英国王室御用達“LOAKE”

雨の日にお客様とお会いした時素敵な傘だったので尋ねてみると「ちょうど生地の張り替えから戻ってきたところ」とおっしゃられていました。

汚れや劣化からとのことでしたが、中々傘の生地まで張り替える方はいらっしゃいません。

上質な傘は何度も修理ができる。

サステナブルの精神、素晴らしいですね。

使い捨てのビニール傘は壊れやすくリサイクルできないので環境汚染の原因として問題になっています。

様々なパーツを組み合わさっていて分別できないのでそのまま埋め立てられるそうです。

そして世界でも特に傘を廃棄する国が日本。

私も今愛用している傘は5年ほど使用していますがお客様を見習って20年は使えるよう大切にケアしていきたいと思います。

 

 

 

 

展示会に伺った際、前から狙っていた靴を手に入れました。

140年以上の歴史を持ち、格式と伝統を重んじる英国靴LOAKE【ローク】

 

私も靴好きなので、海外の高級革靴だとEdward Green、ALDEN、J.M. WESTONなど他にもイタリア靴、国産靴等たくさん所有しています。

しかし最近の価格高騰でガンガン履けるようなビジネス使いには買う気がおきませんでした。

円安や材料費の高騰で仕方ないのですが、良い革が手に入らず品質も落ちているのに価格だけ上がってもったいないなと。

だけど安い靴は履きたくないのでアンダー10万で上質な靴を探していたときに出会ったのがLOAKEです。

 

LOAKEは1880年にイギリスのノーサンプトンシャーで創業された生粋の英国靴。

クラシカルなデザインに質実剛健さを地で行く耐久性。

履き心地も快適で長時間でも疲れにくいです。

また「利益を求めず上質な靴をたくさん作りたい」という経営理念の為コストパフォーマンスが素晴らしいです。

品質はというと熟練の職人がベンチメイドといわれる一人で全工程を手掛ける製靴スタイル※いわゆる丸縫い

今なおハンドメイドで生産されるこだわりぶりに驚きです。

そのクオリティの高さを認められ2007年に当時のエリザベス2世からロイヤルワラント(英国王室御用達)の勅許を与えられています。

 

LOAKEは出荷数が多くそこまでこだわってなぜそれほどたくさんの靴を作れるのか?という疑問なのですがそれは最新のコンピューターや機械を入れ効率化を最大限発揮しているからです。

例えばデザインやパターンなども外に依頼するとサンプル作成で数週間ですが自社で行っているので3日ほどでできるそうです。

向上の建物は古いですが伝統と革新を融合させ、高品質な靴を作り続けているんですね。

ただ検品やチェックが厳しく革が手に入らないときなどは規定数作ることができず注文をキャンセルすることもあります。

 

今回私が購入したのは大人気モデルのキルトローファー。

キルトローファーは持っていなかったのでずっと欲しかったデザイン。

若干無骨な感じの英国っぽい感じで気に入りました。

ガンガン履けそうです。

コインローファーの購入も考えています。

サイズはハーフサイズずつ履いてみましたが、普段履いている他の革靴と同じ7 1/2(26cm程)がちょうどでした。

価格は税込みで7万代ほど。

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今回LOAKEの先行受注販売をいたします。

3月にご注文締め切りし11月以降のお渡し※代金はお渡し時支払い

セミブローグ、タッセルローファー、ストレートチップetc定番モデルもご注文可能です※デザイン・カラー等はお問い合わせください

価格は変動の可能性がございますが、上質なカーフを使用したストレートチップやタッセルローファーは¥66000+tax、スウェードローファー¥54000+taxほど。

先行受注の為、上記定価より3000円~5000円ほど割引きでご購入できますのでとてもお得です。

 

英国の歴史と格式を持ち、伝統の技術で作られるLOAKE。

多くの人に愛され続けています。

 

 

 

 

正しいシューケアとは?

