スパイも愛するスーツ

イラン問題での原油急騰で悪いインフレが進み物流問題もあり生地の仕入れ価格にも影響が出そうです。

ガソリン代も政府は補助や備蓄放出で対応といっていますが大丈夫なんでしょうか。

先日ピースおおさか大阪国際平和センターに行ってきました。

第二次世界大戦での大阪大空襲を語り継ぐミュージアムです。

数年ごとに足を運ぶのですが、行くたびにいかに戦争が恐ろしいか、悲惨かを痛感します。

なのに何も勉強しない世界の指導者たち。

政治家になりたいと思う人間が利権の為に生きてる人ばかりだからどうしようもないのでしょうが。

人が人である以上一生戦争は無くならないんでしょうか。

ファッションで平和を語る『サプール』を見習えと言いたいですね。

 

 

 

さて、裏社会で平和を守っているスパイたちが愛用しているスーツにも選ばれるREGENCY【リージェンシー】。

先日ダークグレーの生地をオーダーいただきましたがやはり間違いないです。

REGENCY、本当にいい生地だと思います。

私もネイビーストライプのダブルブレステッドを愛用していますがかなりお気に入りのスーツ。

コシがありアイロンの効きがよくしなやかさもあり仕立て映えします。

控えめな光沢ですが生地からにじみ出る艶感そのものが上質。

自身は必要以上に前に出ず、着る人自体の格を上げてくれる。そんなイメージです。

3シーズン使用できるのも嬉しいですね。

クラシックすぎず現代的すぎないブリティッシュモダンはビジネスでも使いやすい色柄がそろっています。

スーツ離れが進んでいる昨今だからこそ、差別化を図り周りとの違いを見せつけられる名品ですよ。


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伝説のマエストロ “アントニオ・パニコ”

お客様からご連絡をいただいてアントニオ・パニコがご逝去されたことを知りました。

ナポリ仕立ての原型を築いたとされる伝説的サルト・ヴィンチェンツォ・アットリーニ直系の技術を受け継いだ最後の世代であり、伝説のロンドンハウスのヘッドカッターとして20年以上活躍し、ナポリ仕立ての黄金期を作った中心人物です。

間違いなく世界最高峰であり、ナポリでは頂点との評価を受けていました。

パニコのスーツは「クラシックを追求し時代を超える色気が生まれる。」といわれます。

私もその『色気』をかなり大事にしているんですが、俗にいうファッション的なものではなく(シャツを胸まではだけたり派手な服を着るような)落ち着いた雰囲気や余裕のある立ち居振る舞い、知性などが外見だけでなく内面から醸し出される大人の雰囲気のことです。

雨降らし袖、首に吸い付く上襟、腰を包み込む裾のカーブなども別格といわれています。

そしてパニコの代名詞といえば、型紙に頼らないフリーハンド・カッティングです。

サイズを測ったら、型紙を使わず体を見てその場で布に直接チョークを入れるという超絶技法。

立体の“彫刻”に近いアプローチです。

これが唯一無二のフィット感と色気を生むといわれています。

 

私には想像もできない唯一無二の技術ですが、分かる気がするんです。

とあるイタリアスーツを学んだ日本を代表する職人が、高級パターンオーダーの制作の為に少数精鋭の国内屈指の工房に依頼しましたがどうも思った雰囲気が出ない。

日本人の熟練の職人はあまりにきっちりしすぎていて、数値ピッタリにこだわり直線も完璧に仕上げようとします。

正確無比なスーツではイタリアらしい雰囲気は出ないんです。逆に不自然に感じてしまう。

それがきっちりとした日本人の昔からの考え方だから間違っているわけではないんです。

しかし、自然界に本当の直線などはなく、ナポリ仕立てで重視される曲線こそ自然な雰囲気を醸し出し私たちに美しさを感じさせてくれるんだと思います。

 

 

残念ながら私自身は実際にパニコの服を手にしたことがありません。

しかし写真を見るだけでも大体の雰囲気はつかめますが、それだけでもとても素晴らしいスーツだと思っていました。

世界的に有名なフィレンツェやナポリ、あるいは日本のトップレベルと称される職人のスーツを実際に手にし着てみてもそこまで魅力を感じませんでしたが、パニコのスーツは雰囲気が好きでしたね。

