日本の生地は “世界トップクオリティ”

庭の梅の木に花が咲きました。

春ですね。

今年は寒かったせいか開花が遅れてはいたものの大阪城の梅林も見頃らしいです。

100種以上1000本以上の色とりどりの梅に癒されます。

毎年見に行っているので今年も見に行く予定です。

 

 

 

 

KUNISHIMAのCOBOシリーズ、ウールデニムの生地サンプルが届きました。

KUNISHIMA【国島】は日本が誇る尾州の老舗国産生地メーカー。

世界最高峰の生地の見本市である「プルミエール・ビジョン・パリ」にアジアから初めて出店を許可された企業です。

100年を超える歴史を持つKUNISHIMAですが2020年に社名を変更してからコンセプトが変わったのかセンスまで洗練されたような気がします。

2年前くらいにKUNISHIMAのツイードを見てものすごくいい生地だなと一目惚れしました。

色柄も織りも文句なしに素晴らしかった。

そして今回のウールデニム。

これも間違いないですよ。

ストレッチ性があり柔らかく光沢もありとても繊細。

ウールのデニムはゼニアが開発したトロフェオデニムが一世を風靡しましたが負けず劣らずかと。

デニムですがパッと見はデニムに見えず上品な雰囲気で本当にいい生地です。

このデニムでスーツを仕立てたら・・・・間違いなく注目の的ですね。

ちなみにこのCOBOシリーズ、LOEWEやChanel、Christian Diorをはじめとする世界中の一流メゾンに使用されています。

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ご存じ世界三大生地産地のひとつが尾州でハイクオリティな生地を生産しています。

日本のテーラーで仕立てる高級生地といえばイタリアやイギリスのものが多く、日本はMIYUKIや葛利毛織などほんの一部のメーカーしか見かける機会がありません。

しかし世界では日本の生地評価は高く一流のハイブランドに選ばれることが多いです。

グローバルに展開するのが苦手だった昔と違い、今は数多くの国内企業が世界に向けて発信し注目度が高まっています。

日本の生地は間違いなくトップクオリティ。

ぜひ一度仕立ててみてください。

その実力にきっと驚かれると思います。

しかも日本のデニムは世界一ですよ。