大人のリラックスドレッシー

今日でひとまず寒波が終わりそうです。

自分の部屋と仕事部屋は極寒なのにエアコンもあまりつけないので両手足耳としもやけだらけ。

また寒気は入り込んでくるでしょうが、やっと落ち着きますね。

個人的に寒さには強いし冬ファッションを楽しめるので冬も好きなのですが、そうこう言っているうちに短い春がやって来ます。

そしてまた今年も強烈な猛暑予想。

オシャレに慣れているお客様はすでに春夏に向けて動き出しています。

今年の夏に人気が出そうなのは・・・ずばりアンゴラヤギから取れるあの高級素材です。

 

 

 

 

日本人は何で海外に比べオシャレな大人が少ないのか。

様々な要因があるのでしょうが、欧米では親がファッションに気をつかい「自分らしさを表現するもの」「TOPを考え服装を考えるもの」として服装を選ぶ文化があるといわれています。

そのような親を見て社会を見て育てば、それはオシャレな人は増えますよね。

しかし思い起こせば昔の日本人は欧米の文化を取り入れ、給料と同じ額の背広を誂え頻繁に靴を磨き身だしなみに気をつかっていたのですが、なぜ今の時代はここまで着こなしの基本すら知らない人が増えたのでしょう?

明治・大正時代は「西洋のスタイルを取り入れよう」という意識が強く、服装のマナーやルールを学ぶことが紳士のたしなみでした。

しかし、現代では「服装の教育」がほぼなくなり、基本を知り学ぶ場所や意識がなくなっていったのだと思われます。

またアメリカやフランスの政治家は見た目も自己管理の一環とみなされるため、専属のスタイリストやスピーチコーチを付けるのが当たり前ですが、日本の議員は世襲議員が多く親の地盤・看板・資金で当選する人が多いため服装に無頓着な人が多いのでしょう。

 

ファッションのセンスをあげるにはドレススタイルの基本を極めることが手っ取り早いと思っています。

当店のお客様でもネイビー無地のスーツなのに圧倒的な品を備える方もいらっしゃいますし、アメカジスタイルでも抜群の着こなしをされる方がいらっしゃいます。

特にカジュアルな着こなしで本当の意味でセンスを出すのはかなり難しいと思っています。

洗練された着こなしをされている方は、カジュアルでも必ず品が備わっています。

ゆとりが多いビッグシルエットでさえもヴィンテージのジーンズでさえもインパクトがあるデザインでさえもです。

ドレススタイルで重要な細かな部分のバランスが身に付いているからなのでしょう。

 

仕事のスーツしか着ない。ではなくオフの日もたまにはジャケットなど着て大人としての着こなしを身につけるべきだと思います。

キメキメではなく、ゆるくドレスダウンも取り入れた大人のリラックスドレッシーなら威圧感も少ないです。

そうすれば大人カジュアルで何歳になってもシブくかっこいい人生を送れると思います。

周りにオシャレな人が少ないのならそれはチャンス。

オシャレな人は自然と有能とみなされるので、思いきり差をつけて人生を楽しく充実させ有利に過ごしましょう。


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眼鏡が語るもの

最近眼鏡を新調しようと色々なお店をまわる日々です。

大体の雰囲気を決まっているのですが、ネットで見て気に入っても実際に店舗に行きかけてみると思っていた印象と違う。

どれだけ欲しくても似合わなければ絶対に買いません。

そこまで気にしないのであればそれなりに合うものを見つけるのは簡単ですが、こだわるのであれば眼鏡は身につけるアイテムの中でも特に難しいものだと思っています。

私もかなりたくさんの数失敗を重ねてきた経験から、たとえ時間がかかっても納得するまで探し続けます。

 

ちまたには1万円ほどで変える安い眼鏡も出回っていますが、学生さんなどまだ若いならともかくある程度の年齢になったら上質なものを選ぶことをおすすめします。

素材ではチタンやサンプラチナなどの品質はパッと見の上質感で分かりやすいですが、たとえプラスチックでも安物と高価なものは全然違います。

安価な大量生産のものは型に流しこんで作るインジェクション製法で芯が入っておらず長期間の仕様で変形の可能性がありますが、高価なものはアセテートの板材を削りしかも中に芯が入っているものが多く熱によって顔に合わせて調整することができます。

