腕時計のメンテナンスを一気に行いました。
ずっと大切に保管している星座の時計の電池交換。
祖父の形見であるSEIKOの時計は、リザード革のベルトが裂け始めたので同じくリザード革のベルトに替えました。
20年近く使用しているRADOはオーバーホールに。
他の時計はまだメンテナンスの必要はなさそうでホッとしました。
使ってこそという考えなので必要以上に数は増やしたくないのですが最近かなり気になる時計があります。
結構な値段なので簡単には手が出せませんが・・・あの角形は魅力的すぎる。
ビッグボーナスでも入ったら考えるとしましょう。
お客様のスーツが仕上がりました。
本当に美しいソラーロスーツです。
生地はVBCのBEAUSOLEIL。
もはや定番となった21マイクロン。
ミュールジングされていない太番手の原毛を使用し、超強撚糸に紡ぎ更に双糸で織り上げた、抜群の耐久性と回復力、防シワ性を持った英国顔負けの生地です。
ソラーロの魅力といえば玉虫色とよばれる光沢。
経糸と緯糸の色が違い裏側の色が表に出ることによって虹色のように輝きます。
見る位置の光の加減で見え方が変わるので、こちらのスーツの場合普通に見れば奥行きのあるベージュのスーツ。
しかし動きがあるとうっすら青っぽい光沢が浮かび上がります。
写真では分かりづらいですが裏の青が見えていますね。
あくまでさり気ないのでいやらしさもありません。
ソラーロスーツは結構上級者向けなのですが、BEAUSOLEILはヘリンボーン柄や質感をうまく使っていて初心者でも着やすいです。
それでも抵抗がありましたらブラウンだと更に着やすくてビジネスでも人気。
VBCはこの辺のセンスが本当に素晴らしいですよね。
私もソラーロスーツを持っていますが、特にVBCとSMITH WOOLLENSがおすすめです。
パットやタレ綿を抜いた仕立てですが生地にコシがあるのでしっかりした印象。
ちなみにステッチもAMFではなくオールハンドで仕上げています。
BEAUSOLEILは百貨店やブランドともコラボするほどの人気があります。
ソラーロが好きな方も興味がない方もきっと気に入っていただけるスーツに仕上がると思いますよ。