様々な生地をお試しあれ

私が知っているなかで圧倒的な日本酒通のお客様からとあるお酒をいただきました。

“十六代九郎右衛門 純米吟醸 美山錦”

元々お客様が贔屓にされていた酒蔵で、今回IWC純米吟醸の部でこのお酒が342点中第1位という栄誉に輝きました。

これは楽しみすぎです。

以前も「田光」というお酒をいただいてあまりに美味しくて感動したことがあります(今は味が変わってしまったのですが)

情報というものはネットの情報より自分の足を使ったもの以外では実際に経験された方の話を直接聞くことが何よりも信憑性があります。

最近だとマットレスや靴、スキンケアとか教えていただき参考になりました。

皆様の情報どしどしお待ちしております。

 

 

 

 

お客様が選ばれた生地が自分も気に入っている生地だとものすごく嬉しくなります。

自分が気に入ったバンチしか仕入れていないのですべてといえばすべてなのですがその中でも特に惹かれる生地は尚更です。

先日オーダーいただいた生地はVBCのBEAUSOLEIL 21μ。

いわゆるソラーロです。

写真は少し明るく写ってしまったのですが、この生地は毎シーズン人気で雑誌でも頻繁に取り上げられているほど評判。

経糸と緯糸の色が違い、動きがあると裏側の色が表にさり気なく出てくるのでとても複雑な色に。

一般的な繊細なウーステッドのベージュ系ソラーロは少し目立ちやすいので上級者向けでもあります。

このBEAUSOLEILはうっすらヘリンボーンの織り柄が入り目付もあるので落ち着いて見えてはじめての方でもおすすめですね。

IMG20231011213859-fotor-2023103012017

 

すでに発送してしまいましたがENGLISH SILVERNのネイビーもとても良い生地でした。

織元はイギリスの老舗高級生地メーカーで私も一押し。

光沢があっても落ち着いていてまさに英国的エレガンス。

着る時期は限られますがPremier Cruなども圧倒的に美しい仕立て映えで惚れ惚れします。

無地なんて色柄が似ていればどれも同じでは?

いや、まったく違います。

だからこそ毎回違うスーツを作りたくなってしまう。

皆様はどのような生地が好みでしょうか。

 

 

 

 

 

Good fabricks.

同じような感性をお持ちのお客様とは他の部分でも通じる部分も多くお話ししていても楽しいですね。

服の系統やファッションセンスだけでなく、食べ物であったり美容であったり趣味であったり。

自分は食べ物に結構気をつかう方ですがもっと詳しく調べられているお客様がいて驚きました。

健康の為にも普段食べているものは本当に大事。

かっこいいおじいさんになる前に病気で寝たきりになっては意味がありません。

豆知識ですが河豚(ふぐ)って元々毒はないんです。

毒に耐性があり毒をもつ小さな餌を食べ、その食べた毒が凝縮されてふぐに蓄えられ身を守っているんです。

何が言いたいのかというと・・・私達が普段食べている物は間違いなく私達の血となり肉となっているということ。

でもたまにはポテトチップスを食べたくなるのです。

 

 

 

 

 

 

上質な服はいい仕立てといい生地から。

まぁ当たり前のことですね。

でも生地ブランドはたくさんありますが意外に使用している生地はみんな似たり寄ったりしている気がします。

 

先日世界トップサルトのひとつアルトリア・パニコがW.Billのシェットランドツイードでジャケットコートを仕立てた写真をアップしていました。

W.Billのシェットランドツイード、私も同じ生地のジャケットを持っていますが間違いない生地ですよね。

キープしている着分もパニコが仕立てていた生地とほぼ一緒のもの。

W.Billはイタリアでもイギリスでもトップサルトでは大体使われています。

963

 

PORTER & HARDING、これも本当に素晴らしい品質。

サヴィルロウでは絶対定番であり、イタリアの一流サルトでもよく選ばれています。

PORTER & HARDINGのガンクラブチェックはもはや説明不要ですね。

ジェントルマンの証にもなる生地です。

IMG_20231019_171544

 