もちろん研磨や磨きなども行うので見た目の美しさも違いますね。

人の顔は左右非対称なので、この調節ができないというのはかなりの影響が出ることがあり、実際に私も目が疲れる、こめかみが痛く頭痛に繋がる、といった影響の為一切かけなくなりました。

分かりやすいパーツとして蝶番なども高品質な眼鏡と大量生産品とでは耐久性にかなりの差があります。

医療器具でもある眼鏡は身体のことを考えてもちゃんと診断してくれるお店で購入することをおすすめします。

最近お会いしたお客様も家の近くではなく、わざわざ遠出してでも資格を持ち最高のフィッティング技術を持つスタッフさんの元まで足を運んで購入されていました。

 

 

 

見るための道具ではありつつも、顔まわりの印象は強く残り、その中でもメガネは大きな役割を果たすアイテムなので、できるの人ほど眼鏡選びにはこだわります。

実際に経営者やアーティスト、デザイナーなどは自分のスタイルを象徴するアイテムとして眼鏡を選んでいます。

相手に与えるイメージが変わるため大事な商談には相手に合わせて眼鏡を変える方も多いです。

フレームひとつで、知的に見えたり、優しげな印象を与えたり、時には権威すら感じさせることすらもできます。

だからこそ時間をかけて自分に似合い自分を最大限引き出してくれる眼鏡を探しているのです。

眼鏡は単なる視力矯正ではなく「自分自身を語るもの」。

「安価な眼鏡を適当に選んでしまうのは、自分の印象を軽視することと同じ」という言葉から、一流がいかに眼鏡にもこだわりを持っているかが分かりますね。

 

 

私が一軍で使用しているメガネは、「Farben」「金子眼鏡」「LINDBERG」「丹羽雅彦」「Plus mix」。

20数年前に初めて購入した眼鏡で、現役で使い続けていたOAKLEYを踏んづけて壊してしまったので(本当に長持ちしてくれました)、新調しようと「MAL」と「白山眼鏡」で迷っているところ。

お客様の中にも本当にセンス良く眼鏡をかけられている方がたくさんいらっしゃいます。

毎回見るたびに感心してしまうのですが、眼鏡が前に出過ぎず奇をてらわず全体の服装に溶け込み馴染んでいる。

かといって地味過ぎるわけでもなく、周りに与える印象を格段に向上させている。

そのようなお客様が愛用されていた素敵なブランドを少しだけご紹介させていただきます。

 

 

FEB31st


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Jacques Marie Mage

 

OLIVER GOLDSMITH

 

Thom Browne

眼鏡は「かけるもの」ではなく「纏うもの」です。

 

自分に合った上質な眼鏡を選ぶことは、自分自身の価値を高めることにつながります。

 

もし「なんとなく」で眼鏡を選んでいるのなら、一度じっくりと向き合ってみることで、きっと自分をより魅力的に見せる一本が見つかると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

装いに見える風格

昨日は東京に転勤されたお客様からのご予約があり、大阪に出張したついでにとたくさんのオーダーをくださいました。

いつも本当にありがとうございます!

新大阪駅近くに部屋を借りての採寸です。

今まで何度もオーダーいただいておりますので流れはスムーズ、「前回と同じ」で通じてしまうほどでシャツに関しては本気を出せば3分もかからないです(笑)

もちろん今までの積み重ねがあってこそですが、日本や海外のサルトに生地、ブランドなど知識がプロ並みなので専門的な意見を交換でき、とても楽しい時間を過ごさせていただいております。

そのお客様の着こなしがとにかく洗練されています。

シンプルな着こなしでありながら、一目見た瞬間に確かな存在感を感じさせられます。

 

今回時間のないなか、少しだけ写真を撮らせていただきました。

スーツはHARISSONSの3大名作生地のひとつといわれるPremier Cruで、滲み出る上質感に包み込まれているかのように感じられます。

トップメゾンが使用するカシミヤをブレンドしたアルスターコートも羽織るだけでエグゼクティブな印象。

華やかさのあるネクタイは差し色となり、正統派ドレススタイルにはチーフも絶対に欠かせません。

コートを着用の際にはネクタイが隠れる代わりにグリーンのカシミアマフラーが差し色となり、重苦しくなりがちな冬スタイルに彩を添えてくれます。

もちろんシャツも靴も鞄も靴下もすべて上質でどれもきれいにケアされています。

 

