ホワイト&エレガンス

普段アルガンオイルとオリーブオイルを使用しているのですが、たまたま阪急百貨店の地下を歩いていると高級オリーブオイル専門店を発見しました。

受賞歴のある上質なオイルのみ取り扱っていて本当にたくさんの種類があって楽しい。

結構な価格ですが自分はサラダやチーズなどのおつまみにしか使用しませんし油は健康にも直結しやすいのでここは少し頑張ってこだわりのモノを。

オイル好きな方は分かってくださると思いますが味も香りも全然違います。

サラダやカルパッチョがレストランの料理に早変わりです。

ただ色々試したいのですが一番小さいサイズを選んでも中々なくなりません。

ワインバーのようにオイルバーとかあれば面白いのですが。

とり過ぎは注意です。

 

 

 

 

 

 

私が大好きな白パン。

ハイジがおばあさんの為に持って帰ったパンじゃありませんよ。

白いズボン、ホワイトトラウザーズ、パンタローニビアンキです(笑)

白は清潔感や爽やかさがあり、リゾートスタイルなどセレブにもよく愛用されて上品なイメージですよね。

黒と白は特殊な色に分類されますが、洗練されたイメージで中立的であり様々な色と合わせやすい。

汚れが気になるという人も多いですが、よっぽどでない限り1シーズン1回のクリーニングや洗濯で十分ですし漂白や染み抜きも色落ちを気にせず使用できるのでそこまで面倒とは思いません。

1年通して必須のマストアイテムです。

 

個人的にキャメルやブラウン、ベージュとホワイトの組み合わせは非常にエレガントだと思います。

コート、ジャケット、ニットと何にでも合わせてしまいます。

もちろんネイビーなどと合わせてもスタイリッシュ。

特にコーデュロイ、リネン、デニムの人気があります。

ちなみにホワイトカシミヤはかなり高額でお手入れも大変ですがセレブの方はぜひ(笑)

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謹賀新年

皆様、あけましておめでとうございます。

毎年、年初めはご予約が入りにくいのですが今年は営業開始初日から連日ご予約をいただいております。

貴重なお休みのところご来店下さりありがとうございます。

 

 

私も正月休みは家でのんびりしておりました。

靴磨きをしようと靴を引っ張り出しアッパーもソールもきれいにケア&磨き上げ。

はじめは5足くらいで後日に回そうと考えていたのですが、もう一気にやってしまおうと10足以上を5時間くらいかけて磨いていました。

おかげで腕がパンパンです。

 

唯一外に出たのは初詣。

朝晩は冷えたのですが日中は厚いコートはいらないくらい暖かかったですね。

W.Billのコーデュロイパンツ、ウールセーターの上にMTRのカシミヤジャケット、そしてLeichtfriedのローデンコート。

途中で手袋もマフラーも外して正直暑いくらいでした。

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それにしてもローデンコートは本当に使いやすいなとつくづく実感します。

伝統的なローデングリーンという色が万能なこともあるのですが、Aラインのコートはざっくりと気軽に羽織ることができます。

オンオフ問わないところもプラスですね。

次は大柄のヘリンボーンのブラウンコートを考えています。

 

 

 

マナーと品格、そして身だしなみを嗜む。

そのような紳士なお客様と出会えることが本当に楽しい。

紳士淑女のお客様のご要望に応えられるよう全力で邁進してまいりますので、本年も何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

年始営業のお知らせ

本日で営業納めとさせていただきます。

本年も皆様には大変お世話になりました。

幾度も工賃や仕入れ価格の上昇が続き値上げなどにより大変ご迷惑をお掛けし、更なる向上を目指し仕立てや仕様の変更を行い激動の日々ではありましたが、新しいことを発見できた充実した1年だったと思います。

2024年も現状にとどまらず更に素晴らしい商品やサービスをお届けできるよう精進いたします。

 

すでに仕事納めを迎えられお正月休みに入られている方も多いと思います。

旅行や帰省、自宅でごのんびり過ごされると思いますが、日頃の疲れを癒し充実した日々をお過ごしください。

私も初詣に出るくらいで基本家でのんびり派なのでお客様からいただいた美味しい日本酒をいただき本や映画を見て過ごそうと思います。

 

 

 

さて年始の営業ですが以下の通りとなります。

 

2024年1月3日より営業

※3日はご予約が入っておりますのでご用の方はそれ以降の日程でご連絡ください

 

 