 

Gieves & HawkesやHuntsmanをはじめとした一流テーラーが集まるサヴィルロウではほとんどといっていい程Harrisons of EdinburghやSMITH WOOLLENSに上記の生地などLBDグループの生地ばかり。

とあるテーラーではそれらのバンチの奥にひっそりとLoro Pianaのバンチが置いてあり尋ねてみるとあまり使用していないとのこと。

ソリートの工房ではSMITH WOOLLENSなどが多かったとお聞きしました。

HOLLAND & SHERRYも人気ですね。

知り合いの職人がナポリで修行していた際、色々なサルトをまわってみるとほとんどCaccioppoliとARISTONのバンチしかなかったと言っていました。

 

イタリアでもイギリスでもそんなもので大体人気所は同じ。

何の基準で選ぶのかは分かりませんが自分達の仕立てにあったものを選んでいるのかもしれませんね※中には大人の事情で選んでいるものもあるそうですが

選ばれた生地はかなり品質の高いことは間違いありません。

 

日本はひとつのテーラーにかなりの種類のバンチを置いていることろも多いです。

贅沢ですね。

 

 

 

万能ホップサック

現在Bespokeのオーダー受付を一時中止させていただいております。

ご迷惑おかけいたしますが何卒よろしくお願い申し上げます。

ご質問等ございましたらお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡くださいませ。

 

 

 

 

季節の素材を選ぶのはファッションのセオリーですが、今からの季節だと起毛素材が中心です。

セレクトショップでもほぼほぼ並んでいるのはツイードやフラノなどばかり。

よくよく考えると私が持っている秋冬のジャケットはすべてツイードかカシミヤでした。

やはり素材感のある生地に惹かれますね。

 

ただ、秋真っただ中の今のような時期は昼はツイードなどでは暑く季節感が合いませんし夜は夏ジャケットやアウター無しでは肌寒い。

中途半端な季節です。

最近は春と秋が短くこのような時期は何を着るか悩んでしまいます。

そんな中重宝するのが定番のホップサックジャケット。

3シーズン着用できますし様々な素材のボトムスとも相性がいいのでまさに万能選手といったところ。

使える時期が少ない春秋ジャケットに着数をかけられないのであればとりあえずホップサックジャケットを持っていれば何とかなるのではないでしょうか。

 

お客様からオーダーいただきました、Ermenegildo Zegna -ISLAND FLEECE-のネイビーホップサック。

先日サンプルが入荷した時もご紹介いたしましたが、現物をみて確信に変わりました。

間違いなくいい生地ですね。

色も織りも絶妙。

上質な原毛しか使用しないゼニアだけあり素材の良さやラグジュアリー感が溢れています。

しかも、いつもの繊細さを前面に出すのではなくゼニアの中でも特に太番手かつ双糸という英国的な織り。

使用されている原毛はフォークランド諸島のコリデール種100%のもので農薬や化学肥料を使用しない牧草を食べて大切に育てられたものです。

南極に近いフォークランド諸島は1年通して非常に寒く強風が吹き、そこで育った羊毛はとても丈夫だといわれています。

個人的な意見ではありますがここ最近のホップサックの中でも美しさと耐久性を兼ね備えた一番おすすめな生地だと思いました。

仕上がりが楽しみです。

333999

 

1着は持っておきたい万能なホップサックジャケット。

いざという時に頼りになりますよ。

 

 

 

 

チェックジャケットは大柄が人気

セーターが好きで毎年のように買うのですがシャツなどと同じようにサイズが合わない方が多いんですよね。

ジャケットと合わせる場合は身幅のゆとりが多いとダボついて見えるし丈が合わないとバランスが悪い。

オーダーもあるのですが原毛の最高級を謳っている割には何か質感の見た感じがよくないような気がして。

織機の問題のような気がします。

ハイゲージが好きなのですがハイゲージ自体も少ないし結局オーダーはしたことがありません。

高級セレクトショップに並んでいるようなイタリアなどのニットブランドのものがやっぱり上質でいいんですけどね。

今年は1回オーダーもチェレンジしてみようかと検討中です。

 

