着こなしとセンス

先週は東京出張でした。

駅で椅子に座っていると目の前の席に、ネイビージャケットにホワイトパンツ、ネイビーの高級靴を履いた50代くらいのイケオジが。

さりげなくチェックしていると隣の席に同年代くらいのいい感じのツイードのグレーコートにグレースーツのビジネスマンが。

大阪ではあまり見かけない感じだったのですぐに目がいきましたが、やはり東京の方がドレススタイルに気をつかう人の遭遇率が高いのでしょうか。

おしゃれな人を見ると嬉しい気分になります。

 

 

そのあとお客様と合流したのですが、着こなしが素晴らしい。

完全なバランスです。

テンションが上がります。

チェックのツイードジャケットにかなり明るいベージュのカバートのパンツ。

コートはカシミヤのキャメル、高級英国靴はスエードとカーフのコンビ。

洗練されていました。

 

ジャケットとパンツの選び方がかなり高難度。

実際オーダーでこの生地を選ぶ方は少ないでしょう。

バンチの小さな生地だけを見れば、ブラウン2色使いの大柄チェックにかなりざっくりした織りは昔のおじいちゃんが来ていたジャケットのよう(笑)

しかし実際に仕上がると威厳があり一生着れる万能で間違いのないジャケットです。

そしてドレス系の生地でライトベージュのパンツは合わせるアイテムがないと中々難しいんです。

 

さらに同系統の色でありながら素材感と濃淡のグラデーションでまとまりつつ単調にならないネクタイ選びと、アクセントのチーフの存在感がさすが。

それが完璧にマッチしている。

完成形のスタイルのひとつです。


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目の前にある生地の完成形をイメージしいかに持っているアイテムと頭の中で組み合わせられるか。

これはもうセンスです。

何度も経験してたくさん着ることで経験値が積み重なった結果だと思います。

 

昔からよくある話なんですが、例えば着こなしの経験値が高い人と全く服に興味がない人に、まったく同じアイテムでサイズも間違いない服を着せてみる。

今までまともに服を選んだことがない人はどこか不自然さを感じます。

ちぐはぐしているような違和感を感じてしまう。

サイズも着こなしも合っているのに。

心の余裕と随所に表れる所作だと考えていますが、これは経験を積んで身につけるしかないないもの。

このレベルに達すると派手なアイテムを取り入れても普通に着こなせるんですよね。

 

多くの人は服なんて嗜好品で道楽といいます。

服によってはそうでしょう。

興味がない人やただブランドを着ればいいだけの人にとっては。

でも完成された着こなしのレベルまで行く人は意識がそもそも違います。

人生が変わる人も多い。

ただの道楽だとまったく身だしなみを気にしない人には、理解できず一生知ることのない世界です。

高いものを着ればいいわけではない、なぜそれを選びそれを着るのか。

意識がすべて。

成長や周りとの違いが見える幸せが多く楽しいです。

 

 

 

 

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