昔に比べこれからは平均的に納期を多めにいただくことになります。

オーダーいただいた生地は取り寄せたり発送したりするのですが、最近は働き方改革もあり運送会社も土日祝の配達を行わないところが増えてまいりました。

1着のスーツが仕上がるまでに何度も配送が行われますのでどうしてもお時間がかかってしまいます。

運送会社の配達員の方もとても大変な業務の中頑張ってくださっているので何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

靴好きなのでお客様の履いている靴をよく見てしまいます。

皆様手入れをきちんとされている方ばかりです。

こだわりの詰まった靴ばかり。

“Good shoes take you good places. ”

素敵な靴を履いている方は幸運を呼び込みやすくなるはずです。

とある本には自分たちを支えてくれる道具に感謝できる方は人生もうまくいきやすい。と書いていましたね。

 

最近お客様の履かれていた靴で素敵な靴がありました。

フランスの高級シューメーカー・コルテの靴です。

何と紐部分をリボンに替えられています。

リボンは靴ひもの中でもっともドレッシーなアイテム。

ですがそこまで派手でもなくさり気なくてセンスがいいですよね。

大人のちょっとした遊び心といった雰囲気で色気があります。

こちらの靴、もう15~20年は履き続けられているそう。

他にも20年以上前のベルルッティなども現役のローテーションでまわされていて、上質な靴がいかに長持ちするかが分かります。

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以前からシューケアに関して思っていたことがあります。

勉強し始めたときは長持ちさせるために、大体3回履いたらケアをする。

リムーバー→デリケートクリーム→シュークリーム→ワックス。

仕上げに山羊毛ブラシで仕上げのブラッシング。

大まかにこんな感じだと思います。

しかし、実際は皆さんそれぞれのやり方でケアし、しかも10年20年と長くきれいな状態で履かれています。

中にはリムーバーはやらないとか油性クリームのみという方もいらっしゃいます。

かくいう私も毎回のブラッシングはしますが3回どころか5回くらい履いてからシューケアをします。

それでも10年以上持っているものばかり。

中にはワックスしかしないという人も。

普通に考えると水分や油分が無くなってひび割れたり、古いワックスが革を傷めてしまうのでは?と思うのですがそれが10年以上の靴でもとてもきれいでいい味出しているんですよ。

王道のケアが一番良いとは思っていますが、個人的な見解からはよい靴はとりあえずどんなやり方でもケアしていれば何十年と持ってくれるということでした。

革は思っている以上に強い。

愛情持ってケアすれば応えてくれるんですね。

 

 

 

やっぱりローファー

秋冬のオーダーも増えてきております。

昨日も長年ご贔屓にしてくださっているお客様がご来店くださいましたが、忙しくなり始める時で現在の納期が1か月半くらい~なのでさすが一番いい時期をご理解くださっていますね。

今が生地も揃っていて寒くなる前に仕上がります。

話しが逸れますがお客様が履いていたローファーがいい感じなので撮らせていただきました。

こちらはオーダーされたものでタッセルの部分はスエード。

色もかなりライトめでパッと見派手さもあり感じ使いにくいのでは?とも思ってしまいます。

しかしこのくらいの明るさのローファーは意外に使いやすくとても重宝するんですよね。

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もちろん2~3足しか革靴を持っていないのであればリスクかもしれませんが。

しかし何足もお持ちの方であれば使いやすい。

 

それにしてもローファーはいいですよね。

ファッショニスタやスナップなど見ても一番着用率が高い。

私も一番たくさん持っていてすぐ欲しくなってしまいます。

「オシャレは足元から」

靴に気を使っていないと信用されにくいですしモテませんよ(笑)

 

 

 

 

圧巻のオーラを持つエキゾチックレザー

スーツやシャツに使用する釦は工場に置いているもの以外にお客様の要望があれば取り寄せているのですが廃盤が増えてきました。

釦だけでなく裏地などもです。

原材料費が高騰し需要が減っているのが原因でしょうか。

たくさん選べることはいいことですがコストもかなりかかります。

確かに似たり寄ったりの釦はたくさんいりませんが。

私自身は釦にそれほどこだわりがないので、シンプルな水牛かナット釦が2~3種類あればいいのですがメタル釦はデザインが重要なのである程度必要ですよね。

もう少し需要が増えてくれればいいのですが。

 

 

 

 

一番好きな靴は?と聞かれればタッセルローファーと答えます。

楽ですしオンオフどちらにも相性がよく使いやすい。

なによりかっこいいですよね。

素材に色にと何種類でも欲しいので徐々に増やしています。

 

先日ご来店のお客様が素敵なタッセルローファーをお履きになられていました。

クロコダイルのタッセルです。

もちろん本物。

色気がすごいですね。

クロコの革って本当に高い。

最高級のものが製品になると数百万は当たり前。

keiichiro氏が依頼された最高級のクロコの鞄は確か200万とか400万で、同じ革であのラグジュアリーブランドが作ると2000万以上でしたから。

 