 

 

 

お客様からオーダーいただきました生地が届きました。

Vitale Barberis CanonicoのWOOLLEN SUITINGS。

有名なORIGINAL FLANNELより目付があり織りの太さもしっかりとした印象。

フランネルのようなツイードのような。

柔らかさがありジャケットにもスーツにもピッタリな生地です。

価格もFLANNELの倍ほどしますが原毛に上質なSUPER100’sを使用し高級感があり着心地もいいハイクオリティのジャケットが仕上がります。

@p

 

 

またこのはっきりと入った大柄のチェック柄がいいですよね。

イタリアでも柄物を選ぶなら大きく入ったものが人気。

日本の有名なファッショニスタも大柄のチェックやストライプを選ぶことが多いです。

1

 

 

秋冬ジャケットをお考えで無地をお持ちであれば次は大柄チェックなどいかがでしょうか。

シャツでもニットでもかっこよく決まります。

素材感も文句なし。

ファッションの秋を存分に楽しめますよ。

 

 

 

歴史を感じるカントリーツイード

経営者や会社社長が経済について話し合う番組の中で、日本の賃金についての話がありました。

日本の4つ星や5つ星の最高級ホテルの求人のほとんどが最低賃金に近いらしいです。

ヨーロッパの最高級ホテルではホテル業界の最高賃金の1.5倍支払っていて、最高のおもてなしをするためにはそれだけ質の高いホテルマンが必要だからだそう。

日本は何でも安い方がいいという考えが染みついてしまったせいか所得も上がらずデフレスパイラルに陥っています。

今日本もインフレに傾きはじめ徐々にですが賃金も上がってきていると聞きます。

急激な物価高は困りますが少しずつ賃金なども正常な上昇に繋がっていってくれればいいのですが。

 

 

 

 

 

続々とA/Wの生地が入荷しはじめています。

まだすべてのバンチはそろっていませんが8月も後半、秋冬が本格的なスタート間近です。

今回入荷した生地は、PORTER & HARDINGのガンクラブチェック。

まさにカントリークラシックの絶対的王道です。

本場ではある時期になるとこのガンクラブチェックのジャケットが一斉にテーラーのショーウィンドウを飾ります。

狩猟解禁の名残でその時期に合わせるのが昔からの風物詩。

それほど歴史と伝統があるチェック柄。

全く同じ生地でジャケットお仕立てくださったお客様がいらっしゃいますが抜群の雰囲気を醸し出されています。

着やすくシンプルにも感じますが唯一的な存在感がある。

他のアイテムとの合わせ方も素晴らしいのですが、やはりガンクラブチェックのジャケットは1着は用意しておくべきと思わせるジェントルマンのマストアイテムです。

323

 

 

PORTER & HARDINGのGLORIOUS TWELFTHは世界でも最も格式の高い名門THE ROYAL AUTOMOBILE CLUB=RACジェントルメンズクラブの公式ジャケットの生地に採用されていて、GLORIOUS TWELFTHと同じ織りの生地でRACオリジナルジャケットを仕立てています。

裕福なだけでは入会できない本物のセレブをはじめ選ばれた者しか着ることを許されないRAC会員の証でもあるジャケット。

その生地に選ばれるわけですからそのクオリティは間違いありません。

仕立て映えし適度なコシがありながらも気品があり決して野暮ったくはない歴史あるカントリーファブリック。

オンタイムでも使いやすいカントリーツイードの世界をぜひお楽しみください。

 

 

 

 

 

