職人の道具

最近TVで心と体が繋がっていることが科学的にも実証されているという内容の番組を見ました。

昔は心理学的な要素ととしてとらえられていた事例や病気も今ではその原因が体に機能に問題があることが科学的に解明されてきているわけです。

運動時間も減り栄養が偏ったものを食べストレスの中に生きスマホやPCばかり見る。

確かに本来体に最適という生活ではありませんのでどこかにズレや不調が出そうな現代の生活。

私も気をつけなければ。

食べ物は気をつけていますが運動不足が中々解消できません。

いや、できないのではなく自分が本気でしていないだけ?(汗)

20年以上前に買った動かないロードバイクをメンテナンスしてまた乗り始めようかな※ずっと言っているような・・・

 

 

 

 

 

 

工房で職人さんと打ち合わせの際に使用している道具の話になりました。

とても年季が入っていて聞いてみると詳しくは覚えていないがほとんどが多分70~80年代のものでずっと昔から使っているものだそう。

ミシンは見てのとおりクラッチモーター式です。

もちろん工房には電動ミシンも数台あります。

ただ高い技術が必要な縫製では縫っていくときの感覚や強弱の力加減が重要でこの使い続けているモーター式がいいとのこと。

ちなみに当方の仕立てをお願いしている職人は技能賞を数度獲得している若くも熟練の職人です。

腕を上げるためにも道具選びは重要。

最近の技術が詰まった高性能の道具がすべていいというわけではないのですね。

道具は職人の命です。

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アイロンも同じくかなりの年季が入っています。

とても重い。

しっかりプレスするためには重いアイロンが必要で仕上がりもきれいになるので必須のアイテム。

状況に合わせてアイロンも使い分けたりします。

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イチローもバットやグローブなど道具を本当に大切に扱っていましたね。

「道具を粗末に扱うことなど考えられない」「プロとして道具を大事に扱うのは当然のことです。」という言葉を残していますがいい仕事をする人間にとって道具は自分の手足みたいなものだと思います。

ビジネスマンにとっては毎日自分を支えてくれている靴を磨くことが大切といわれるように。

大切にしている道具はきっとその想いにこたえてくれると思います。

 

 

White pants

お客様のご来店時の着こなしを撮影させていただきました。

上をブルー系で固めていてオッドジレが決まってます。

チーフと経年変化を楽しめるヴィンテージのブートニエールもポイントに。

スエードローファーもいいですね。

しかし一番目を惹くのはやはりホワイトパンツ。

爽やかでこれからの季節にピッタリ。

イタリア伊達男の着こなしの中でも必ず見かけるマストアイテムです。

冬でもホワイトパンツを愛用しますが暑さが増すこれからは涼しげに見せるホワイトパンツは更に欠かせません。

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お客様の爽やかな着こなしに触発されてか数日後私もホワイトパンツを履いておりました。

なぜか目つきが悪いのと(たまたまです笑)直前にバタバタと走ったので髪型が乱れているのは無視してください(笑)

上下ともリネン混素材。

ホワイトパンツは70年代にロンドンで大ブームとなったSEA SHELL。

通気性・耐久性・汚れにも強いリネンは夏に外せません。

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ホワイトパンツはどのようなトップスにも合わせやすいので1本持っていると重宝します。

汚れが気になる方はデニムなど手入れしやすい素材から購入されてもいいかもしれませんね。

 

 

先入観

とあるコンクールで金賞を取った安くて美味しいワインを見つけました。

日本をはじめ世界では様々なコンクールがありますが当然賞を取っていてもそれほど美味しく感じないものも多いです。

嗜好品なので所詮好みではありますが。

中にはお金を払えば賞を取れるものやワイナリーなどの先入観で決めてはいないか?と思えるコンクールもありますが、今回見つけたワインコンクールの審査方法は完全にどこのワインか分からないようにしてたくさんの審査員が評価するのでとても信頼性がおけると思います。

そういえば母の日に甘くて有名なブランドいちごを買いましたが実際に食べるとそんなに甘くない。

ブランドは目安であって結局どの農家でどのように育てたかでも変わるんですよね。

 

