昨日ご来店くださったお客様なのですが、なんと名古屋からお越しくださいました。
ご予約いただいた時点では知らなかったので、ものすごく驚きました。
どうしても作りたいジャケットがあると、遥々新幹線に乗って。
服好きレベルMAXです。
余談ですが最近の若くておしゃれな人は礼儀正しくいい人が多い。
よく話で聞いていたのは私の上の世代の服好きは面倒(常識がない)な人が多かったらしいのですが、今は本当にマナーを心得ている方ばかりです。
まあ昔は職人も酷い人が多かったので(笑)時代が変わったのでしょう。
今は身だしなみが整っていない人が増えましたが、その代わりに気を付けている方は本物の紳士が多いのかもしれません。
さて、オーダーいただいたのはスウィングトップ(ハリントンジャケット)。
それをカシミヤで仕立てたいとのことでした。
生地はMTRのピュアカシミヤ。
これは間違いなくいいものが出来上がります。
なぜなら実際にピュアカシミヤで作ったことがあるからです。
スウィングトップは本来ゴルフで使われていたジャケットとして生まれたのでかなりカジュアル寄りのジャケットです。
しかし、ウールやカシミヤで仕立てると上品な仕上がりになりビジネスでも使うことができます。
定番のコットンでも行けますが、元々現場などでも使われていてスラックスとの相性もいいのでさっと羽織れて動きやすいブルゾンタイプのジャケットは構造的にも理にかなっています。
もちろんシティユースでも大人気ですが、さりげなく高級生地で仕立てて大人カジュアルで着こなすのはセンスが高いですよね。
スティーブマックイーンやジェームズ・ディーン、ダニエル・クレイグ、エルヴィス・プレスリーetcスウィングトップを愛用しているセレブを見ても、いかに素晴らしいジャケットかが分かります。
最近はスウィングトップのオーダーもできるところが出てきているのですが、基本は完全パターンオーダーです。
デザインもほとんど変えられずサイズも丈ぐらいだったりということろがほとんどです。
実際お客様も様々なところに連絡してすべて断られたとのことでした。
まぁラグランであり、通常のジャケットに比べかなり難しいですからね。
SPiCAは大体は何でもできます。
今回も襟、袖口、裾、背中と色々お客様のこだわりを詰めました。
もちろんサイズも細かく調整しています。
私も自分の今冬はオリジナルのコートを仕立てようかと考えています。
とあるインポートブランドの30~40万円もするコートがデザインを真似て自分で作れば20万円くらいで作れるので。
しかも細かなデザインを変えて自分仕様にできる。
工房ではマックスマーラ風のコートを作っていましたね。
お出かけするのが楽しくなりますよ。
Bespoke Swingtop
price : 180000〜