街を歩いているとふと、きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」が流れてきました。
懐かしい曲だなぁ、なんて思っていましたが、昔この曲を聞いた時に、歌詞の中にある、
「自信を身につけて 見える世界も変わるかな」
「さみしい顔をした小さな男の子 変身ベルトを身に付けて 笑顔に変わるかな」
「同じ空がどう見えるかは 心の角度しだいだから」
という部分から、自信をもつことの重要性を伝えたい歌なのかな?なんて考えていました。
実際はどんな思いが込められているかは知りませんか、なんとなくスーツに通ずるものを感じます。
そんなことを思っているとケーリー・グラントのことを思い出したので少し書いてみようと思います。
映画の黄金時代に輝いたイギリスの映画俳優ケーリー・グラント。
彼の名前を聞くと、誰もが思い浮かべるのは、映画スクリーンで見せるその優雅で洗練された姿です。
けれど実は彼がその姿を手に入れるまでには、ある重要な“自己変革”がありました。
イギリスの貧しい家庭に生まれ、決してはじめから華やかなスターではありませんでした。
しかし、ハリウッドに渡り彼の役者としての道が開かれると、彼の内面にある「なりたい自分」に向かって進む決意を固めたといいます。
「なりたい自分」を装う力
ケーリー・グラントは、自分が目指すべき姿を明確にしていました。
その姿は、ただの映画スターではなく、エレガントで、上品で、かつ現代的な魅力を持つ紳士。
最初の頃、彼は自信を持ってその姿を実現できるとは思っていませんでしたが、服装を通じて、自分を変えようと決意したのです。
ハリウッドにおけるスタイルは多種多様ですが、ケーリー・グラントは自分に最も似合うスタイルを徹底的に追求します。
それが、彼のスーツへのこだわりでした。
映画の中でのスーツの着こなしを非常に重要視しており、役作りの一環としても、スーツのフィット感やデザインにこだわったと言われています。
「スーツを着ると、気分が変わるんだ。」
スーツで自分を変える
彼は洗練されたスーツを着ていましたが、それはサヴィル・ロウの仕立て屋で作られる最高級のオーダーメイドのスーツでした。
そのシンプルながらも格調高いデザインは、まさにケーリー・グラントの求めるスタイルそのものだったから。
彼がスーツに求めたのは、ただの美しさや外見だけでなく、着ることによって自信を持てることでした。
体にぴったりとフィットし、しなやかに動くスーツは、彼の魅力を最大限に引き出すツールとなり、その結果、彼は自分らしさを装うことができたのです。
身だしなみがもたらす影響
ケーリー・グラントが教えてくれる大切な教訓は、“装うこと”が内面にも影響を与える”ということです。
彼は「自分を装うことで、自分を作り上げることができる」と発言しています。
服装は人生を豊かにするための大切な投資であり、自己肯定感を高める自分に自信を与える力があると。
スーツは彼にとって、単なる衣服ではなく、まさに自分を形成するための一つのツールだったのです。
彼は「どう見られるか」に真剣に向き合い、研究し、学び、「服装は自己投資である」ことを悟ります。
その結果スーツの着こなしを極め、“世界で最も魅力的な男”と呼ばれるまでになりました。
「スーツは自信をくれる。だからこそ、私はそれを大切にした。」という言葉からも彼の信念が見て取れますね。
「私はケーリー・グラントになりたいと思ってケーリー・グラントを演じていた。そして、だんだん本当にケーリー・グラントになったんだ。」
最初は“なりたい自分”を装っていた彼が、本当にそうなっていったという逸話です。
これは決して、スターだからできた特別な話ではありません。
なりたい自分を演じることで深層心理は自分の内面にある「こうなりたい自分」を少しずつ引き出していくことができるのです。
成功したいのなら成功者の服装を真似てみる。
きっとなりたい自分が近づいてくると思います。