また昔の職人って作るスーツは美しくても本人の着こなしはダサい(笑)人が多いのですが、パニコは着こなしも洗練されていて、優しさを感じるクラシックなイメージで好きだったんですよ。

本当にかっこよかった。

トランクショーなどで日本に来ることがあったら一度お会いしてみたかったです。

 

近年でもチャルディ、ダルクオーレ、セクストン、そしてパニコ。

最高峰の職人たちの時代が終わりを迎えようとしています。

継承され子の世代に受け継がれていますが、今は効率の時代で伝説級の技術を持つ人は少ないといわれています。

もうそのうち昔の色気をまとうスーツを着ることができなくなるかもしれませんね。

 

 

 

 

着こなしとセンス

先週は東京出張でした。

駅で椅子に座っていると目の前の席に、ネイビージャケットにホワイトパンツ、ネイビーの高級靴を履いた50代くらいのイケオジが。

さりげなくチェックしていると隣の席に同年代くらいのいい感じのツイードのグレーコートにグレースーツのビジネスマンが。

大阪ではあまり見かけない感じだったのですぐに目がいきましたが、やはり東京の方がドレススタイルに気をつかう人の遭遇率が高いのでしょうか。

おしゃれな人を見ると嬉しい気分になります。

 

 

そのあとお客様と合流したのですが、着こなしが素晴らしい。

完全なバランスです。

テンションが上がります。

チェックのツイードジャケットにかなり明るいベージュのカバートのパンツ。

コートはカシミヤのキャメル、高級英国靴はスエードとカーフのコンビ。

洗練されていました。

 

ジャケットとパンツの選び方がかなり高難度。

実際オーダーでこの生地を選ぶ方は少ないでしょう。

バンチの小さな生地だけを見れば、ブラウン2色使いの大柄チェックにかなりざっくりした織りは昔のおじいちゃんが来ていたジャケットのよう(笑)

しかし実際に仕上がると威厳があり一生着れる万能で間違いのないジャケットです。

そしてドレス系の生地でライトベージュのパンツは合わせるアイテムがないと中々難しいんです。

 

さらに同系統の色でありながら素材感と濃淡のグラデーションでまとまりつつ単調にならないネクタイ選びと、アクセントのチーフの存在感がさすが。

それが完璧にマッチしている。

完成形のスタイルのひとつです。


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目の前にある生地の完成形をイメージしいかに持っているアイテムと頭の中で組み合わせられるか。

これはもうセンスです。

何度も経験してたくさん着ることで経験値が積み重なった結果だと思います。

 

昔からよくある話なんですが、例えば着こなしの経験値が高い人と全く服に興味がない人に、まったく同じアイテムでサイズも間違いない服を着せてみる。

今までまともに服を選んだことがない人はどこか不自然さを感じます。

ちぐはぐしているような違和感を感じてしまう。

サイズも着こなしも合っているのに。

心の余裕と随所に表れる所作だと考えていますが、これは経験を積んで身につけるしかないないもの。

このレベルに達すると派手なアイテムを取り入れても普通に着こなせるんですよね。

 

多くの人は服なんて嗜好品で道楽といいます。

服によってはそうでしょう。

興味がない人やただブランドを着ればいいだけの人にとっては。

でも完成された着こなしのレベルまで行く人は意識がそもそも違います。

人生が変わる人も多い。

ただの道楽だとまったく身だしなみを気にしない人には、理解できず一生知ることのない世界です。

高いものを着ればいいわけではない、なぜそれを選びそれを着るのか。

意識がすべて。

成長や周りとの違いが見える幸せが多く楽しいです。

 

 

 

 

高級ネクタイ“ALBENI 1905” 入荷!

昨日は前から決めていた綾部ふれあい牧場へソロツーリングです。

夕方前から天気が悪くなりそうだったので、朝早めに出発したのですが・・・恐ろしく寒かった。

めちゃくちゃ着込んだうえに電熱ベストまで使用したのですが、いやー3月をなめてました。

 

今回綾部ふれあい牧場に向かったお目当ては幻の焼き芋。

紅はるかを専用の機械で熟成させてるので驚くほど甘い。

3月上旬で今季の販売が終わるとのことで最後に買いに行ったのですが期待を裏切りません。

蜜が溢れています※手がすごいことに(笑)

次販売されるのは10月くらいかな?