コンサバな装いで一目置かれるほどの存在感を出すには、アイテムの上質さのみを前面に出すわけでなくサイズを含めてバランスが取れ、アイテム同士が調和し高めあっているからこそだと思います。

煌びやかな貴族の時代に地味な着こなしでありながら希代のファッショニスタといわれたボー・ブランメルが求めた、「シンプルな着こなしの中にこそ最高のエレガンスは宿る」という信念は紳士服の本質だと思います。


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シンプルな着こなしで最高のエレガンスを表現するのはこれがまた難しい。

スーツやコート、ネクタイといった装いは、ただの布の組み合わせではなく、それはその人がこれまで積み重ねてきた経験、価値観、そして生き方を映し出すものだといわれています。

上質な服を身にまとうことは単なる贅沢ではなく、自分自身をどう見せるか、どうありたいかを表現する手段でもあります。

一流のエグゼクティブは流行に流されない。

シンプルでありながら洗練されたスタイルを貫くことで、その人の確固たる美意識がにじみ出ます。

かの落合正勝氏も「積み重ねの風格」は一朝一夕で手に入るものではなく若い頃から上質なものを知り、選び、そして着こなすことで、自然と体に馴染んでいくと説いています。

そして、年齢を重ねるごとにそれが自分の一部となり、言葉を発せずとも「品格」が伝わるようになるのだと。

本物を知る人の装いは決して華美ではありませんが、それでいて一目で違いが分かります。

シンプルだからこそ際立つ「風格」。

積み重ねの経験値であり、その人によせられる信頼の値でもあります。

 

 

 

着るほどに育つローデンコートの魅力

お小遣いの半分は「食」に使っているんじゃないかというほど、とにかく食べることが好きな私ですが、最近かなり素敵なお鮨屋を見つけました。

「北新地 鮨 一献 」

連れていっていただいたのでまったく知らなかったお店でしたが、リピートしたいと思える素晴らしいお店でした。

大まかに分けて、味、サービス、内装の3つのバランスとコストパフォーマンスでお店を見ていますが、すべてで納得です。

お鮨は素材の目利きと下準備だと聞いたことがありますが、一献の大将は元リッツカールトンの副料理長で間違いない技術を持ち、味もすべての料理が美味しく文句なしでした。

日本酒も数は少ないながら厳選しているだけありお鮨との相性抜群。

小さいお店ながら内装もキレイで清潔感が溢れ細かくチェックしていることが伺えます。

そして接客を含めたサービスがよかった。

ホールの女性スタッフさんも細かな気遣いができ笑顔で柔らかな雰囲気の接客、若い職人さんも終始にこやかでお酒を注いでくれたりてきぱき動きながらさり気なく周囲の状況を確認。

大将はサービス精神旺盛で誕生日のお客さんにサプライズしたり、お客様との会話と楽しみながら自慢の腕を振るってくれます。

私も長居してしまいました(笑)

最近はこのサービスの質が低下しているお店が多く、先々月も北新地の有名なお鮨屋に行った際、味は良かったのですが消毒液がない、洗面台が汚い、お客様をほったらかし、笑顔がない、お見送りもないetc高いお金を払ってまでもう行くことはないかな。と思えることがありました。

人手不足でアルバイトのホールスタッフを確保するのも難しいと思うので大変だとは思いますが、やはり価格に応じたサービスは提供して欲しいと思いますね。

 

 

 

さて服装ですが北新地という場所柄、ドレスコードはないとはいえTPOに合わせた着こなしをするのが礼儀です。

他のお客様(3組いらっしゃいました)もみなさん当然のようにとても清潔感がある着こなしをされていました。

男性はジャケットや襟付きシャツ。

女性はフェミニンやエレガントな上品な装いです。

私もジャケット&ニットでした。

そしてコートは私がこよなく愛するローデンコートです。

「カントリー由来のコートなんて合うの?」との声が聞こえて着そうですが、いえいえ、落ち着いた深い色味と独特の質感がクラシックなジャケットスタイルにも自然と馴染みます。

