島の風が織り込まれたツイード

今秋はじめて焼き芋を食べました。

やっぱり美味しいですね、秋の味覚です。

もちろん甘いんですが更に美味しく食べられるのは12~1月くらい。

熟成?させることでもっと甘くなると教えてもらいました。

ということで1月くらいに再リベンジを楽しみにしています。

 

 

 

 

晩秋を肌に感じていますが、今まさにツイードが主役の季節です。

空気を含み暖かく風景が馴染むような表情は自然と一体化しているように感じさせてくれます。

先日着用したのはW.BillのCLASSIC SHETLAND【クラシックシェットランド】。

お気に入りの1着。

 

クラシックシェットランドが織りなす高品質のホームスパンは、ツイードの中でも特に柔らかくフワリとした質感。

着心地も軽く暖かく、なんと言ってもこの仕立て映え。

生地だけで見ると武骨なイメージですが、仕立てるとこれが本当に美しい。

アイロンもかなり効いているのでしょう。

今尚昔ながらの手法で織りあげられる英国カントリーを代表するツイードです。

W.Billは今でもセレブや上流階級などに好まれている生地ですが、かのパブロ・ピカソも愛用したことでも知られています。

当店のお客様でも通な方が好まれている印象ですね。


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世界四大ツイードで知られるシェットランドツイードですが、ツイードの中でも一番の柔軟さを備えています。

シェットランドツイードは、見た目には粗野で力強い印象です。

しかし触れると柔らかさと温もりを感じます。

シェットランド諸島は、北海の荒々しい風と霧に包まれた土地です。

そこで育つ羊は、厳しい自然に耐えるために独特の毛質を持ちます。

その羊毛を紡ぎ、織り上げたのがシェットランドツイード。

荒野の風を思わせるざらつきと、人の手が紡いだ繊細さが同居しています。

単なる布ではなく、島の風土そのものが織り込まれています。

 

人間は自然の一部ですから、同じ自然から生み出された生地で仕立てた服というのは、背景や雰囲気にも調和を感じさせてくれるような。

だからこそ、どこか懐かしく優しく美しい。

化繊に感じる違和感がありません。

それこそ本物のエレガントだと思っています。