すでに楽しみです。

 

 

 

 

 

ネクタイが3点のみですが入荷しました。

イタリアの高級ネクタイ ALBENI1905【アルベニ1905】

ネクタイの入荷は本当に久しぶり。

多分5年くらい前にナポリのネクタイブランドに発注したのが最後だったと思います。

ネクタイの需要が10年前の1/3くらいまで減っているといわれていますが、それが原因というより単に気に入ったモノ以外は入荷したくないのが理由だったと思います。

 

クールビズですし夏にネクタイをしないのは構いません。

ただ個人的にドレススタイルの完成形としてタイドアップ無しはあり得ない。

基本的にネクタイをめんどくさいもの、安物で構わない、締めたくないと思っている時点で、考え方の系統が違うので別にそれでいいと思ってますし、分かってる人通しで話が通じればそれでいいんです。

嗜好のアイテムだと割り切っています。

先日もツイードのジャケットに上質なネクタイをさらりと着こなしていたお客様とお会いしていたのですが雰囲気が抜群でした。

あのレベルまで行ける方はほとんどいないでしょう。

 

さて、Albeni1905はブランド名にもあるように1905年にミラノ近郊で創業した老舗メーカーです。

創業よりタイ用芯地類のスペシャリストとして知られ、あらゆる高級ブランドにネクタイの芯地などを提供していました。

皆さんご存じあの大統領にも愛されるイタリア最高峰のネクタイをはじめ、ありとあらゆる高級ブランドが使用しています。

現在ではOEMも請け負い、 自ら”Albeni1905″を手掛けています。

生地はコモ、ヴィエラのイタリアを代表する生地産地の上質なものを使用。

芯地はもちろん最上級なものを使用し2つの芯地を合わせて使用したりというこだわりも。

熟練の職人がハンドワークで1本1本丁寧に仕上げています。


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なぜ3点のみなのか。

Albeni1905のネクタイって受注生産なんです。

代理店が各テーラーにたくさんのサンプルの中から受注を受け、受注数が一定数に届いたものだけが作られます。

だから数が少ない。

今回も黒地のネクタイを頼みましたが数が上回らなかったのでしょう、作られませんでした。

また先に書いたように私自身気に入ったモノしか購入しないので、ここ数年欲しいと思えるものがなく購入を見送ってきました。

3点気に入ったモノが入荷しただけでも個人的には納得です。

 

入荷したAlbeni1905のネクタイですが、期間限定で販売いたします。

たった3点なので早い者勝ちです。

ネクタイ離れが進む昨今ですが、上質なネクタイが欲しいという本物の紳士はぜひご来店くださいませ。

 

 

 

【Albeni1905】

price :

1,Silk100% ¥29,150

2,Silk100% \20,020

3,Silk50% & Cotton50% \18,700

 

 

 

HARRISONS FRONTIER 30 YEARS

先週今週と色々と忙くバタバタしていおります。

嬉しい忙しさもあればとてもめんどくさい忙しさもあり。

S/Sも徐々にスタートし始めています。

早めにお仕立てすれば今は温暖化で春夏生地も長く着られますよ。

 

HARRISONSからリニューアルされたバンチが届きました。

サヴィルロウのトップテーラーなどでもとにかく選ばれ続けられている生地FRONTIER (フロンティア)。

絶対定番と呼べる名品。

HARRISONSのジェームスCEOと話した時にも、リージェンシーとともに一番オーダーされる生地だと言っていました。

そのFRONTIERが今年でデビューから30周年を迎えたんです。

素晴らしいですね。

実際に仕上がりを見ても本当に仕立て映えするんです。

人気のないバンチが廃盤になることはしょっちゅうなので、30年人気が続いているということはそれがすべてを証明していると思います。


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平織り、300グラムというユニークなスペック合い生地。

春から秋まで長い期間使用できます。

抜群のハリとコシで立体的で美しいシルエット。

耐久性もあり優れた回復力はビジネスマンにも人気。

とにかく使いやすいので世界中で愛され親しまれてきました。

これから40年50年と歴史が続いていくと思います。

 

 

price:【FRONTIER】

MTM  : \120000

HAND : \180000

 

 

 

 