このコートの特徴である上質感のある素材とシンプルなAラインのシルエットも、スタイルを選ばない理由のひとつ。

生地に適度な重みがあるため、着るだけでストンと綺麗な落ち感が生まれ、どんな場面でも自然なエレガンスが漂います。

ローデンコートはカントリーウェアのルーツを持ちながらも、その色味や質感、シルエットのおかげで、都会の格式ある空間にも違和感なく馴染みます。

むしろ、「ただのトレンドに流されない本物の良さを知っている人」という印象を与えるのかもしれません。


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ローデンクロスはウールを圧縮して作られるため、防風性と耐久性に優れ、長年着込むほどに身体に馴染んできます。

数年経つと生地の表情が変わり、自分だけの風合いが生まれる。

数年後数十年後に、ふと袖を通したとき「このコートとともにどれだけの冬を越えてきたのだろう」と思う瞬間が来るかもしれません。

一流の料理と同じように、時間をかけてじっくりと味わう。

その価値を知る人にこそ、ローデンコートはふさわしいのかもしれません。

 

 

 

 

【price】

Loden coat

MTM   180,000

 

 

 

 

 

極上のコーデュロイは目で愉しみ、脚で知る

来週からまた寒波到来。

長かった最強寒波もせっかく落ち着いてきたと思ったのですが甘かった。

バイクで自然の中に遠出しようと考えていたのですが雪で山が越えられません。

半月前から計画しているのにずっと延期。

楽しみが伸びたと思って我慢するしかありません。

雪の中、風情のある温泉に入りたいですね。

 

 

 

 

オーダーいただきましたRedaelliのコーデュロイパンツ。

世界でもトップクラスの技術を持ちその中でも特に同社を代表するコーデュロイだけあり表情が抜群です。

目を惹くのは生地の艶やかさと奥行きのある色合い。

コーデュロイは光の角度によって見え方が変わり、動くたびに異なる表情を見せますが上質なコーデュロイはどこか品を感じます。

今回の深みのあるネイビーと渋みのあるグリーン。

どちらも落ち着いた大人の色気を醸し出し、コーディネートに品格をもたらします。

温かみのあるその風合いはそれだけでオシャレに見え、まさに紳士であれば必ず数着はワードロープに入っているのが分かります。

 

見た目や手触りだけではなく、実際に脚を通したときの履き心地こそこのパンツの真価がわかる瞬間です。

適度な厚みがありながらも動きやすく、身体のラインに沿って自然に馴染んでいくのが特徴。

柔らかな生地は長時間履いてもストレスが少なく、履けば履くほど自分の体にフィットしていく感覚を味わえます。

「目で愉しみ脚で知る」ことができるのが極上のコーデュロイなのです。


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視覚・感覚で楽しめるのがコーデュロイだと思います。

ワードローブに新しい価値を生み出してくれるはず。

手放せない1本になると思います。

 

 

 

 

【price】

Redaelli trousers

・MTM   44000~

・Bespoke   90000

 

 

 

グレーのネクタイが語る「静かなる主張」

友人からいいネクタイはないか?という連絡が来たのですが、中々条件に合い提案できるものが少ない。

オーダーネクタイもやってはいるのですが、ぴったりとセンスにはまる生地がないんですね。

オーダーだけでなく展示会の時に心躍らせながらサンプルを見ていても見つからない。

正直どんなネクタイでもネイビー、グレー、ブラウンのスーツさえあればきれいに合わせることは可能だと思っています。

が、だからといって適当に集めるのには抵抗を感じます。

風合い、色、デザイン、織り、ほんの少しの違いで印象は大きく変わるので。

いつかは見つかると思うので焦らずのんびり探していきます。

 

先日締めていたのはAlbeni1905のシンプルなグレーのネクタイ。

Albeniはミラノ近郊のガッララーテで創業しタイ用芯地類のトップメーカーとして名を馳せていましたが、現在は最高級の芯地と生地を使ってハンドメイドの高級ネクタイなどを生産しています。

無地といえば無地なのですが、実際はピンヘッドなので奥行きがあり深い色合いでお気に入りです。

 

