定番こそ確かなものを

久しぶりに昔作ったMTMのネイビースーツを着たのですが・・・細いですね。

着れないことはないですが、体形の変化と当時の流行が細身だったのできつい部分があります。

でもSCABALの生地でとてもいいんですよ。

傷みも少ないし知人にあげようかと思っています。

ナポリなどのご年配の着こなしを見ても、昔仕立てたジャケットを着ていて少し大きい感じ、それもいい感じなんです。

ただ歳を重ねて細くてぴったりしたのはバランス的にも合わないですよね。

やはりクラシックとゆとりというのは切り離せないことが分かります。

 

 

 

 

 

お客様のMTMスーツが仕上がりました。

VITALE BARBERIS CANONICOの3PLY TROPICAL。

今季新作の大人気の生地です。

グレー無地のシンプルなスーツ。

煌びやかさがあるわけでもなくパッと見は地味寄りな生地です。

しかしこれがいい生地なんです。

3PLYの織りは2PLYより丈夫で4PLYより野暮ったくありません。

ドライタッチな肌触りで真冬以外は使いやすくフレスコっぽいのに繊細な表情。

トロピカルでマットな質感なのに生地自体にうっすらとほのかに感じる光沢があり全体に上質感を感じます。

もちろん繊細で美しい生地もテンションが上がりますが、3PLYは気軽に着れて仕立て映えするので着こなし全体のバランスを上げてくれます。

「いいスーツですね!」というよりは「スーツをかっこよく着こなしていますね!」「スーツが似合いますね!」といった表現が合ってそうです。

このグレーの生地もS/Sバンチが展開されて1カ月も経たないうちに売り切れましたので、通の方がこぞって購入した分かる人には分かる生地だと思います。

まさに定番としてベースの1着としてローテーションに入れたいスーツです。


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ネイビーとグレーの無地の最初の一着は、上質でシンプルな1着を。

無地だから同じなのではなく無地だから品質が分かりやすい。

定番こそ確かなものをお選びください。