王道を纏う

午前中に健康診断の結果を聞きに行ってきました。

レントゲン等含めすべての数値で問題なし。

とりあえず一安心。

ただ数値では正常なんですが間違いなくお腹周りに肉が付いてきている。

やばいと思い毎日腹筋をしていますが、もっとしっかりとした運動しないといけないんでしょうね。

ただこの暑さの中ウォーキングは自殺行為。

プールで泳げればいいのですが。

ジムにでも通うしかないか。

 

 

 

 

 

 

A/Wの生地が届きました。

王道のフランネル。

王道のグレー。

王道のVBC。

まさに王道中の王道、VBCのグレーフランネルです。

 

起毛素材でありながらこの繊細さと光沢。

フランネルはかつては貴族がスポーツの際に着用していたこともあり生地だけ見るとツイードのようなスポーティーなイメージもありますが、現在はそこに美しさと上品さも兼ね備える、温かみのある優雅な大人のイメージを感じます。

紳士が冬のスーツの王道にあげるフランネル。

フランネルといえば霜降りのようなグレー。

そして世界的なトップファッショニスタ達が愛するフランネルといえば、FOX BROTHERSとVitale Barberis Canonicoの2つです。

996

 

私もFOXもVBCも両方のフランネルを仕立てていますが間違いなく素晴らしいということです。

このクラシカル感、スーツを愛する人にとって避けられない道だと思います。

ロングターン1

 

 

今秋からすべての生地が値上がりましたが、こちらのグレーフランネル事前に予約しておいたものなので昨年A/Wと同じ価格でご提供できます。

まだグレーフランネルをお持ちでないのであれば仕立てる以外ありませんね。

いかに良い生地であるかは歴史が証明してくれています。

 

 

 

本物の証、最高級カシミヤ

江坂で店舗を構えていたときも常にショパンを流していたほどクラシック音楽の中ではピアノの演奏が好きです。

1秒間に10か所くらい鍵盤を叩いているのですね。

もちろん私はピアノも弾けませんし楽譜も読めませんがとてつもなく凄いことだと感じました。

身体が覚えていないと弾けないですよね?

超絶技巧の曲など弾けるだけでもう尊敬してしまいます。

圧倒的な練習の上に成り立っているのでしょうから心を揺さぶられる理由が分かります。

今年中に絶対にコンサートに行こうと心に決めています。

 

 

 

 

 

今週は野外での活動は注意しなければいけない「危険」警報が出ているほどの暑さではありますが、早速冬用のバンチが届きました。

繊維の宝石“CASHMERE”です。

 

カシミヤといえば真っ先に名前を思い浮かべるLORO PIANA。

まさに最高グレードを誇る極上のカシミヤです。

中国北部とモンゴルの最高級品質のカシミヤだけを買い付けています。

ロロ・ピアーナは現地と協力し牧場を支援し、内モンゴルの繊細な生態系との原産種を保護するための活動を行いなっています。

毛の生えかわりの時期の年に一回山羊の体を傷つけることなく優しく毛をすき取り繊細な下毛を採集します。

一切の妥協なく生産されるロロ・ピアーナのカシミヤは「最高の製品のみを保証する」という同社の信念にたがわない本物の証ですね。

直営店やブティックなどでは桁が1つ違うほどの高級品ですがオーダーですと同等品質の商品がお手頃にお仕立ていただけます。

まさに本物に相応しい逸品ですよ。

lolo1

 

そしてもうひとつ、マニファットゥーラ・テッシーレ・リサリーティ、略してMTR(Manifattura Tessile Risaliti)。

あまりなじみのないブランドかもしれませんがこちらもチベットやモンゴル内陸部の最高級のカシミヤのみを使用しているイタリアを代表する知る人ぞ知るメーカーです。

上質な糸を使い高品質な生地を織ることをモットーに高級生地を取り扱い、カシミヤだけでなくアルパカや最高級ウールなどを提供しています。

MTRの素晴らしいところはそのクオリティに比べ圧倒的なコストパフォーマンス。

品質は間違いなく、あの高級馬具からスタートした世界一といわれるラグジュアリーブランドのカシミヤ製品にも使用されていました。

アザミ加工された美しい艶。

エレガントな着こなしをお楽しみいただけます。

mtr

 