服に関しても同じことがいえると思います。

有名なブランドやテーラーだからと実際に知る前から異常に高く評価されているものがある。

世界的に有名なサルトのスーツが見えない場所のつくりや素材が酷かったことが暴露されたことがあります。

それを有名なセレクトショップのバイヤーや雑誌は素晴らしいスーツだと評価していました。

服好きなら誰もが知っているイタリアの超高級レディメイドスーツが昔はハンドの工程が多く職人の間でも高評価だったものが今はマシンを多用し効率と利益を優先させています。

業界でも着心地が悪くなったと評判です。

他にもタグだけ変えて同じ商品販売していたという話もありましたね。

どこのブランドやテーラーか分からないようにしそれを一堂に集め評価してもらうと面白いかもしれません。

もちろんそのブランドやサルトの歴史も価値になりそこも高く評価するべきです。

高級な服は嗜好品なので気に入ったものを購入し気に入ったように着るのがいいと思います。

ただ東京にある高品質なハンドメイドにこだわったセレクトショップのオーナーが、有名なブランドスーツなどをメインに店頭に並べその中の一部に南イタリアに実際に足を運んで見つけた全く無名だけど本当によいと思えたスーツを置くとブランドスーツは売れずその無名のスーツばかりが売れていく。という話を聞いたときに、先入観にとらわれず本物を求めるお客様が多いことに感銘を受けました。

まずは着てみなければ分かりませんし評価されるには意味があると思うので先入観も大切だと思います。

その中であまり先入観にとらわれすぎず自分が心から好きになれる商品を見つけると幸せ度と満足度でいっぱいになるのではないかと思います。

 

 

 

Luxury & Casual

江坂に店舗があったときにオーダーくださっていたお客様からその時以来にご連絡がありました。

お話させていただくとやはりお仕事もテレワーク中心になり在宅勤務などが多かったみたいですね。

そんな中そろそろ人の動きが出てきたからとオーダーをいただき本当にありがたいことです。

店舗があるときにくらべ気軽にご来店いただきにくいシステムの中変わらずご贔屓いただき感謝しかありません。

ニューノーマル時代といわれていますが臨機応変に変化・成長していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

働き方改革で服装のありかたにも変化が起こり楽でカジュアルな着こなしが新しいスタンダードとして根付いてきています。

運動できるくらい動けるスーツや洗濯できるスーツなども大人気だそうですね。

まぁ本格的なスーツがなくなることはありませんしたとえ1億2000万人の誰も着なくなっても私が着るので(笑)

カジュアル人気ですがそんな中でも両極端に分かれていっているといわれています。

ファストファッション中心のカジュアル。

そしてもう一つが上質な素材を使用したラグジュアリーなカジュアルです。

実際に有名なセレクトショップでもハイグレードのカシミアを使用したブルゾンやスウィングトップ、または上質なリネンを使用したサファリジャケットなどを販売していて人気が高いそうです。

アイテム的に動きやすいものが多いうえ素材がよくても気負う感じがなくカジュアルなのに品があり大人の着こなしを楽しめます。

周りでも見かけるアイテムなのにどこか違う感じ。といった印象で雰囲気に出てきます。

 

先日オーダーいただいたSUPER SONICのシアサッカー。

綿素材が多いシアサッカーですがこちらはウール100%。

シワになりにくく羽織れば軽く通気性もあります。

見た感じも着心地もシアサッカーそのものですがウールなので上品さがあります。

他にもウールジャージーの上下やリネンのパンツなどカジュアルですが上質な素材を使用しているアイテムの人気が出てきています。

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上質なカジュアル。

リラックスしていても背筋が伸び自信が湧く。

一石二鳥なのかもしれません。

 

 

バンチブック

先日結構気温が上がった日に軽くて通気性の高い英国生地のスーツを着たのですが外に出るととても心地よかったです。

熱くも寒くもなく快適に感じられて気分まで上がりますね。

生地選びは大切です。

これからの季節に合う最近気に入っている生地はDUGDALE BROS & CO。

強さも兼ね備えています。

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他にもHARRISONS OF EDINBURGHのMYSTIQUEやVBCのTropical、4PLY、SMITH WOOLLENSのABACUSなどが今からの時期おすすめです。

