グレー × シャークスキン

イタリアのフィレンツェでちょうどピッティウオモが開催されていますね。

たくさんの業界人がピッティの写真をアップしています。

私はそれほどブランドに興味がないのですが、やはりおしゃれな人の着こなしを見るのは楽しい。

ダウンもいますがウールやカシミヤのコートが溢れていてもう街そのものがかっこいい。

スーパーエレガント。

これこそダンディズムです。

外見の洗練を通して、内面の自由と美意識を貫く。

日本人のウェルドレッサーは世界的にも高評価でおしゃれで有名。

日本人はやると決めたら徹底的にやるので世界でもトップクラスの感性。

ただ、オシャレじゃない人との差もかなりありますが。

 

 

 

 

 

完成したお客様のスーツ。

グレーのシャークスキン。

もうグレーでシャークスキンといったら鉄板ですよね。

“サメの肌が光を反射するように見える”と形容されたことが名前の由来です。

ギザギザした織りで経糸と緯糸の濃淡差による微細な光沢が特徴です。

 

戦後アメリカで爆発的に流行し、1950〜60年代アメリカで“クールの象徴”でした。

特にラスベガスのショーやカジノでは、“シャークスキン=夜の華やかさ”というイメージで大人気だったんです。

『オーシャンズ11』(1960)フランク・シナトラ率いる“ラットパック”が着ていたのがまさにグレーのシャークスキンで、これも人気に火をつける要因に。

 

逆に英国では控えめな光沢が知的で落ち着いて見える上質なビジネス生地として“銀行員の生地”として愛されました。

つまり華やかでも堅実でもどちらでも着こなせるという万能の生地なんです。

ネイビーだと濃淡が出にくいので、グレーの象徴的な織りとして人気を博しています。


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個人的にはライト~ミディアムのシャークスキンが好きで私が持っているのもそう。

落ち着きつつも軽やかなイメージが好印象です。

定番である生地なので手に入れやすいですし、新しく新調するスーツにぜひいかがでしょうか。