グレーのネクタイって定番であり普遍でありながらどこか特別なイメージがある気がします。

派手さもなく、威圧感もなく、それでいて控えめすぎるわけでもない。

決して単なる中間色ではなく様々な要素も併せ持ちながら、どちらにも偏らない。

だからこそ、どんな装いにも自然に溶け込みながら、微妙なニュアンスを醸し出す気がします。

たとえば、エレガントやクールな印象を演出するなら、ブルー系のスーツに合わせたシルバーグレーのネクタイが有効で、知的で洗練された雰囲気を漂わせます。

一方、チャコールグレーに少しブラウンが混ざったようなトーンであれば温かみのある装いに。

どちらに寄っても落ち着きや大人の印象を与えてくれます。

究極のバランス感覚がグレーの持つ最大の魅力なのかもしれません。


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ネクタイは印象操作に使われることは周知の事実です。

アメリカ大統領の話は有名で、オバマ元大統領は若々しく誠実感のある頼れるリーダー像として青のネクタイを好んでいました。

逆にトランプ大統領は強いアメリカを象徴するようにパワータイといわれる赤のネクタイを好んで締めています。

このネクタイは特注品でサイズもきちんと考えられていて専門家が付いているといわれています。

 

できるビジネスマンはネクタイを状況によって使い分けますが、グレーはどのような印象でしょうか。

色の濃さにもよりますが、心理的には冷静さや落ち着きを感じさせる色であり、身につける人に「知的」「バランス感覚がある」「穏やか」という印象を与えます。

「冷静さと信頼感を演出したいとき」「ニュートラルな立場を示したいとき」「格式を求められるが、過度なフォーマル感を避けたいとき」などに締めるのもおすすめかもしれません。

グレーは“控えめ”な色と思われがちですが、実は「無駄を削ぎ落とした美意識の極み」なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

なぜデキる男はグレーのシアサッカーを選ぶのか?

勉強も兼ねて久々に梅田のユニクロ、H&M、ZARAといわゆる世界を代表するファストファッションのお店を覗いてみました。

正直驚きました。

ここまでオシャレなアイテムが揃っているとは思わなかったので。

カジュアル中心な若者向け?ですし値段が値段なので、素材は化繊やフェイクが中心でコットンやウールも上質なものは使っていませんでしたがデザインに凝ったものが多い。

昔はこの価格帯でこんなにオシャレなものはありませんでしたから。

若い人がオシャレを楽しむには十分なクオリティです。

ただ安いからとすぐ買い替えてしまわないように、長く着続けられるシンプルなものを中心に選んでほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

先日ブログでご紹介した3PLYと一緒にもうひとつ先行で届いた生地があります。

VBC-SUPER SONIC-のシアサッカー  WOOL 100%  270g

夏の定番ジャケットのシアサッカーですが、ウール素材、しかもグレー。

シアサッカーで一番定番とされる色はブルーのストライプで、もちろんカノニコのバンチにも入っています。

しかしなぜあえてグレーなのか。

実は、グレーストライプのシアサッカーこそ、より汎用性が高く、ビジネスからカジュアルまで幅広く活躍するカラーなのです。

ブルーのシアサッカーは確かに爽やかで夏らしい印象を与えます。

しかし、その分「リゾート感」が強く出てしまうため、若干カジュアルを強調しすぎてしまいがちです。

もちろんそれはそれでかっこいいのですが、様々な場面で着用できる汎用性ではグレーが圧倒的です。

上品で落ち着いた雰囲気を持ち、どんなシーンでも使いやすいのが魅力。

カジュアルな場面でもエレガントな印象を与えます。

 

また一般的にシアサッカーはコットン素材が主流ですが、こちらの生地は上質なウール100%素材で防シワ性も抜群のSUPERSONIC。

通気性が高く、シワになりにくく、復元力が高い。

夏にちょっとジャケットが必要な場でも高級感がありエレガントな雰囲気を演出してくれます。

高級レストランなどのスマートカジュアルでも重宝してくれますね。

 

実は日本のファッショニスタとして知られる中村達也氏も、グレーのシアサッカージャケットを愛用しています。

トレンドに敏感な人ほど、グレーのシアサッカーの魅力に気づき取り入れています。

ブルーの爽やかさも魅力的ですが、「上品で大人の雰囲気を演出するならグレー」と言えるでしょう。

 

