「ネクタイはそれを締めている人よりも一歩先に部屋に入ってくる。」

パリの人達は本当にお洒落な人が多いです。

パリジェンヌだけでなく若者から中年のおじさんまで。

日本で街中に繰り出した時でも本当にかっこいいな、おしゃれだなと思える人に出会う確率は稀ですがパリでは当たり前のように見かけます。

パリではエコ政策の一環もあり街中では自転車の利用が多いのですが、通勤通学で普通に自転車に乗っているだけの姿でさえ様になっている。

街並みもきれいですしね。

さすがトップモデルも憧れる街。

別にブランドや高級品を身につけている人ばかりではなく、シンプルでも着こなしが洗練されていてセンスがある。

ノーブランドでも品質を重要視しているのは仕立ての街ナポリでも同じでしょうか。

パリ在住の方の本を読み、着こなしのセンスがある人は生き方のセンスもあり、たとえお金がなくても快適にとても楽しんで生きているという記述を見て納得できるものがあります。

自己を主張し誇り高くマナーを大切にする国民性。

我が強いらしい人も多いらしいですが(笑)

 

 

 

 

 

 

オーダーネクタイの生地サンプルが到着しました。

群馬の工房でその道のプロである10人にも満たない熟練の職人達がハンドメイドで制作しているオーダーネクタイ。

幅や長さ、種類(3つ巻き、セッテピエゲetc)をお選びいただけます。

国産の生地はコストパフォーマンスが高くしっかりした丁寧な織りが特徴。

日本企業の堅実な雰囲気が伝わってきます。

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こちらはイタリアの生地。

デザインセンスが高く生地も繊細で上質。

生まれながらの美的センスが日本では作られないような色や柄を生みだすのでしょうか。

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「ネクタイはそれを締めている人よりも一歩先に部屋に入ってくる。」

ロイヤルワラントを授与し女王陛下のドレス等も手掛けたHARDY AMIESの創始者サー・ハーディー・エイミス氏の名言。

どれだけ最高級のスーツを着ても何か物足りないと思えることがあります。

最後のピースであるネクタイが決まるかどうか。

ネクタイを変えるだけでVゾーンは華やかにも厳粛にも変幻自在に変化します。

ネクタイの質と結び方、そして合わせ方。

簡単な要素ではありますが驚くほど重要なこと。

はっきり言いますが完全なVゾーンを作っている人は全体の1割もいないと思います。

多分ネクタイにこだわりを持っている人は同じ意見だと思います。

一目で分かります。

逆にVゾーンが洗練されている方は間違いなく他の部分も洗練されています。

最近はネクタイをする人も少なくなりました。

極めている貴方の独壇場ですね。

 

 

 

 

 

ORDER TIE

JAPANESE FABRIC : 15400~

ITALIAN FABRIC : 18700~

 

 

レジメンタルタイ

はじめてオートミールを購入してみました。

食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富な健康商品ということで流行っている?らしく興味はあったのですが買うのは初めて。

水で煮込みお粥状にするのが基本らしいのですがパンに乗せてそのまま焼いて食べてみました。

味はない?のかよく分かりません。

よく分からないのに健康にいいということは続けた方がいい?ということでしばらく続けてみます。

 

 

 

 

 

持っているスーツの半分以上の割合を占める無地のネイビースーツ。

生地感が違ったり素材が違ったり形が違ったりと何着あっても作りたくなりますね。

この生地は4PLYですがFOX JOURNEYや4PLYは中々馴染みませんがちょっといい感じになってきました。

Bespokeならではの温もりある雰囲気がいい。

堅苦しさを感じさせず無機質さを出さない職人の仕事です。

と今回はスーツでなくネクタイにスポットを。

久々にレジメンタルタイを選びました。

イタリア産のオーダーネクタイ。

数あるネクタイの中でもレジメンタルタイは2~3本しか持っていません。

日本のセレクトショップのスナップではレジメンタルタイをよく見かけます。

アイビーブームの歴史からか日本では人気ですよね。

ただイタリアではどちらかというと少数派で小紋柄の方が多いです。

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右肩上がりがオリジナルの英国式で右肩下がりはブルックスが発祥のアメリカ式ですが別に気にする必要はないと思います。

スポーティーでシャープさがあり若々しさを感じられるレジメンタルタイはフォーマルには向きませんが、日本に英国の軍隊やアイビーリーグのような歴史があるわけではないので似合うものがあれば特にマナー違反には当たらないと思います。

あくまで個人的な感想ですが安いレジメンタルタイはみかけも値段そのまま安っぽく見える気がするのでおすすめしません。

やはり無地のスーツとの相性がいいですね。

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最近はスーツもオーダーが増えてきてサイズを合わせられて着られる方が増えてきました。

しかしシャツをきちんと着こなせているかどうかで本当に服を知っているのかが分かります。

そしてネクタイを完ぺきに締めているかどうかで本物なのかが分かるのです。

 

 

 

It’s complete.

先日お願いしていたネクタイが完成しました。

職人の丸縫いによるBespoke tie。

ハンドメイドで仕立ててくれます。

 

私は身長があるうえにイタリアっぽいネクタイの巻き方をするので153cmで。

バイアスカットでさらに伸びていい感じになるでしょう。

生地は厚めなので芯のいれないセッテピエゲ。

大剣幅は9cmでお願いしました。

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中々よさげな感じです。

生地が厚めなのでディンプルがどうなるかな?と思いましたが普通に作りやすい。

アウトカーブインカーブを駆使しています。

ノットも崩れにくいです。

何回か使えばセッテピエゲ独特のシワも出てもっと馴染むと思います。

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職人の真面目な性格が出ている丁寧な仕立て。

安心して任せられます。

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バンチブックにあるウールシルクの生地以外にもお客様の持ち込みの生地でもお仕立て可能です。

現在は特別価格でご提供しておりますので、レディメイドのナポリのブランドネクタイと同じくらいの価格でBespokeのネクタイを仕立てることができます。

自分だけのネクタイをお求めの方はぜひ。

※ネクタイ単品でのご注文はお受けしておりません。他のオーダーと合わせてのご注文となります。

 

 

 

Bespoke tie

朝晩は毎日寒いくらい。

今日は雨が降っているせいか尚更。

昨日も雨の中バイクにキャリーバックを積んで移動しておりました(笑)

毎日忙しく動いておりますが雨は苦手です。

台風も来ていますがそれてくれそうなので一安心です。

 

 

さて、工房では職人によるフルオーダーのネクタイを展開しております。

ハンドメイドで最初から最後までをひとりの職人が仕上げる完全丸縫いのBespoke tie。

国産にこだわり生地は山梨のシルク。

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私もサンプルで置いてあったものと同じネクタイをオーダーしました。

6オンスの厚めのシルク。

かなりがっしりした質感です。

芯の入ったシンプルなネクタイをお願いする予定でしたが、このシルクはかなり厚手なので職人おすすめの芯なしのセッテピエゲでオーダーしました。

長さは150cmに指定。

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1から職人が作るのでお客様が持ち込んだ生地でネクタイを作ることも可能。

ネクタイは中々自分の欲しい柄と一致するものが見つかりませんが、これなら気に入った生地で世界でひとつだけのネクタイを作ることもできます。

捨てるに捨てられない思い出の品(生地)でネクタイを仕立てる、またはプレゼントすることで新しい思い出を作ることができるかもしれませんね。

 

生地を持ち込みの場合2万円台からお仕立て可能。

職人による丸縫いのフルオーダーネクタイがブランドネクタイと同じ価格で仕立てられるのでかなりお得ですよ。

ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。