来年もご愛顧いただけますよう何卒よろしくお願いいたします。

どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

WARM BIZで暖かく

24年S/Sサンプルが揃いつつあるということで取引先にお伺いしました。

リニューアルバンチに目新しいものはありませんでしたが絶対定番は迷わず発注です。

ただ、まだまだ秋冬物を見たいので色々物色していたらとてもいい合い物を発見。

在庫があればバンチが届き次第皆様にご紹介いたします。

色々生地を見て思ったのは個人的にはやはり英国っぽい服地が好きだということです。

 

 

朝仕事に出掛ける準備をしていたのですが寒い。

はじめはツイードジャケットでジャケパンスタイルの予定でしたが、急遽目の前に合ったベストを着こみました。

ツイードジャケットにコーデュロイのベスト、カバートのスラックスとウォームビズです。

とても暖かくベストの実力を侮ってはいけません。

使い勝手が良すぎるので色違いでコーデュロイベストを新調しようか検討中。

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シングルジャケットにダブルのベストの組み合わせも人気。

ジャケットを脱いでも重宝します。

素材感を一番楽しめるのは冬ではないでしょうか。

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街を見渡せばコートやダウンを着ている方がたくさんの一方、ジャケットやスーツスタイルではまだコートを着ている方は少ないです。

スーツだけだと若干肌寒いですがコートはまだ早い。

そんなときにもベストひとつあればいい感じに調整できます。

ベストを取り入れたウォームビズスタイルで見た目も雰囲気も暖かく冬を迎えましょう。

 

 

 

 

 

美味しいcoffeeを飲みに行きませんか?

この前お客様からいただいた日本酒“十六代九郎右衛門 純米吟醸 美山錦”を飲んだのですがこれが本当に美味しいんです。

久々に「これは!」と思える日本酒に出会えました。

お酒好きではありますがどんなお酒でも好きというわけではなく、何度でも買って飲みたいと思えるほど気に入った銘柄というのは10点もありませんので。

さすがチャンピオン酒。

お客様には感謝です。

個人的には有名プレミア酒と変わらないレベルだと思っています。

と言いますかすでにプレミアがついているみたいで手に入らない模様。

見つけたら買いですね。

 

 

 

 

 

 

 

今日はカフェをご紹介させてください。

私がよく行くカフェのスタッフさんが独立開業、独立に向けて間借り開業と立て続けにお店をオープンさせたのでぜひ知っていただきたいと思いアップさせていただくことにしました。

 

Do coffee (ドゥ コーヒー)

ー8:00-19:00(8:00〜11:00モーニング)
ー火曜日定休日
ー地下鉄谷町線「千林大宮 駅」徒歩8分
大阪府大阪市旭区大宮4-8-5 マンション新大宮一階

https://do-coffee.square.site/

 

スペシャルティコーヒーなど希少豆を扱う専門店などで働きながら知識や技術を学び開業されたDo coffeeさん。

プロフェッショナルなお二人でお店をされています。

いまでも週一回勉強会を開催していて知識と技術だけでなく向上心と行動力がすごいです。

同業の方からも一目置かれていますね(笑)

私が普段行くお店の中でも1,2を争う技術だと思います。

いつも笑顔な人を惹きつける人柄で心のこもった接客をしてくれます。

今はオープンしたばかりで小さく営業してますが元々焙煎技術も高くそのうちにお店で焙煎したてのコーヒーを提供される予定だそう。

ちなみに手作りパンナコッタは本格的で素材にもこだわりまくっているのでそちらもおすすめ。

上質な豆と絶妙な焙煎の妥協なしの一杯を淹れてくれますのでぜひ味わってみてください。

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SUMAU COFFEE (スマウ コーヒー)

ー12:00-18:00
ー隔週の月曜日のみ営業
ー地下鉄なんば駅25番出口徒歩1分
大阪市中央区道頓堀2-4-4花扇ビル2F

 

https://www.instagram.com/sumau_coffee/

 

来年か再来年に淡路島でカフェをオープンすることが決まっていて、今はその勉強の為に毎日カフェで働きながら知り合いのお店(バー)で間借り営業されているSUMAU COFFEEさん。

今は2週間に1回、月曜日のみの営業ですが、他のお店も探されていて日数を増やすかもとのことです。

穏やかな雰囲気で丁寧な接客、とにかく研究熱心でいつも美味しいコーヒーを淹れてくれます。

この日は希少なエルパライソ農園のコーヒーをいただきました。

1年ぶりに飲みましたがやはり美味しい!