 

ブルーのシアサッカーが定番なのは間違いありませんが、より汎用性が高く、エレガントに着こなせるのはグレーのシアサッカーです。

カノニコ製のウールシアサッカーなら、ビジネスでもカジュアルでも活躍し、ワンランク上の着こなしが可能に。

ファッショニスタたちも選ぶ「新定番」、あなたもぜひ試してみてください。

 

 

 

 

マナーと品格

「マナーが人をつくる」とはよく言われる言葉ですが、それは単なる形式的な礼儀作法の話ではありません。

マナーはその人の品格を映し出し、ひいては服装や立ち居振る舞いにも表れるものです。

特に公の場に立つ人物においては、マナーの良し悪しがその人の評価に直結します。

あまり政治に関することに口を出すのははばかられるのですが、例えば石破首相の振る舞いを振り返ると、マナーの重要性がより浮き彫りになり「この人が総理で日本は大丈夫か?」と考えてしまいます。

失礼ながらも、もし重要な案件があり取引先の担当者が同じような立ち居振る舞いをする人物であれば、私はその人物をあまり信用しないと思います。

 

 

 

・タラップ登場時のポケット手入れ

日米首脳会談でアメリカ訪問時、石破首相がコートのポケットに手を入れながら飛行機のタラップを降りる場面がありました。

アメリカの要人が列作って歓迎してくれる場で失礼に値する行為です。

 

・ジャケットのボタンを外さず着席

その日米首脳会談の席で座ってもジャケットの釦を外していませんでした。

ジャケットにしわが寄り窮屈になるので座るときは釦を外すのがマナー。

実際に石破総理のスーツは前が開きとてもだらしない格好になっていました。

トランプ大統領は当然釦を外していて、石破首相の着こなしにも気づいていたと思われます。

 

・ひじ掛けに左ひじを置いたまま握手

握手を求めたトランプ氏に対し、左ひじを椅子のひじ掛けに置いたまま手を差し出しました。

この姿勢はビジネスマナーの基本を理解していない証拠です。

 

・着席握手

ペルーで開催されたAPEC首脳会議では各国の首脳が立ち上がって握手を交わす中、石破首相は座ったまま対応しました。

相手に対する敬意を示すには、握手の際には立ち上がるのが基本的な礼儀です。

座ったままでは「ぞんざいな印象」を与えかねません。

 

・ネクタイの乱れ

G20の会場に入る際、石破首相のネクタイは曲がっていました。

一見些細なことのように思えますが、こうした小さな部分にこそ品格が表れると思います。

整った服装は自身のプロ意識と相手への敬意を示す重要な要素です。

歩いているうちににネクタイが歪むことは普通ですが、私たちも人に会う前や入室の直前にネクタイを正す癖が付いていると思うのでお分かりいただけると思います。

 

・伊勢神宮での作法違反

伊勢神宮で御垣内に入る際、本来は一礼するのが慣例ですが、石破首相はそれを素通りしました。

長い歴史の中で受け継がれてきた伝統や格式を重んじる場所では、その国の代表であれば尚更正しい作法を守ることが求められます。

 

・食べ方の問題

公の場での食事の作法もまた、その人の育ちや品格を映し出します。

石破首相の食べ方が汚いと指摘されることもあり、これは公式の場における印象を大きく左右します。

先日北新地にお鮨を食べに行った際、あとから入店した若いカップルのお箸の持ち方ができていませんでした。

一緒に行った方が「2人とも変なお箸の持ち方をしていますね」と私に耳打ちしてきたのですが、マナーを知っている人は一瞬にして見抜きますので、本人の知らないところで評価されてしまう可能性もあります。

 

・着こなし

石破茂内閣の発足に伴う記念写真で石破首相のモーニングの着こなしがなっておらずサイズも合っていませんでした。

大臣クラスも着こなしも問題だらけで、その集合写真をあとで加工修正で直したそうです。

 

 

 

 

安倍晋三元首相も若い頃はスーツの着こなしひとつ見てもお世辞にもかっこいいとはいえず、サイズが合っておらずダボついていたりしていましたが、長い政治家人生の中で勉強したり教えてもらったりしてマナーを学んでいったのでしょう。

