先日中之島のフレンチレストラン、Restaurant Varier(レストラン ヴァリエ)に招待されました。
味・雰囲気・接客も文句なしで素敵な時間が過ごせ感謝です。
ワインはシェフソムリエの方にお願いしましたが、常に笑顔でアットホームに接してくれます。
今までも感じていたのですがフレンチで出会ったほぼすべてのソムリエの方は知識だけでなく接客も素晴らしく、言葉選び、ニュアンス、所作も一流です。
このような部分は付け焼刃では見抜かれるので今までの経験と芯の部分に染みついたもののような気がします。
ソムリエになるためには高い意識も大切なのでしょうね。
食事が終わると高井実シェフが各テーブルに挨拶に来られ、こちらもにこやかでとても雰囲気のよい方でした。
料理はシェフの性格が反映されると思うのでその辺を感じながら食事をすると更に楽しみが増えるかもしれません。
その日は上品な服装のマダムばかりでした。
ドレスコードはスマートカジュアルなので男性はサンダルやハーフパンツは禁止ですがジャケットや襟付きシャツであれば問題ありません。
正直そこまで気を使う必要もありませんが、ドレスコードがあるということはお店の雰囲気を壊さないことが前提だと思います。
ジャケット着ているからOKではなく、例えば傷んだカジュアルなリュックやスニーカーだと追い返されはしないと思いますが他のお客様の目をひくと思います。
高級レストランのミネラルウォーターなどでもよく賛否の議論がおきますが、お店にはコンセプトがありその場の雰囲気というのはお客様も含めてみんなで作り上げるものだということを理解できるかどうかでしょう。
思いやりの精神にも通ずる部分だと思います。
その日のコーディネートはダブルブレステッドスーツ。
コートはダブルのチェスターですが希少なスリアルパカを使用したAGNONAのファー仕様。
エレガントに装います。
日本の近代化の礎を作ったといわれる商人の街・大阪。
その大坂の企業家を紹介する企業家ミュージアムでとても心に響いた言葉。
「場が人を育て、人が場を作る」
様々な事柄において当てはまるのではないでしょうか。