メンテにかける手間が責任を持つ姿勢を鍛える

欲しいものはたくさんあるのですが、最近は眼鏡の他に腕時計ばかり見ています。

コレクションではなくたくさん使いたいという気持ちがあるので数はいらないのですが、やはり服装に合う時計や気分を変える分くらいは持っておきたいなと。

昔からの憧れはカルティエのサントス デュモン(限定)。

希少で手に入らずそもそも高額で簡単には買えませんが。

あとはジャガールクルトとIWCが欲しかったですね。

ごつい時計は苦手なので薄く小さめでエレガントな時計を好んでいます。

 

でも高級時計の価格は青天井、値上がり方も半端ありません。

正直ブランドにこだわらず安くても高級感があって信用できるメーカーならいいんです。

シチズンなんてクオーツの制度は世界屈指ですしカシオなんてビルゲイツやセリーナ・ウィリアムズ選手、オバマ元大統領をはじめ世界中のセレブが愛用していますから。

調べ始めると自分が知らないだけでオシャレでかっこいい時計が本当にたくさんある。

10万以下でも全然惹かれるものだらけでした。

 

 

しかし、実際時計をする人は減っています。

普段時計をする人は44%くらいらしいです。

特に若者がそうでスマートフォンを見ればいい。必要性を感じない。という回答が多い。

逆に高級時計は売れていて、ステータス、コレクション、価値への回帰。という需要があります。

 

 

腕時計について中々面白いことを言っている動画があってちょっとご紹介したいと思います。

 

否定派は「ストップウォッチ機能なんていつ使う?」「時間ならスマホを見ればいい」「300mなんて潜らないよ」etc合理的のみ見ている。

しかし、時計とは「工芸品を身につける」という文化的価値、時計を見ながら時間を忘れる癒し、時間を管理するというビジネスでの敬意etc時計の持つ価値が実用性だけではないことにあります。

そして動画の中で言っていた一番納得したことば。

 

「メンテにかける手間が責任を持つ姿勢を鍛える」

 

これは激しく同意します。

私もこの仕事を長年続けてきて、本当にオシャレで本当に信用できる人は自らの持ち物をケアできている。という現実を目の当たりにしてきました。

スーツはブラッシングされている、靴は磨かれている、眼鏡や靴下などにも気を付けられている。

ただブランド物をただ買って終わりではなく、キチっとメンテナンスやケアをしている人ばかりなんです。

その意識が何よりも重要だと感じています。

 

実用性だけで考えるとスーツは丸洗いできる化繊100%のウォッシャブルスーツ、パンツも感動パンツ、靴はスニーカーでいいかとなります。

でも例えばビジネスで相手が身だしなみにこだわっている人なら、評価はとても低く仕事の信頼性も下がるでしょうね。

逆に上質なものを大切にケアしている人であれば、めんどくさいことも丁寧にできる責任ある人だと信頼されることでしょう。

結局その人の意識は外見に表れるものなんです。

 

 

そういえば昔とある大御所タレントさんがかなり深い深海でも耐えられる腕時計を手に入れ「そんなところまで潜らないでしょ」と突っ込まれたときに、例えば時計を海に落として、いつか潜水艦がその時計を見つけたときに裏の番号を見て「俺の時計だ!」って言えたら楽しいじゃん。と言っていましたが、そんな遊び心がある人ってかっこいいですよね。

 

 

 

 

 

 

近づく冬の終わり

買って間もない眼鏡の話なのですが、かけると片方のレンズが顔に当たるので調整をお願いしに買った系列のお店に持っていったのですが、・レンズが厚い・鼻パットの位置が低いタイプ、と2つの条件で顔に当たるので仕方ないといわれました。

レンズはいつも同じですし鼻パッドも他のとそう違っているとは思えません。

私もかれこれ20年以上眼鏡をかけていますし、大の眼鏡好きで今も10個以上の眼鏡を愛用しています。

横から見た状態と床に置いた状態で斜めになってる気がする趣旨を伝えたのですがそんなことはないと。

それでは仕方ありませんね。とお礼を言ってその足で他のお店に持って行ったのですが、テンプルを調整してくれて無事問題なくかけられるようになりました。

スタッフさんがそのお店にとっていかに重要か分かりますよね。

そのスタッフさんが悪いというよりは、企業が教育できていないことが問題だと思います。

店舗を拡げ過ぎて人材不足により技術・知識のあるスタッフを育てられていない、育つまえに全部任せてしまっている。

結局信用を無くすと思うのですが。

ただ品質は信用してるのでこれからも購入すると思います※スタッフさんを見てですが(笑)

 

 

 

 

 