当時の副総理である麻生太郎氏の影響でオーダースーツに変えたといわれ、その後はとてもきれいに着こなされていました。

人は完璧ではありませんし、重箱の隅をつつくようで粗探ししているだけのようにも思えるかもしれませんが、心理学や行動科学の本を読めばいかに内面が所作に表れるのかが理解できます。

その人の思想が自然と出てくるものなのです。

これらの事例を通じて明らかなのは、マナーが悪い人は服装の乱れにもつながるということ。

正しい姿勢を意識していないと、ジャケットのシワ、ネクタイのズレ、靴の手入れ不足などが目立ちだらしない印象を与えてしまいます。

正しく着こなし、適切なマナーを身につけることで、初めて「品格」が備わります。

マナーと服装は、互いに補完し合うもの。どちらかが欠けると、人としての魅力が半減してしまいます。

ビジネスでも、日常生活でも、「品格ある立ち居振る舞い」を意識することが大切です。

 

 

 

専門家の間ではクールビズの推進を境に一気に政治家など要人の着こなしが緩くなっていったといわれています。

クールビズはだらしなく着るという意味のものではありませんが、今の日本人の着こなしを見てもそう捉えられてもおかしくはない状況。

多くの人が身だしなみを理解できず、基本的なマナーを知らない人ばかりが増える。

 

この国は大丈夫なのでしょうか。

「服装の乱れは心の乱れ」

昔は先輩や上司、親から教えてもらったといいますが、今はお手本となる人がいないことも問題なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

新たな名作生地の誕生か!?V.B.C.の3PLY

とにかく白米が大好きなのですが、知人に岐阜県のブランド米「銀の朏(ぎんのみかづき)が本当に美味しいよ」と勧められ早速購入しました。

あらゆるコンテストを総なめにし、日本一にも輝き、嘗祭では皇室献上米に選ばれた大人気のお米です。

どうせなら美味しく食べたいと三重県萬古焼の土釜も購入。

キャンプでの飯ごう以来でしたが出来上がりはお米が立っていて艶々ときれい。

確かに米粒が大きい。

水加減が難しいお米で気持ち固めでしたがとても美味しかったです。

次はもっとうまく炊けそうなので楽しみです。

 

 

 

 

イタリアの名門生地ブランドVITALE BARBERIS CANONICOから、今季初登場した「3PLY TROPICAL」の生地をご紹介します。

「3PLY」とは、その名の通り3本の糸を撚り合わせた生地のこと。

2PLYと4PLYが発売され人気を博していましたが今回新たに3PLYがコレクションに加わりました。

カノニコならではの滑らかさと発色の良さを保ちつつ、適度に通気性に優れた通年向きの生地として仕上がっています。

ビジネスシーンでの着用を考えている方におすすめ。

型崩れしにくく、しっかりとした風合いがスーツのシルエットを美しく保ってくれます。

また、軽やかな着心地で快適に過ごせるのが魅力です。

 

届いた生地は展示会で予約し先行で届いたものですが、小さなスワッチ(見本)ではそこまで生地感が分かりませんでした。

しかし実際に届いて現物を見てみるとこれが想像以上に素晴らしい生地。

2PLYと4PLYの間で中途半端なんじゃないか?という疑問を触った瞬間に払拭。

いいところだけを取ってバランスが良くなったという表現が正しいと思います。

コシを感じフレスコっぽいのに想像以上に柔らかくなめらか。

ドライさの中にも光沢があり質の良さを感じさせます。

私も愛用している大人気の4PLYはS/Sでの耐久性は圧倒的で通気性も高いですが、目付けがありとても重くハリコシが強すぎて馴染ませるのに何年もかかってしまいます。

弾力の強さでシルエットがスマートに見えづらく上級者向けの生地。

パンツなどは最高に使いやすいのですが、スタンダートというより育てる通好みな気がします。。

3PLYは質感は2PLYに近くそこにコシをプラスした感じなので、耐久性、通気性、防シワ性、仕立て映え、上質感の数値がきれいなダイヤモンドを描くイメージでしょうか。

