セレクトショップで売れてるor展開しているスーツの生地を見ると両極端に振れてるものが多い気がします。
ものすごく繊細だったりめちゃくちゃがっちりだったり。
日本ではブームなのでしょうか。
推していたすごい強撚糸のスーツは、私が以前作ったものを見た時かなりの目付だったので生地自体の重さで全体に垂れ下がっていましたしパンツも常に生地が重力に引っ張られていたので足を前に出し辛くここまでじゃなくていいなぁと感じました。
もちろんツイードのように素材や織り方によっては5、600g以上でもいいんですけどね。
超繊細な生地も好きですが耐久性を考えても持っていてもここぞというときに着るあくまで全体の一部かな。
お客様スーツが仕上がりました。
絶対定番の紺ブレです。
アメトラ好きの方は100%お持ちでしょう。
金のメタル釦はもはやシンボル!
フラップ付きのパッチポケットもまさに。
こちらのお客様はダブルの紺ブレもお持ちです。
定番ではありますが数年前からメンズレディース共に紺ブレブームが再燃しています。
とにかく使いやすいですからね。
金メタルの紺ブレは制服のようで苦手という方も多いですが(まぁ元は制服ですし)着回し力がすごいです。
イタリアの伊達男たちは様々な色の綿パンやミリタリー、デニムなどと合わせてドレスダウンして着ていることも多いです。
もちろん普通にグレーパンツのジャケパンでドレス寄りでも。
センスがある方には一生にわたり強力な戦力ですね。
私もベロアの紺ブレを仕立てようと考えています。
メタル釦も色々あるので迷い中ですが。