試行錯誤のうえ完成させたオリジナルのコーヒーコーラもスパイスなどの風味が効いていてハマります。

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抹茶が大好きなので抹茶ラテもいただいたのですがこれがとても美味しかった。

こちらのスタッフさんは4年間茶道をしていたこともあって、なんとその場でお抹茶を点ててラテにするというものすごく贅沢な逸品。

香りが全然違うんですよ。

香料ではなく本当の抹茶の香りがします。

甘みのあるラテなのでお子様でも美味しくいただけますしこれはぜひ飲んでいただきたい。

ちなみに私の母は茶道の先生をしていました(笑)

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よいお店とは美味しい(品質)のは当然でお客様に対しての感謝や愛情があるかどうか。

最後はやはり人なんです。

何の取柄もない私も本当にたくさんの人に助けられてここまできました。

努力し夢を追いかける若い人には頑張ってもらいたい。

とても美味しいcoffeeを淹れてくれるので、お近くに寄られた際はぜひお寄りいただけると幸いです。

 

 

 

 

秋から冬への衣替え

昨日突然パソコンがまったく動かなくなり大変でした。

仕事ができずまさに途方に暮れる状態。

平日にパソコンを買いに行く時間を作ってデータをどうするかなど考えながら、とりあえずパソコンの状態を徹底的に調べようとカバーを開け内部を見ながらスマホで原因追及すること数時間、今日の夕方に見事復活です。

マザーボードのバッテリーが切れていたのが原因でした。

パソコンの事など全く分からない無知な素人ですがよく対処できたなぁと。

スマホとネット情報のおかげです。

それにしてもインターネットが使えないだけでこれだけ不便になるとは。

いざという時の為にバックアップと対策は2重3重としておかなければいけませんね。

 

 

 

 

 

本当に毎日寒くなりました。

今週末は最低気温5度前後まで下がるらしいのでしっかり防寒してください。

日によってはフランネルもすでに活躍できるほどです。

今年の冬は温暖予報とかいっていたのは何だったのか。

結局冬は寒いということですね。

 

私も今月に合い物の気納めです。

SCABALのネイビースーツ。

柔らかく着心地のいい生地。

さすが名門。

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SMITH WOOLLENSのライトグレーピンストライプは持っているスーツの中でも5本の指に入るほどのお気に入り。

これも来年までお別れです。

Let’s meet again!

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お気に入りのスーツがしばらく着られなくなるのは寂しいですが次は冬物を着れる楽しみがやってきます。

ツイードにフランネルにコーデュロイにカシミヤにetc。

服好きの特権は1年中楽しいということですね(笑)

今からの時期によく見かけるグレンチェックのフランネルが欲しすぎて色々と物色中。

皆様も冬スタイルを楽しみましょう。

 

 

 

龍のように、もっと自由に!

一気に冷え込みが厳しくなりましたね。

昨日は夜から仕事だったのですが合い物を着る予定が直前にツイードスーツに変更しました。

今日も出掛ける際にはスウィングトップに薄手のセーター、モールスキンパンツで風を通さない素材を選び着ぶくれしない着こなしに。

もうそこまで冬の足音が聞こえています。

そろそろオーダーしていたコートが仕上がる予定なので楽しみ。

ダブルにしたのですがシングルも調整したくて生地で迷っているところ。

一番混む時期に入ってきているのでコートのお仕立ても1か月以上はかかることを考えればそろそろオーダーしないと着る時期が少なくなってしまいます。

善は急げです。

 

 

 

 

 

 

スーツのお引き渡しがありました。

シンプルなシングルスーツで生地はネイビーのトロフェオ。

奇をてらわず自然なのにただ着て歩いているだけで圧倒的なオーラを放ちます。

もっと光沢のある生地、もっと繊細な生地もありますがトロフェオの仕上がりはどのスーツよりも美しいですね。

 

さて、前回オリジナルの刺繍を裏地背部分に入れられ評判が良かったため、今回は左側身頃の裏地部分に入れることに。

黒の裏地に黒糸での刺繍。

同色で見えないのでは?と思いそうですがこれが立体的で想像以上にかっこいい。

刺繍なので高級感がありますし派手に見えないので威圧感もない。

パッと見は上質なスーツに身を包んだ紳士なのに裏地がちらりと見えると何だろうと気になるデザインが表れます。

話しに花が咲きますよ。

阪神ファンは虎の刺繍を入れても面白いですね(笑)

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刺繍を入れるのは想像以上に手間のかかる作業です。

オリジナルのデザインなので職人が目視でデザインを確認しながら手を動かしミシンで縫っていきます。

巷に出回っている刺繍はコンピューターにあらかじめ入力されたデザインを機械が自動で縫ってくれますが、オリジナルの場合は熟練の技術がないと簡単にはできません。

刺繍は枠にはめて縫うのですが裏地の幅が足りない為生地を継ぎ足さなければいけませんでした。

裏地をスーツに縫い合わせる時には台場部分を再度作り替えることになります。

時間も手間もお金もかかりますがそれでもやってみたいとおっしゃるのであればなんとかできる方法を探します。

チャレンジしなければ成長は止まってしまいますし失敗しても必ず経験になるものです。

 

