本で一番有名なカミチェリアのオーダーシャツもマシンメイドですね。

しかし着心地は文句なく素晴らしい。

現在は技術も発達してマシンメイドでも素晴らしいクオリティのシャツが仕立てられる為、わざわざ手間のかかるハンドメイドのシャツを作らないのです。

 

ではハンドメイドでシャツを仕立てる意味は?

イタリアにハンドメイドでシャツを仕立てる創業70年近くになる老舗シャツメーカーがあります。

そのCEOの「ハンドメイドの衣服には独特の味があります」という言葉がすべてを物語っているように感じます。

今回仕上がったシャツもハンドで襟をカットしているため近くでよく見るときれいな直線ではありません。

これが間違いなく良い。

全体的に温かみがあり柔らかく味のある雰囲気こそハンドメイドシャツの醍醐味だと思います。

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第二の皮膚といわれるシャツ。

だからこそ本物を着たい。

誰にも気づかれないかもしれませんが、本物を選んでいる人はこのような部分にこそこだわりを持ちます。

 

 

 

今はまだ本格的にスタートしていないので白無地しか用意しておりませんが生地も増やしていきたいと思っています。

価格は¥33000~と破格。

シャツにこそこだわりを持つ本物の紳士にぜひともおすすめしたい逸品です。

 

 

 

 

 

Big stripe

お客様のハンドメイド仕立てのスーツが到着しました。

シルエットがなんとも美しい。

全体のラインが丸みを帯びこれぞ本物のスーツといった風格。

マシンメイドとは一線を画します。

曲線こそイタリアスーツの命です。

ナポリのトップサルトに上りつめた今は亡き一流のマエストロに師事した職人が、今も現場でアイロンワークを振いこのフォルムを作り上げています。

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ナポリ仕立てを代表するマニカカミーチャ。

面白いもので生地によってシワの入り方など驚くほど違った雰囲気になります。

また今回たくさんの仕上がったスーツが届きあらためて思ったのが仕立て映えについて。

生地にはそれぞれ特徴がありどれが良いとかではなく好みになるのですが、個人的にHARRISONS、H.LESSER、DUGDALE BROSの仕立て映えの良さは素晴らしいと思いますね。

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生地はFRONTIER。

サヴィルロウでも特に選ばれている生地のひとつ。

そしてこの大きなストライプの入り方にセンスを感じます。

ヴィンテージにもありそうでも古くさくなく、よい意味でのクラシックさが秀逸。

威厳を纏いかっこいいの一言に尽きます。

余裕を持った大人が着こなすようなスーツ。

最近はスマートに感じない色気のない大人が増えた気がしますが・・・というか本物の紳士を見かけない。

こんなスーツが似合うような、選べるような、もっと大きな男が増えて欲しいものです。

 

 

 

 

 

 

Spring collar

昨日は石川県からのお客様がご来店下さいました。

毎回お仕事などで大阪に来られる際にオーダーくださいます。

ありがとうございます。

経営者というお立場柄いつも身だしなみをきっちりとされていますが今回は春らしい色をご検討との事。

ライトカラーでお考えでしたがH.LESSERのベージュに決まりました。

文句なく素晴らしい生地ですし、お仕事でも勝負のときに着たいということで大人のベージュスーツであればやり手の男を演出できます。

一般的には上級者向けスーツになりますが、大きな商談はでは信頼だけではなく勢いも必要なので、バシッと着こなせば場の気分も上がり良い雰囲気を作り出してくれると思います。

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私も本日はホテル阪急インターナショナルのフレンチ「マルメゾン」で会食です。

気温も上がり夏日に合わせGRAND CRUのスーツで。

最高級のSUPER150’Sを使用した極上のスーツはふわりとした軽い着心地でガーゼを纏うかのよう。

パンツの快適さは夏の暑苦しい時期も快適に過ごせそうです。

SUPER150’Sという繊細さを前面に感じられるので快適さの反面耐久性が気になるかもしれませんが、目付330gもあり英国らしく双糸。

軽いのにしっかりと織り上げられ仕立て映えし強さも兼ね備えたトップクラスの品質を体感できます。

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レストラン前のエントランスが電球色で少し色が分かりにくいですがスーツはライトグレー。

やはり春夏は明るめの色で涼し気に着こなしたいですね。

ネイビーでも春夏は少し明るめで爽やかさを出すのが人気。

TPOもありますが濃い色では重く暑苦しい印象を与えてしまう可能性もあります。

色の着こなし、それもマナーのひとつ。

季節に合わせて爽やかなスーツの着こなしを楽しみましょう。

 

 

 

 

High twist

とある海外ブランドの工場がとてつもなく美しい。

建物は近未来的で屋内は明るくとても清潔で美しく、工具からその工具を置く台までまるでアートのよう。

サステナビリティは最高水準でありこれこそ真のブランドではないでしょうか。

美しい環境からは美しいものが生まれ、快適な環境からは素晴らしいアイデアが生まれやすいといいます。

GoogleやAmazon、Microsoftなど世界トップ企業では働くための空間が徹底的に洗練されていることで有名ですがイノベーションを生み出す企業は美に対する意識に妥協しません。

着る服も自由ですがカジュアルでもきれいめでおしゃれな格好をしている人が多い。

内面は外見に出るもの。

つまり外見が内面に影響を与えるということでもあるのですね。

 

 

 

 

 

 

