先日は新年会?というのは名ばかりのいつもの美味しいものを食べに行く会でした。
いつもの北新地『鮨 一献』さんへ。
何度訪れても、やはり別格です。
こちらの大将は、味、接客、内装、細部に至るまで一切の妥協がありません。
鮨はもちろん、一品料理も、お茶ですら「きちんと美味しい」。
その積み重ねが、全体の満足度を決定的に高めているのだと思います。
当日は気温も高くコートをやめてカシミヤジャケットで。
結果的にこれで大正解。
暖かく、軽く、そして何より快適。
室内外の温度差がある食事の場でも、まったくストレスを感じません。
実はこの「キャメルカラーのカシミヤジャケット」という選択、先日終了したピッティ・ウオモとも、非常に共通点があります。
今回のピッティでも強く感じたのは、
・派手さよりも「素材の良さ」
・主張よりも「品のある色」
・トレンドよりも「長く着られる完成度」
この流れが、ますます明確になっているということです。
実際にキャメルのコートも多かった。
キャメルという色は不思議なもので、黒ほど強くなく、ネイビーほど堅くない。
それでいて、大人の余裕と温度感を自然に演出してくれます。
そこにカシミヤという素材が加わると、見た目の柔らかさだけでなく、着た瞬間の軽さ、暖かさ、そして静かな高級感が生まれる。
これはまさに、「分かる人にだけ分かればいい」という、今回のピッティの空気感と重なります。
鮨も、服も、手間を惜しまないこと。
そして、何年経っても変わらず好きでいられること。
北新地のカウンターで感じた心地よさと、フィレンツェで共有されていた価値観は、実は同じところにあるのかもしれません(笑)
流行を追いかけるのもいいですが、自分が「心地いい」と感じるものを選び続けたいと思います。
その基準は案外シンプルで、着ていて疲れないこと。
場の空気を邪魔しないこと。
そして、何度袖を通しても気分がいいこと。
キャメルカラーのカシミヤジャケットは、そんな大人のわがままを、実にさりげなく満たしてくれますよ。