 

 

私自身はシンプルな着こなしが好きですがその他大勢と同じような着こなしをしたいとは思っていません。

ただのネイビーソリッドスーツでも何か他とは違うと思わせたいと。

出る杭は打たれると言いますが、それは周りの空気を読めず迷惑をかける人、奇をてらい過ぎている人のこと。

実際に成功する人は自身があり目立っている人が多いことはデータにも表れています。

モテる男性も同じで顔やスタイルは関係ありません。

自分が着たいスーツはこんな生地だけど派手かもしれないからと妥協される場面に多々遭遇いたしますができれば気にせず堂々と着ていただきたいですね。

そうやってセンスを磨いて輝いていただきたいです。

服ってもっと自由に着ていいものですから。

 

 

 

 

見えない部分も

北浜で友人と食事をしたあと、雰囲気のよいかなり本格的なウイスキーバーを見つけたので入ってみたのですがメニューがない。

小さなお店でマスター1人でされているみたいなのですが、友人がハイボールを頼むと「どのようなハイボールで」と。

ウイスキーに詳しくないのでどう答えればいいのか分かりません。

たまたま壁に貼ってあった竹鶴のポスターを見て「じゃあ、竹鶴で」とお願いすると、どの竹鶴がいいかと何種類もの名前をあげられていました。

もちろん名前を言われても分からないので、結局このくらいの価格のモノをといってオーダーを通したのですがやはりある程度知識がないとせっかくの雰囲気も楽しめませんね。

あとから何組も他のお客様が来店されていましたがみんなオーダー時は戸惑っている感じでした(笑)

そんな中、紺のジャケットに白パンツを合わせた白髪の老紳士(英国系っぽい顔立ちの海外の方でした)が一回り位下の女性を連れ来店され、さらりと注文して席に座ったのは中々かっこよかったです。

いきつけなのでしょうか、粋ですね。

自分も最近やっとウイスキーを飲めるようになったので最低限の基礎知識だけでも勉強したい。

これはバーに繰り出すしかありません。

 

 

 

 

お客様から襟を立てた時に見える裏側に見えるヒゲ襟について尋ねられたので少し説明いたします。

ヒゲ襟とは表地を裏側に折り返している部分の事です。

何回意味があるんですか?とのことでしたが現在ではほとんどありませんね。

昔は上襟のサイズを調節するときに必要でしたが今はそのようなことをすることはほとんどありませんので。

ただ襟先のまわりにも機能しますし襟後付けの証にもなりますので上質な仕立てに使われていることが多いです。

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またpremium lineでは1枚襟の上襟は特殊な芯地を用い殺し襟(クセ取り)を行い首に沿うようにアイロンで曲げています。

この上襟のクセ取りはのぼりと吸い付きがよくなるので重要な部分なのですが、イタリアやイギリスのテーラーで仕立てられたBespokeジャケットや高級ブランドのジャケットでもきちんと行われていないものが結構あります。

平面に置いてみるとよく分かると思います。

30万以上もするスーツでも高いだけで見えない部分の手を抜くということはよくあることなので気をつけないといけませんね。

日本のとあるサルトの方がナポリの超人気サルトを見学した時にBespokeスーツにもかかわらず見えない部分だけ手を抜き芯地は化繊混だったと衝撃的な話をされていましたが結局その職人の意識の違いなのでしょう。

大量生産用のお手軽スーツであれば昔では考えられないほどの低価格帯でオーダーできるだけでもすごいことなのでそこまでこだわるのは不可能ですが、本格的なスーツであれば見えない部分も手を抜かず価格に見合ったスーツを仕上げて欲しいものですね。

 

 

 

 

“人は見た目が9割”は正しい

常連様のご紹介の石川県のお客様から大阪に来られたからとスーツをオーダーいただきました。

石川県にもオーダーのお店が色々とある中、遠くから本当にありがとうございます。

お若くして近々独立されるとのことで、やはり仕事ができる方は身だしなみも気にされています。

そういえば香川県のお客様からお伺いしたのですが最近は四国でもオーダースーツのお店が続々とできているそう。

地方でもブームなのですね。

吊るしからオーダーの時代へ。

需要は減ってきているとはいえオシャレなお客様が増えることはいいことです。

 

 

 

ベストセラーにもなった “人は見た目が9割” でもあるように人は第一印象がかなり重要で、見た目でその人の大部分を印象付けたり信頼感、あるいは不信感を持ったりします。