High twistで織られた春夏用スラックスをオーダーいただきました。

グレー、ライトグレー、ブラウンと色違いでまとめて3本。

2PLYの強撚糸でナチュラルストレッチというまさに夏のスラックスに最適な生地になります。

夏の暑さ対策の中で蒸れを逃がすことが重要ですが通気性が高く汗が蒸発しやすいです。

目付け290gの強撚糸で織られ耐久性も抜群。

織りによる自然なストレッチで履き心地もよく値段もお手頃なので、クールビズ用のスラックスに私も毎年おすすめしています。

もちろんスーツで仕立てても快適に着ることができますよ。

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夏はジャケットを脱いでパンツとシャツだけの着こなしが多くなります。

シンプルな分ごまかすのが難しい。

パンツは着こなしの土台といわれるほど大切なアイテムですが適当に選ばれる方も多く見受けられます。

シャツも同じで体のラインをどう美しく出せるかが大事。

大体春から夏の着こなしが上手な方はセンスが高い方が多いですね。

ある意味とても楽しい季節です。

 

 

 

 

 

 

春夏のシャツジャケット

先日友人と綾部牧場に出かけました。

大阪では桜も散り始めていますが、牧場ではまだまだ満開の桜も見られました。

篠山川沿いに数百m続く桜もすごかった。

関西ではお花見の席取りも一苦労ですがちょっと田舎に出れば人もほとんどいなくて最高の景色を独り占めできるほど贅沢に過ごせます。

 

日差しが温かいですが空気は冷たさも残し風が吹けば多少ひんやり感じる陽気。

絶好のお花見日和でした。

牧場に来たら必ず特上カルビと極上ホルモンを食べるので臭いがついても大丈夫な焼き肉対策の着こなしをと、オーバーシャツ(シャツジャケット)をチョイスです。

ハードマンズのピュアリネンシャツジャケットとアメリカンシーアイランドコットのシャツ、中手のコットンパンツでしたがちょうどいい感じでした。

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シャツジャケットはジャケットといってもシャツ生地で仕立てられた1枚仕立てのジャケットなのでサラリと羽織れる手軽さが人気。

洗濯も簡単です。

ジャケットだと暑いけどシャツ1枚だと肌寒いときなどに重宝します。

夏はアウターは必要ないけどちょっとしたジャケットを用意しておきたいときなどに。

日焼け対策や寒暖差がある日なども使いやすいですね。

値段も手頃なので春夏の新しいスタイルに取り入れるのもおすすめです。

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夏向けだとリネンの他にシアサッカーも人気です。

大きなストライプやチャック柄、またはビビッドカラーなどでもシャツ生地なら派手になりにくく着こなしやすいです。

春夏は軽やかに爽やかに季節を感じさせる着こなしを楽しんでください。

 

 

 

 

 

外見と自己意識の科学

よく行くジムやカフェなどで先輩が新人を教えている姿をよく見かけます。

初めてのバイトなのかぎこちなさもあって微笑ましくフレッシュさを感じます。

昔はこんな時もあったのですね。

4月になり新生活もスタート・・・ですが私は何も変わっておりません。

毎日のように時の流れるのは早いなぁ。などと年寄りじみたことを言っているだけです。

ただ仕事は常に新しいことにチャレンジ。

今年もシャツやスーツの改良で試作を作っています。

どこにもないような高品質な製品をお求めやすくをモットーにしていますので。

失敗も多いですが少しずつ成果が出ていますよ。

 

 

 

 

 

昨日みていた科学の番組で「顔に関する科学」がやっていたのですが身だしなみや服装と関わる部分がありとても面白い内容でした。

最新の脳科学の研究から、仮想空間の中で自分に自信がない人が魅力的な見た目のアバターを作成すると異性に対し自己開示的になったり積極的になったりすることが分かっています。

研究者の方曰く「外見が変わると自己意識が変わり行動が変わる」ということです。

それを活かせば人見知りも治りやすいらしいですよ。

昔から言われ続けている「服で人生(意識)が変わる」と同じです。

身だしなみを整え服を着こなすことで自分に自信が出てきます。

自信がつくことによって新しいことにチャレンジしたり、失敗してもへこたれず挑むことができます。

野球でも打者が「三振するかも」と思うか「絶対に打てる」と思うかで後者の方が打率がいいという研究結果からも、自信がある人の方がうまくいきやすいのは当然のことです。

 

また外見のイメージは深層心理に植え付けられ内面はそれに引き寄せられるので身だしなみを見ればどのような人か分かります。

ドレススタイルでもプロから見ればどこに力を入れていてどこの手を抜いているか一目瞭然。

「スーツは高級だけどシャツは安物だな」とか「靴のケアをしていないな」などすぐに分かります。

逆にいつお会いしても細部まで気を使われているお客様は、こちらも本音でお話しできますし本当の掘り出し物をご案内できることもあります。

上質な生地がお得に入荷しても長く大切に着て下さる方にご紹介したいですからね。

 

 

世界22か国で行った仕事の意識などの調査で(2020年調べ)、日本は7項目中5つの項目で最下位で合計でもダントツの最下位でした。

欧米人に比べ自己肯定感もとても低い。

実力は世界有数なことも分かっているのですが、自己肯定感が低いので生きにくい世の中と感じてしまうのです。

もっと身だしなみやファションを楽しめれば自信が付き、もっといい国になるんじゃないかと思うのですが。