 

上質なカシミヤは雰囲気が違います。

その質が一目で分かりオーラが漂っていますがいやらしさが全くない。

虫食いやカビ対策しクリーニングにも気を遣わなければいけません。

まさに着る人を選ぶ素材。

ただの見栄だけで購入すると素材をダメにしてしまう可能性も高いです。

本物が本物を呼び、本物へと引き上げてくれるのではないでしょうか。

ぜひ極上の1着をご体験ください。

1

 

 

早くもA/Wバンチブックが到着!

お墓参りに行ってきたのですが最高気温35度前後とさすがに暑い。

湿気を感じなかったせいか汗はそれほどでしたが直射日光が痛い程です。

帽子も欠かせません。

欧州では熱波で40度とか。。。恐ろしい。

麻素材や日本伝統織物の清涼素材を駆使し暑さ対策をしていますがアイテムが足りない。

シャツやパンツもローテーションを守らないとすぐ傷むので買い増しておくべきでした。

子供の頃は一番暑い時期でも30度ちょっと超えるくらいだったのですが最近は35度とか当たり前ですからね。

専門家が温暖化でこれからさらに最高気温は上がっていくと言っていましたが、人間はそこまで早く進化して対応なんてできません。

犬や猫は汗をかけず体温調節が苦手で熱中症にかかりやすいので外に連れ出すときは十分に注意してください。

冷たい水と日陰を用意して、少しでも具合が悪そうだと外に連れ出してはいけません。

この暑さで毛皮をまとっているんですから大変ですね。

 

 

 

 

 

 

早くもV.B.C.のA/Wのバンチブックが到着しました。

このバンチからCANONICOのお仕立ての価格は¥10,000+tax~のプラスとなります。

まぁ元々は高級生地メーカーの生地も請け負い、また傘下に収め、そのクオリティに比べ安すぎるといわれていたくらいですから原材料等の高騰を考えれば至極当然ですね。

今でもまだ安い部類に入ると思います。

ただお店としては利益率は下がっているのでなだらかに値上げして欲しかったところですが。

 

さて、そんなVBCの中でおすすめしたい生地があります。

もちろんVBCは色柄のセンスがずば抜けていて、フランネルやカバートetcどれも超がつくほどおすすめで甲乙つけがたいものばかりなんですが、BEAUSOLEIL【ボーソレイユ】が面白い。

見てのとおり裏の糸色が違います。

つまりソラーロですね。

表の色に裏の色が表れるのでさりげなくも複雑な表情に見えます。

目付けは370gとしっかりしていてVBCが力を入れている21マイクロンを使用しているのでかなりの耐久性があり使い勝手が良い。

質感はしっかりしているのにこれ見よがしではない自然な光沢があるので上品さも兼ね備えています。

職場でこんなにかっこいいスーツを着ている人がいればそのセンスの良さに注目の的です。

ベージュやブラウン系の色は表情によっては使いづらいのですが、さすがVBCといったところです。

そういえばS/Sの他のソラーロですが、生地を表裏逆にして仕立てて、周りからかっこいいスーツですねとたくさんの声をかけられたお客様がいらっしゃいます。

なるほど、目の付け所が違います。

日本人はおしゃれな人が少ないとは言われていますが、逆に一部の人は世界的に見てもとてもセンスが高いといわれています。

ここでも格差が開くのでしょうか。

これは・・・チャンスです。

21ss

 

他のA/Wのバンチブックは8月くらいに揃い始めるのではないかなと思います。

VBCのバンチは早いですね。

ただ数点ですがすでに売り切れているものもあります。

展示会など予約の状況で人気が殺到するものもあるみたいなので。

欲しい生地があれば取り置きもできますのでお早めにご連絡ください。

 

 

 

 

サマーエレガンス “MOHAIR TWELL”

