関西も梅雨入りしましたね。
奄美大島は来週には梅雨明けらしいですが。
去年の梅雨の時は下駄箱にしまっていた革靴にカビが生えかけていました。
毎日雨が続いて湿気がすごかったのですがまったく履く機会がなかった革靴が被害に。
幸いカビは少しだったのですぐに処置できましたが換気をするなど定期的にケアしなければいいけませんね。
今年の梅雨はいつまで続くのでしょうか。
夏が楽しみです。
スーツの母国といえばイギリス、スーツの本場といえばイタリア。
では日本といえば。
今でこそ働き方改革でスーツを着る人は減少傾向にありますが、かつてはどの国よりもスーツを着るスーツ大国でした。
大正頃から徐々に増えて着たスーツも高度経済成長期にはサラリーマンはみんなスーツです。
センスなのかガラパゴス化の影響なのか日本のスーツは世界のスーツに比べかっこよくみえません。
サイズは大きく直線的で。
勤勉で仕事に実直な日本の職人は規則正しくまっすぐな仕立てこそ美しいという信念がありました。
当店のスーツを仕立てる職人がイタリアに自分のスーツを着ていったときに「あなたのスーツはきれいだけど工場で仕立てたもの?私たちのスーツは曲線的でシワがあり全体的に美しい」と言われ衝撃を受けたと教えてもらいました。
あくまで個人的な主観ではありますが、日本の職人の縫製の丁寧さは世界最高レベルですが直線すぎるものは無機質に見え、それに対し最も評価されているの手仕事の高い技術で仕立てられたイタリアのスーツは曲線的で血の通った生きているスーツに見えるのかもしれません。
心に響くものは不自然なものではなく自然なものであると思います。
ただ近年のスーツ業界は世代交代がすすみ若い職人が台頭、日本のスーツが世界一になるかもしれません。
実際に一部のテーラーは世界でも高い評価を受けています。
当方の職人も何十億と稼ぐ海外の一流プロ選手のスーツを請け負っています。
イタリアやイギリスの仕立てを現地で学び、美しく着心地のスーツを仕立てる技術とセンスを会得。
しかも日本人特有の丁寧な縫製を持っているので世界にも負けないスーツになっていると思います。
イタリアの職人は驚くほど適当で(これは本当です)イギリス人も結構雑ですので(笑)
その性格や遊び心などが縫製のいい部分に出ているのだとは思いますが。
世界的な投資家ジム・ロジャーズが「最高のイタリアンレストランはイタリアではなく日本にあり、最高のウイスキーはスコットランドではなく日本にある」といいましたが、スーツにおいてもそのうちにそう言われる日がくるかもしれませんよ。