今日は暑かったです。

最高気温19度、4月上旬の気温です。

プルミエクリュでコート無し。

暖房のきいた部屋では暑いくらいでした。

 

しばらく過ごしやすい日が続きそうですが10度を下回る日も多く、暑さ寒さを繰り返しながら春の訪れを待ちましょう。

冬スーツはもうそろそろ終わりでしょうか。

しかし、また寒くなる日もあるそうなので早すぎる衣替えは慎重に。

冬スーツの代表格といえばフランネル。

あと何回着られるでしょうか。

多分2~3回かな。


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春も夏も秋も冬もそれぞれの服を楽しめるので大好きです。

今年の冬も温暖化とはいえ寒波の日は恐ろしいほど寒かったですからね。

昨日もお客様と今年の寒波は耐えられないほど辛かったね。との話になりました(笑)

ツイードにカシミヤ、フランネルも大活躍でした。

来月からは春。

色々な着こなしを楽しめる季節。

私はもう何を作るか決めていますが皆様はどうでしょうか?

 

 

 

 

 

 

最強のグレスラ

チャットGPTやコパイロットとともに、GoogleのGenimiを使用しているのですが、無料お試し版があったのでProを1か月使ってみることにしました。

これはやばいですね。

私なんてその性能の1/10も使えていないですが、それでもかなり役に立ち助かってます。

仕事ではないんですが結構専門的なことを調べないといけない状況でとにかく調べまくってもらいます。

出てきた情報をさらに細かく徹底的に追及していく。

それを繰り返していくと、その道の専門家レベルの情報も手に入れられます。

日本ではまだスピードは遅いですが、世界ではAIによってホワイトカラーの仕事がかなり奪われていますからね。

時代が少しずつ変わっていく、その大きな構造変化の真っただ中にいることを実感します。

 

 

 

 

先行で注文していた生地が到着しました。

CANONICOのグレーのハウンドトゥース(千鳥格子)です。

スラックス用に注文しました。

SUPERSONICのAQUA-RESISTという新シリーズで、ドライなタッチの春夏に適した生地です。

通気性に優れたトロピカルは撥水加工を更に強化。

もちろん防シワ性にも優れ、まさに出張の多いビジネスマンにピッタリな生地です。

春夏はスラックスが特に重要ですが、まさにこの生地でグレスラを作ると最強の1本になってくれること間違いないでしょう。


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なぜグレー無地でなくハウンドトゥースが最強なのか。

もちろんグレー無地は問答無用で間違いがありません。

まさに完成された王道。

しかし、通はハウンドトゥースをよく好む。

ハウンドトゥースは遠目では無地ですが、近くで見ると立体感があり細かな陰影で奥行きが出ます。

シンプルなのに表情があるんです。

グレー無地だと王道ではありますが、ジャケットが紺ブレの場合コントラストが単調になり生地によってはのっぺり感じてしまう可能性があります。

ネクタイや小物などでバランスを取れればいいのですが、ハウンドトゥースはそれだけでも白黒の細かなコントラストで微細な凹凸感をさりげなく出すことができ立体的で素材感豊かに見え合わせやすいんですね。

夏はジャケットを脱いでシャツ1枚のことも多いので尚更使いやすいと思います。

 

 

こちらの1着は先行入荷なので5%OFFでオーダーいただけます。

忙しいビジネスマンに人気のあるSUPERSONICのハウンドトゥース。

手放せない1本になりますよ。

 

 

 

 

冬アウターで見る「効率」か「美学」か。

家を出て駅まで歩いているときにふとロングコートについて考えていたんです。

そしていつものスタバに寄って、あまり見かけない20歳くらいのスタッフさんと何気なく服の話になった際、本当に偶然なのですが「私、ロングコートが好きでよく着るんです」と話してくれました。

ダウン全盛でコート派が減っているいま、若い世代の方がロングコートが好きだと「コートの美しさ」を感じ取っている。

その感性にテーラーとして非常に温かい気持ちになりました。

実際、今の街中を見渡せば、圧倒的にダウンジャケットが主流ですからね。

軽くて温かく、手入れも楽。

これほど合理的な冬の正解はありません。

忙しい現代人にとって、ダウンは心強い「日常の相棒」と言えるでしょう。

しかし、なぜ私はロングコートやウールのコートを好きなんでしょう。

そんなクラシックな服装が好きな人たちの共通点を考えたことがあります。

 

