一流を身につける

ロッテマーリンズの正捕手としてゴールデングラブ賞、ベストナインなどに選出されるほどの活躍をしWBCでも世界一に貢献した元プロ野球選手である里崎智也氏の記事が掲載されていました。

プロ野球選手時代に稼ぐことができても引退すれば収入は0。

コーチや監督になることができる人もいますが低い年棒で倍率は恐ろしく高い。

里崎氏はそのことを踏まえ、新しいことに挑戦しコツコツと努力を重ね引退後も成功することを公言し目指していました。

結果、現在も収入は右肩上がりで年収1億円プレーヤーとして活躍されているそうです。

 

その中で気になる内容がありました。

一流を身につけ一流を経験する。

現役時代は1300万のベンツに乗りオーダースーツやブランド品を身につけタワーマンションに住んでいたそうです。

浪費だったのか?いや意味があることで投資だったと考えていたそうです。

一流といわれるものを知り何が一流でその基準が分かったと。

タワマンなどはセキュリティもしっかりしていましたが、とにかく家を出るだけでも時間がかかり本人には合わなかったそうです。

しかしそれも経験することで知識を得て自分に最も合う環境を選ぶことができました。

色々な経験をすることで選択や知識、考え方の幅が広がり新たなチャンスが舞い込みやすくなるのではないでしょうか。

 

私が尊敬する革職人のKEIICHIRO氏も世界最高の技術を手に入れる為、一流とよばれる場所や物、経験と出会うために世界中を旅しています。

その結果、ハリウッドスターやセレブ、王族、芸能人など本物を見抜く人達を顧客に持ち活躍されています。

いかに自分が身につけるもの、身を置く場所が大切かというお話を伺い私も深く感銘を受けました。

 

最近美容院などを経営し年収1億を超える実業家である山下誠司氏の本に出会い動画を知りました。

いつも礼儀正しく向上心に富み努力を重ね常にお洒落。

そんな山下氏の言葉で「一番良いのは一流に触れること」というものがあります。

休みの日に美術館に行ったり一流レストランに行ったりすると、そこには一流の人がいてどのような会話をしていてどのような服装でどのような仕草なのかが分かり、場の空気を感じ接客の質なども感じることができます。

お金のないころから高級ホテルのラウンジにコーヒーを飲みに行っていたそうです。

 

 

ただ高級レストランに行って満足しているだけではあまり意味がないと思います。

何度も通いその雰囲気を自分のものにするというか。

上質なスーツを仕立てたのであれば一張羅としてたまに着るのではなく、高級服の取り扱い方を勉強し当たり前のように普段から着こなしてこそその良さが分かるのではないでしょうか。

そうしたことを続けると不思議なことに今までとものの考え方が変わってくることがあります。

コンフォートゾーンからのステップアップの時期かもしれません。

思考が変われば生活も変わり人生が変わってきます。

 

 

今まで何百冊という本を読んできましたが尊敬できる人は共通点がかなり多く見つかるんです。

今の自分を成長させたい、今よりステップアップしたいという気持ちがあるのであれば、一流に触れることがその近道になるかもしれません。