こちらの靴はスペインのメーカーのものでセールで購入されたということもありますがグリーンやクロケより安かったとのこと。

さすが普段から上質な靴を履かれているだけあり目利きが素晴らしいです。

私もクロコの靴を狙っていたので即買いに行きたかったのですがどうやら現在は売っていないとのことで・・・残念。

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エキゾチックレザーの代名詞的存在のクロコダイル。

その表情がエレガントでエクセレントでエクスクルーシブ。

「ちょっと目立ちすぎて勇気がいるかも」と考えられる方もいらっしゃいますが、全体のバランスを考えて取り入れれば思っている以上に馴染みます。

お客様も着こなしと調和していたのでちょっとしたアクセントくらいで一切悪目立ちはしていませんでした。

普段愛用しているオメガのベルトもクロコですが(3回目の交換で耐久性の問題から牛革の型押しに換えましたが)いい感じでポイントとなっています。

大人の色気を享受したいのであればぜひ取り入れたいアイテムです。

 

 

LOAKE

健康診断の結果が出たのですがどこにも異常がなく問題ありませんでした。

昔から身体だけは健康で一度も検査に引っかかったことがありません。

体型をある程度維持しないと服が着れなくなってしまうので多少食事や運動を気にしているかもしれませんね。

服を楽しめるようになるとおまけで健康がついてくるかもしれません(笑)

 

 

 

 

お洒落は足元からという言葉があるように着こなしにおいて靴はとても大切なものです。

私もたくさんの靴を持っていますが何足あっても欲しい靴が出てきます。

ただイギリスの老舗ファクトリーも買収され海外資本や傘下に入るところが多くなりブランド化がすすみ購入する機会が減ってきました。

質は下がるのに価格が上がることが多く手が出しにくくなりました。

 

そんな中取引先がとある英国靴を取り扱いはじめました。

LOAKE【ローク】

英国靴の聖地ノーザンプトンに1880年創業の老舗ファクトリーです。

実は私も名前を知っているくらいの靴だったのですが、イギリスでは有名でかなり素晴らしい靴であることが分かりました。

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作りはザ・英国靴といえるほど質実剛健。

第一次世界大戦では英国陸軍にブーツを供給し、2007年にはエリザベス2世よりロイヤルワラントを授かり、2009年にはイギリスのフットウェアアワードに入賞するほど高品質な靴を生産し続けています。

しかし価格は驚くほど抑えており他ブランドでは真似できないコストパフォーマンスを実現。

適正な価格で堅実な靴づくりをモットーとしておりますが、実はLOAKEはタンナーを持ち自社で革を用意することもできる為高品質な革を使用しているのにもかかわらず価格を抑えることができるのです。

日本の高級セレクトショップでもよく見かけるイギリスの高級靴メーカーにも革を提供しています。

そしてラスト(木型)。

その靴の原型となり命ともいわれるラストですがLOAKEのラストはかかとがコンパクトで日本人の足型にあったものが多いといわれています。

高品質でコストパフォーマンスが高いLOAKE。

現地でも特に信頼が厚く長年支持される理由が分かりますね。

 

 

 

当店でも取り扱えますのでサイズやデザインをご存じの方はご連絡いただければ1割引きで販売が可能です。

配送も可能。

ちなみに私はキルトローファーとタッセルローファーを狙っています。

 

 

 

 

 

Leather shoes

昨日シャツの納品がありましたが前見頃にシルバーのネーム刺繍を入れられています。

最近私の中で刺繍糸にシルバーを使うのが流行っていたのでとてもお似合いだと思いました。

ナポリではシャツに刺繍は定番ですし。

それほど目立たないのでほとんど気づかれませんが(笑)

 

 

 

 

工房に行くと机の上に何やら無造作に置かれた靴が。

尋ねてみるとイタリアの超有名な職人に作ってもらった靴だと。

名だたる弟子も多数輩出している知る人ぞ知るまさに靴業界の巨匠ですね。

程よく色気がありかっこいいではないですか。

自分もお願いしたい。

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履き心地が固いから多分あまり履かないんじゃないかなぁと言っていましたが忖度しないのがすごい(笑)

ビスポークは3度で完成するといいますし馴染むと思うのでこれからですね。

 

 

そういえば以前お客様が履かれていた靴で、20年も前にイタリアで購入した名もないようなお店の職人が仕立てた靴が忘れられません。

飾り気もなく素っ気ない見た目と作り。

ただ何か味があり履き心地は革靴とは思えないほどで、たぶん1日歩いても疲れないのではないでしょうか。

そんな素朴で気軽に履ける靴も探しています。