 

 

「手間」を慈しむ、大人の余裕

ロングコートは、決して「楽」な服ではありません。

ダウンに比べれば重さもありますし、可動域も制限されます。

雨の日には気を遣い、帰宅すればブラッシングを欠かさない。

型崩れしないよう、厚みのあるハンガーに掛けて休ませる……。

一見すると「面倒」に思えるこれらのプロセス。

ですが、この手間をあえて受け入れる姿勢こそが、その人の「心の余裕」や「佇まいの美しさ」を形作っているのではないでしょうか。

かつて、装いは「自分を飾るため」だけでなく、「その場や、お会いする相手への敬意(マナー)」でもありました。

王室などはダウンではなく、ウールやカシミヤのコートを着ていますよね。

自分の利便性よりも、その場にふさわしい品格を優先する。そのストイックなまでの美学が、コートの背中から静かに滲み出るのです。

 

 

 

効率の先にある、自分だけの「基準」

もちろん、ダウンジャケットが持つ「機動力」や「最先端の機能美」は素晴らしいものです。

分刻みのスケジュールをこなすビジネスリーダーにとって、それは戦略的な選択でもあります。

ただ、私が日々多くのお客様と接する中で感じるのは、ロングコートを愛する方々が持つ「独自の審美眼」です。

彼らは、流行や効率といった外側の基準ではなく、「自分がどうありたいか」という内側の基準を大切にされています。

それは、鞄や靴、時計の選び方にも表れます。

成りあがったベンチャーなどの社長は分かりやすい高級ブランドを好む傾向があるというデータがあります。

パッと見で分かりやすく、即座に自分を主張できる。

逆にクラシックなロングコートなどを愛する人は、ブランドのロゴで価値を主張するのではなく、その道に特化した職人の手仕事や長く愛せる「本質」を静かに選ぶ。

そんな、自分を律する力が、磨き抜かれた革靴や、丁寧に手入れされたコートの襟元に宿ると思うのです。

 

 

 

「面倒くさい」は、自分への愛情

ファッションとは、究極的には「自分という人間に、どれだけの手間をかけているか」の履歴書かもしれません。

「効率」や「楽さ」を優先する日があってもいい。

けれど、あえて「不便」を受け入れ、美しい「型」を守るためにコートを羽織る。

その少しの緊張感と、自分を整えるプロセスの中にこそ、その人の本質的な豊かさが宿っているように思います。

めんどくさい中に人生を充実させてくれるヒントや成長の種があるのだと思います。

 

 

 

 

 

一年中頼れるホワイトパンツ

YouTubeを見ていたら世界最高レベルの能力を持つ空気清浄機Airdogが紹介されていたのですがこれはいいですね。

ウイルス・埃・ダニetcだけでなくペットの臭いまで抑えられるそうです。

個人的に欲しかったのは加湿器。

菌の繁殖も防ぎ結露も出ない。

寝室がすさまじいほど乾燥するんですがこれがあれはカビやダニを活性化させず快適に寝られそう。

日本のモノづくりの技術ってやっぱりすごいなぁと感じています。

 

 

 

 

今の時期よく履くパンツを確認してみたらビジネスではカバート、オフではモールスキン、そしてオンオフ問わず登場回数が多いのはホワイトパンツでした。

白パンいいですよね。

トップスが何であれ、なんにでも合わせられる。

着こなしの幅が広がるアイテムです。

先日はローデンコート、カシミヤジャケットにコーデュロイの白パン。

重くなりがちな冬の着こなしに爽やかなカラーリングは優しい暖かさを感じさせてくれます。

 

1年通し素材を変えながらよく履くのでなくてはならないアイテム。

冬のコーデュロイ、春秋のコットン、夏はリネン、そしてオールシーズンのデニム。

ドレス過ぎるウールと違い素材感が出るので思っている以上に着こなしやすいですよ。


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白パンは気負わず履けて、季節ごとに表情を変えてくれる頼れる一本です。

重さが出やすい冬でも、ふっと空気を入れてくれるような軽さが心地いい。

これからもワードローブの中心で、静かに活躍してくれそうです。

 

今ならデニムやリネンを仕立てるとちょうどいい時期に仕上がりますよ。

MTMなら\44000~作ることができるので、サイズの合ったホワイトパンツをぜひいかがでしょうか。