特別な日の為に、自分だけのタキシードを

昨日、数年前の学生の頃にスーツをオーダーくださったお客様がご結婚されるとのことでタキシードを仕立てにお越しくださいました。

本当に嬉しいですね。

当時も若くして大人顔負けに礼儀正しく頭脳明晰なうえ長身でイケメン!

勝手に感心していましたが(笑)、久々にお会いしてさらに礼儀正しくなられていました。

奥様もとても素敵な方で私も幸せな気分になります!

 

 

色々お話を聞くと、やはり昔と一緒でタキシードのレンタルは高いみたいですね。

10万を普通に超える金額みたいですし。

昔は殿様商売といわれていましたが今は価値観の転換で需要の変化もあり多少はマシになったと聞きますが徐々に淘汰されていくのかもしれません。

 

パターンオーダーのタキシードは10万~お仕立ていただけます。

最近は安価なタキシード風なものを販売されていますが、オーダーでは拝絹や側章、拝絹のクルミ釦、拝み釦、量玉拝絹地ポケットetcなど本格仕様でお仕立ていたします。

写真はお店にあるサンプルのタキシードですがこちらはショールカラーですね。

今回は人気のピークドラペルでオーダーいただきました。

生地は厳選された最高品質のオーストラリアン・タスマニアウールを使用し高い技術で織りあげられた、業界内でも名作と称されるV.B.C.のREVENGE150’s。

色はブラック。

このチョイスはいいですね。

色々な生地を見られてお客様、奥様お二人の意見が一致して決まった生地です。

最近ではよくタキシードにシルク混の光沢が強い生地を選ばれることが多いです。

それはそれで華やかでいいのですが、伝統的なタキシードでは拝絹の部分のシルクの光沢で光を反射させ顔周りを照らす役割があり、その為他の生地の部分はナチュラルに抑えることによって、拝絹の光沢が際立ち、視線が顔に集中する構造になっているからです。

V.B.C.のREVENGEは高級感がある繊細な生地でありながら、光沢は控えめでとてもナチュラルに見えるのでタキシードにぴったりだと思います。

新婚旅行でヨーロッパにも赴かれ、写真撮影や晩餐会もあるので、黒のタキシードはきっと大活躍し最高の思い出になってくれるはずです。


この投稿をInstagramで見る

SPiCA(@spica_bespoke)がシェアした投稿

 

タキシードを着る機会は人生の中でそう多くはないかもしれません。

だからこそ、「レンタルで十分」と思われがちです。

それはそれでいいのかもしれません。

しかし、親族等の結婚式、晩餐会、式典や表彰式、格式あるホールなど夜の講演etc意外に着る機会はあります。

また不思議なことに自分用のタキシードを持つことでなぜかそのような場所へ行く機会が増えるといます。

自分を成長させたい、その機会を掴みたい人が持つ格式高いタキシード。

「着るための場」を探すのではなく、持つことで“場が自分に近づいてくる”装いなのかもしれません。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です