ふじやま織

バタバタと忙しい日が続いていたのですが、2日間ほど仕事も用事も入っていない日ができたので急遽友人とキャンプに行ってきました。

琵琶湖のキャンプ場ですが、そこそこの人がいたものの皆さんマナーが良く静かでのんびりと自然を満喫できました。

ちなみにキャンプといっても快適とはいえないものです。

周りを見れば大きな最新のテントや立派なタープ、魚をさばいたり豪華な料理を堪能しているようなキャンプ通な方ばかり。

比べて私は元々バイク(しかもスーパースポーツ)でのソロキャンパー。

荷物は極限まで減らし自然のものさえも利用する質素なキャンプです。

今回は友人の車で来たとはいえ元々持っている道具は同じなので周りから見れば極貧キャンプに見えたでしょう(笑)

でもそれがいいんです。

省エネ人間なので。

ですがなぜかLEDランタンだけは3つ持っていきます。

 

 

 

 

 

裏地にとてもこだわりを持つお客様のスーツが仕上がりました。

着ているときは見えなくてもちらりとセンスがのぞきます。

選ばれたのは王道のペイズリー。

以前も黄色のペイズリーを選ばれていて、今回は2着を赤と青の色違いで揃えられました。

キュプラ裏地の中でも高級ふじやま織。

糸から染める先染めなので上質感があり玉虫色効果を楽しむことができます。

キュプラといえば柔らかく耐久性が気になるかもしれませんが、このふじやま織の生地はしっかりとした厚手の生地でペラペラした安っぽい生地感ではありません。

もちろん吸湿性が高くなめらかで静電気も起きにくいです。

発色もとてもきれいですね。

日本の技術を感じます。

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ジャガードの柄が浮かびあがり存在感はあるのにもかかわらずいやらしさがない。

何度も見たくなるような美しさです。

安いものではありませんが細部にこだわりを持つことでセンスが更に磨かれていきます。

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ペイズリーのジャガードはどちらかというとシンプルな柄ではありますが、イタリアの一流サルトや日本のトップテーラーでも裏地にこだわりを持つことろが増えてきていますね。

一面鮮やかに花が咲き乱れた柄であったりポップアートのデザインであったり、はたまたドクロであったり(笑)

私も裏地はずっと無地ばかりでしたが色々な柄の高級裏地を試そうと思っています。

今一番気になっているのは紅葉(もみじ)の柄。

日本の四季の美しさが表現されています。

日本をイメージできる柄で揃えていこうと考えています。