高価な4PLYより値段も抑え気味。

2PLYと4PLYと比べても個人的には3PLYを1番おすすめしたいと思いました。

VBCは名作生地を連発するほど開発力と技術が素晴らしいですが、3PLYも新たな名作、いやnewスタンダードになるかもしれません。


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クラシックな雰囲気の3ply生地は、英国調の重厚感がありながらもイタリアらしい軽快さを併せ持っています。

仕立てる際はシンプルなシングルスーツはもちろん、ダブルブレステッドや3ピーススーツにしても抜群の雰囲気を醸し出してくれるでしょう。

ユナイテッドアローズのクリエイティブ・アドバイザーの鴨志田康人氏も絶賛されていました。

この春夏、ワードローブに加えるだけでシンプルでありながら頼もしさを感じる1着に。

通常のビジネスライフだけでなく大切な商談にも自信を持って臨める一着になること間違いなし。

ぜひ、カノニコの3plyで極上の仕立てを体感してください。

 

 

 

【price】

3PLY  TROPICAL

・MTM   105000

・Bespoke   250000

 

 

 

 

 

若さの秘訣「オシャレを楽しめ」

橘玲さんの本が本当に面白くて勉強になります。

社会学者や大学教授などはじめ著名人から絶賛されている理由がよく分かります。

世界中で行われた大規模な調査や実験から、「人間のさまざまな特性(知能、性格、経済格差など)は、環境も影響するが思われているよりはるかに遺伝の方が重要」という結果が出ています。

努力を否定するわけでもなく環境も影響はあるのですが、特に遺伝の影響を受けやすいのは、知能(IQ)、性格、犯罪傾向・反社会性、精神疾患の発症リスク、学歴・年収の5つ。

遺伝の影響が80%に達するものも。

差別を助長させる可能性もあるせいか声高らかに発言できない風潮ではありますが、そうではなくリスクを知ったうえでその人にとって最も最適な方向を考えることができれば隠されたポテンシャルを最大限引き出すことができるのではないでしょうか。

本を読んでいてふと思ったのですが、ではファッションセンスはどうなのでしょうか?

遺伝の影響を受けにくいのは、価値観・政治的思想・宗教観なので、これは価値観に当てはまりそうです。

価値観は遺伝ではなくまわりの社会環境の影響が大きいので、センスは人それぞれっぽい?

いわゆる社会的に上流階級といわれる人たちは身だしなみに気を使いますが、まわりも同じような人達なので自然と服装に気をつかうのも理解できますね。

好きなファッションセンスを持つ人とかかわることで更にセンスが磨かれていきそうです。

 

 

 

さて、また違う方の本になるのですが、80歳になってもまったく老けておらず元気で若々しい人たちを調査した本があります。

例えば「良質なたんぱく質を積極的に取る」「自然を楽しむ」「ポジティブな友人とかかわる」「節約しすぎない」etc他にもたくさんあるのですが、その中でも職業柄目についたのは「おしゃれを楽しむ」というもの。

オシャレをすることは単なる自己表現ではなく「脳への刺激」 そのものになります。

服選び、コーディネート、流行のチェックなど、オシャレには「考える」「選ぶ」「試す」というプロセスが詰まっています。

これらは脳を活性化させ、老化を遅らせる大きな要因となります。

トレンドを取り入れたり、新しい色やデザインにチャレンジすることが脳を柔軟に保つ効果もあります。

これは認知機能の低下を防ぐだけでなく、見た目の若々しさにも直結するのです。

他にも姿勢や表情にも気を配るようになります。

お気に入りの服を着ることで自然と背筋が伸び、自信が生まれ、表情まで明るくなる。

自信が生まれればチャレンジ精神の向上にも直結します。

これこそが「若々しく見える人」と「年相応に老け込む人」の大きな違いなのです。

つまり、オシャレとは「見た目を整えるための行為」というだけのものではなく、 「脳を鍛え、若さを維持するための習慣」 なのです。

 

私のまわりにもひとまわり、ふたまわり上のオシャレな人達がいるのですが、みんな若々しいだけでなくエネルギッシュで人生楽しんでいる方ばかり。

年齢はただの数字。

若さを決めるのは、自分の心と行動次第です。

30年後もお客様とかっこいい男性像について語り合っていたいですね。