毎日冬らしい日が続きます。
コートや冬素材を楽しめるので私個人は楽しいですが、仕事部屋ではあまりエアコンをつけないので知らない間にしもやけだらけです。
インフルエンザも大流行しているので十分にお気を付けください※お客様に会う前は菌滅を全身に振りかけていますのでご安心を
先日は打ち合わせでした。
ツイードジャケットにコーデュロイベスト、コーデュロイシャツと冬素材満喫コーデです。
このARISTONのツイードは複雑な色をしていると思いませんか。
オレンジ、レッド、ブラウンなどが混ざり合った独特であり絶妙な色使いはアリストンならではのセンスですね。
さすがナポリの雄。
ちなみにナポリではほとんどすべてといっていいほどのサルトがARISTONのバンチを使用しているほど実力と人気を兼ね備えるブランドです。
ツイードという素材は、本当に不思議な魅力があります。
例えば、同じ「茶系」といってもひと言で括れないほど糸一本一本に表情があり、光の角度でまったく違う顔を見せてくれる。
着るたびに新しい発見があって、まるで自分の気分まで立体的にしてくれるような素材です。
化繊の均一でフラットな質感も便利ではありますが、ツイードのように“揺らぎ”や“ムラ”が生む奥行きは再現できません。
自然素材が持つ温度、手触り、そして経年で深まっていく風合いは、やはり本物だけが持つ特権ですね。
ツイードはただ暖かいだけではなく、纏った瞬間に気持ちがスッと上向くような高揚感があります。
「今日はこれを着ていきたい」と思わせてくれる服は、そう多くありません。
化繊に比べ手間はかかりますが、育てることができ、だからこそ意味があるのだと思います。
冬の素材を楽しむという行為そのものが、季節と対話しているようで心地よいものです。
街を歩いていてもツイードやカシミヤジャケットを着ている人を見ることは少ない。
だからこそ着こなすことによって、信頼と評価を得ることもできると思います。