有名なメラビアンの法則にもあるように見た目の重要性については何百年も前から知られていることで、身だしなみに気を使われるお客様には至極当然のことであるかもしれませんね。

しかし最近ふと思ったのですが、改めて考えると相当に当たっているなぁと。

その人の服装や服の選び方を見ると大体どのような人か分かります。

一切服に興味がない人、ハイブランドのみで全身を固める人、派手を極める人等々。

服の系統によってもかわりますよね。

 

その中でも、スーツ、コート、靴、ネクタイ、鞄、靴下とどの部分にも気を抜かず圧倒的にオシャレな方。

高級ブランドだからいいと選ぶのではなく、上質かどうか仕上がりはどうかで品を選び、どのような服を着てもバランスが取れているので派手にも地味にもならずさり気なく着こなしている。

シンプルでも雰囲気が上品でいわゆる紳士を感じる方々です。

シャツを完全に着こなしていたりスカーフや眼鏡などの小物の使い方が秀逸だったり、決め決めな感じがしないのにさらりと着こなせるセンス。

そのようなお客様が当店にもいらっしゃるのですが、皆様驚くほどこちらのことを気遣ってくださります。

細かくはいいませんが、配送やご予約、支払いに関してだったりLINEのやり取りであったり、このようなところまで気にしてくださるのかと驚くことが多いです。

性格的にも穏やかで誰に対しても優しい方ばかりなので、私も毎回お会いするのが楽しみになります。

そしてそのような着こなしと人格を照らし合わせると100%の確率でマッチしていました。

 

以前有名な高級イタリアンに行ったとき、背中にシワができサイズの合っていない服(黒スーツ)を着ているウェイターさんは話し方、動きもそれなりでしたが、ワインを持ってきてくれたウェイターの方は所作は美しく話術も素晴らしくワインの知識も完璧でした。

スーツもきれいに着こなしていて特にネクタイのこだわりがすぐ見て取れたので印象に残り、帰りに名刺をいただいたのですがソムリエ兼支配人の方でした。

最近行ったフレンチでもシャツのダボつきが見えた若いウェイターの方達は笑顔もなく説明もスムーズではありませんでしたが(新人さんぽいので仕方ありませんが)、ワインを持ってきてくれた方は話術に所作、さり気ないサービスなどさすがだなと思いました。

清潔感ある身だしなみに左手小指にはシグネットリングとセンスを感じ、やはり支配人の方でした。

 

自分が気にしていない部分に気づくのは難しいものですが、自分より一歩上にいる人は口に出さないだけでその部分が見えています。

そして似たようなこだわりを持つことが分かると、信頼感が湧き好印象を持つことも分かっています。

当然その逆も多いということ。

 

人は見た目が9割です。

 

 

 

 

 

秋を彩るブラウンスーツ

秋真っただ中で毎日過ごしやすい季節です。

芸術の秋、行楽の秋ということでフルートのコンサートやキャンプの予定を立てていたのですがどちらも仕事で中止に。

いや、忙しいことは本当にありがたいことで心から感謝しております。

しかし読書の秋やスポーツの秋(ジムで体を動かしているだけですが)は満喫していますよ。

残るは食欲の秋、そして何より大事なファッションの秋です!

ということで、バシッとスーツを着て美味しいものを食べに(仕事に)行ってきました。

 

大阪ステーションシティにあるフレンチレストラン“LAGUNAVEIL PREMIER RESTAURANT”へ。

好き嫌いはないですが和食と鮨とフレンチが特に大好物です。

ここ2か月ほど色々重なってフレンチに行く機会が多かったのですが、雰囲気も良く最近の中では特によかったですね。

 

そしてブラウンスーツ。

まさにAutumn color、秋を代表する色です。

今は1年通してブラウンスーツは人気ですが、フィレンツェやナポリのサルトが土着の色を愛するように、日本でも秋の雰囲気や情景はブラウンを連想させますね。

目付けは260gの合い物生地です。

残暑が長引いたとはいえさすがに夏スーツは衣替え。

冬スーツはまだ早いですしTPOを考えたスーツ選びが肝心です。

もう定年されたお客様ですが春、夏、秋、冬、真冬と分けられていました。

春秋ではなく春と秋、冬物ではなく冬と真冬。

ここまで分けられる方はほとんどいませんし驚くほどかっこよくまさに紳士で、このように歳を重ねたいと思ったものです。

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ジャケットもスーツも着やすい秋。

特に楽しみな季節です。

思いきり満喫するためにブラウンコーデはいかがでしょうか。