とある本に「舌がバカになると幸福度が下がる」と書いてありました。

人それぞれでしょうが個人的にはものすごく共感しています。

とにかく食べることが好きなので、本当に美味しいと思えるものを食べたときは「あー、幸せだ」と毎回声に出して言っています(笑)

年を重ねてからジャンクフードや味付けが濃いものを避けるようになって、素材本来の味を味わえるようになってきた気がします。

こだわりのお店ならシンプルなサラダでさえ驚くほど美味しいですし。

オリーブオイルひとつ塩ひとつで変わることもあるくらい料理って奥が深い。

とりあえず毎日幸せです。

 

 

 

 

 

お得な生地が入荷しました。

V.B.C.のMOHAIR TWELL。

名前のとおりモヘアをブレンドした生地になります。

V.B.C.にはMOHAIR QUATTROという有名なモヘア混の生地がありますがその上位互換?がこのMOHAIR TWELL。

MOHAIR QUATTROはモヘア混ですがMOHAIR TWELLはモヘアの中でも1/6しか取れない柔らかく強く美しい希少なKID MOHAIRを使用しています。

写真は少し明るく写っていますがもう少し落ち着いたネイビーブルー。

とにかく美しい発色に透きとおるような光沢。

裏生地が濃いめのネイビーでその色が表に出てくるため深みがあり複雑な色に見えます。

モヘア特有のシャリ感があり夏は涼しく伸縮性に優れているため着心地も抜群。

ハリがあり仕立て映えするのでかしこまった場でも華やかな場でも活躍してくれますよ。

まさに夏の高級素材に相応しいサマーエレガンスです。

98

998

 

こちらのMOHAIR TWELL、この1着のみですがV.B.C.の定番生地Prunelle等と同じ価格でお仕立ていただけます。

ワンランク上の上質な生地なのでお得です。

今年のA/WよりV.B.C.の生地価格は1.5倍になることが決まっていますし、メーカーによってはすでにモヘアの高騰が始まっているところもありますので最後のチャンスかもしれませんね。

 

 

 

 

Summer colors

毎日暑いですね。

室内の温度計を見ると気温29度、そして湿度が80%近く。

暑いはずです。

まさにむしむしして汗がじっとりと出るような暑さです。

個人的には夏が大好きですし今もスーツを着るのが楽しいですがやはり素材だけはこだわります。

昨日もALUMOのシャツを羽織ったらその瞬間ひんやりさらさら感があり涼しく感じられる。

かなり繊細な生地なので風が抜ける羽衣を纏うかのような。

接触冷感のインナーを着てコットンリネンのシャツを着てモヘアのスーツを着れば、まだまだ夏将軍に立ち向かえますよ(笑)

 

 

 

 

 

お客様の生地が到着しました。

共にErmenegildo ZegnaでTROFEOのシャークスキンとLOOPのシルク混ジャケット地。

相変わらずの美しい光沢です。

そして見てください、この美しい色を。

ブルーグレーとベージュの爽やかで清涼感溢れる色彩。

太陽が降り注ぐ常夏の海と砂浜が頭に思い浮かびます。

6

 

光反射効果がある明るい色とは逆で濃い色は吸熱効果でかなり暑くなりますしそこに視覚的な効果も加わるので、やはり夏はライトカラーがおすすめ。

ネイビーでもグレーでもライトめトーンを選べば周りに与える印象も大きく変わります。

ブルーグレーのスーツは着たことがないという方もいらっしゃいますが意外に着やすいですよ。

 

昨日もお客様とイタリア人の着こなしをチェックしていました。

とにかくベージュや白が多い。

素材もリネンやモヘアが中心。

当たり前のように着こなしていて見ていても暑苦しくありません。

街で日本人の着こなしを見ている方が暑く感じる。

半袖シャツとスラックスでなぜそんなに暑苦しく見えるのか。

チョイスとバランスがよくない。

夏はいかに爽やかに着こなすかです。