Modern classic !? Bespoke double breasted

嘘か本当かイタリアでは「大晦日に働くと1年中休みなく働く続けることになる」という迷信があるとかないとか。

確かに日本人は働き過ぎなんですよ。

海外ではバカンスの為に仕事をしているという人が多いですが、日本は休みが多いと不安になる人も多いみたいですし。

まぁ、自分も仕事を楽しんでやっているので普通に大晦日でもご要望があれば普通に働きますけど。

仕事が楽しいと人生は楽しいと思います。

今日もファッションショーに出るかのような気持ちで仕事に出かけましょう。

 

 

 

 

 

お客様の仮縫いが仕上がりました。

6釦のダブルブレステッド。

貫禄抜群です。

お客様のご希望のイメージはイタリア5大サルトのスーツで、ナポリっぽさを残しながらモダンとクラシカルも融合しているような。

柔らかさを感じつつかっちり見えるような仕立てです。

37

 

イタリアらしい美しいドレープ。

しかし、胸廻りもしっかりと男らしさを感じさせウエストを美しくシェイプさせたシルエットは英国のようです。

3337

 

肩もいつものようにイセを多く取りタレ綿を抜いて立体的に仕上げます。

スーツにおいて重要な部分。

端正な顔立ちです。

337

Bespokeのダブルブレステッドは格別な雰囲気を持っていますね。

着る者を成長させ何段も引き上げてくれるような。

本物には魂が宿りますから。

普段身につけているものはその人を徐々に形成していきます。

 

 

そういえば初めてBespokeで仕立てたスーツはブラウンで、2着目が今回のお客様と同じダークブラウンでした。

ネイビースーツが一番多いですが、改めて考えると自分は茶が好きなんですね(笑)

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です