チェックといえば

先日納品したトーマスメイソンのシャツが良かったからとすぐに追加で2枚のご注文をいただきました。

分かります、本当によい生地ですよね。

文句のつけようがないので何も文句はありません(笑)

素材だの織機だの水だの技術だの色々ありますが良いモノは良い!ただそれだけです。

私もざっくりですが、ドレスシャツはロイヤルカリビアンベースであとはトーマスメイソン。

カジュアルシャツはイタリアなどヨーロッパ製がメインでしょうか。

それぞれ強みがあるのでそれを活かして選びます。

今からの季節はリネンシャツがおすすめですよ。

日本のムシムシした暑苦しい夏を3割快適にしてくれます(多分)

 

 

 

 

 

本場の着こなしを見ていると何年もの積み重ねから滲みでる自然な色気を感じます。

特に最近はチェック柄が目を惹いているのですが、色々ある柄の中でやはり避けて通れないのはグレンチェックでしょうか。

私が生まれてはじめてオーダーしたスーツもグレンチェック。

伝統を感じるクラシックなチェックですが色も幅も様々なものがありどれを選ぶかで雰囲気が大きく変わります。

王道はグレーのプリンスオブウェールズ。

以前お仕立ていただいたスミスウールンズのレディーススーツですが特に人気の生地です。


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フロンティアのグレンチェック。

やはり英国製の生地が人気ですね。

コシがありしっかりとした質感で仕立て映えもする。

1年通して使える安定のクオリティです。


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グレンチェックはだれが着ても着こなしやすい柄だと思っています。

ジャケパンでも着れますし着回ししやすい。

ただ生地の選び方や小物のセレクトによっては結構モダンになります。

ショップの店員さん達が着ているのを見ると雰囲気が軽く見えてしまうというか。

あくまで個人的な主観ですがクラシックに着こなせた場合は何倍もかっこよく見える気がします。

これが意外に難しくここはセンス。

グレンチェックのスーツだけで数着お持ちのお客様がいらっしゃるのですが、生地感と靴やネクタイなど小物との合わせ方も完璧で英国紳士にも負けない着こなし。

ここまでくると格式や威厳を感じるほどでかなりの上級者レベルだと思います。

 

定番の生地ですが着こなしによって大きく変わる。

皆様もチャレンジしてみませんか?