 

 

最近とあるバンチはありますか?というお問い合わせがあり持ち合わせていなかったのですが羅紗屋から借りられるバンチもありますのでお気軽にお問い合わせくださいね。

日本のテーラーはバンチブックを本当にたくさんのブランドの種類を用意しているところが多いですね。

イタリアのサルトやイギリスのテーラーではそこまで生地ブランドの種類はなく自分達が気に入っているものをメインに使用していることがほとんどです。

ナポリで修業していた知り合いの職人の話ではARISTONやHOLLAND & SHERRYぐらいしかなかったと言っていましたし、他のサルトでもARISTON以外のブランドは数種類程度が基本でサヴィルロウではHARRISONS OF EDINBURGHをメインに他の英国バンチをいくつかといったところ。

ハンツマンではPORTER & HARDINGなどが多くイタリアブランドではLoro Pianaがあったものの隅に直されてほとんど使用されていない状態。

ソリートの工房ではHARRISONS OF EDINBURGHやSCABALが多くSMITH WOOLLENSなども気に入っていたそうです。

 

当店も数年前からそこまでたくさんのブランドはいらないなと思うようになり、どうしても欲しい生地があった場合は借りたり探してもらうことにしました。

もちろんたくさんの中から選べるにこしたことはないのですが、結局好きな生地がメインになりますしたくさんありすぎるとすべてを把握することはまず無理です。

好きな生地を熟知することでその生地の特性をよりよく理解できますし的確な提案もしやすくなります。

取り扱いの生地でそのテーラーの特徴もなんとなく分かるときもありますね。

 

お客様もどうのような生地でスーツを作りたいか考えて相談されるといいと思いますよ。

自分の気に入った生地が見つかると今まで以上にスーツが好きになると思います。

 

 

これからはジャケパンが主流に?

最大10連休のGWも半ばが過ぎ皆様いかがお過ごしでしょうか。

仕事で外に出ることがありましたがたくさんの人でごったがえしていました。

ご予約・オーダーもいただき誠にありがとうございます。

お客様とお話しするのが楽しいので特に仕事をしているという気分でもないのですが(笑)

いまのところ7日8日が空いておりますのでご用がございましたら是非ご連絡ください。

昨日はお客様から東京のお土産までいただきました。

ものすごく美味しいフィナンシェ。

これで残りも頑張れます。

 

 

 

 

 

 

最近はビジネスでもスーツではなくジャケパンスタイルで出勤する人が増えてきました。

私は休みの日でもスーツを着ることがあるくらいスーツ好きではありますがやはりオフはジャケパンが中心です。

ジャケパンはセンスが磨かれるのでおすすめ。

先日ジャケットお渡しの際にお客様のジャケパンスタイルを撮影させていただきました。

リネンコーデが決まっています。

暑い日だったので麻の素材感も爽やか。

ジャケットは素材感が重要です。

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仕上がったジャケットもご試着いただきました。

いい感じですね。

柄もお洒落です。

FOX JOURNEYはコシが強いので馴染むと更によい感じに。

上質なジャケットは10年後20年後と年を重ねるごとに味が増していくので経年変化が楽しみですね。

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街でジャケットを着こなしている人を見ると見入ってしまいます。

動きやすい服が人気の昨今、ジャケットはどちらかというと少数派?

チャンスです。

周りと差をつけましょう。

 

アメリカでの実験で着ている服により緊張感が左右され仕事に影響することが証明されているそうです。

楽な格好でいいですがきちんと感がある着こなしをしたいですね。

ジャケットを用意しておくと気持ちも上がりますよ。

 

 

 

紳士のマストアイテム “ロングホーズ”

眼鏡が欲しいのですが自分が求めている雰囲気のものが見つからず1年ほど前からずっと探しています。

4~5個を服装に合わせメインで使いパソコン用やあまり使わないものなど合わせると今10個近くあるのでしょうか。

眼鏡をたくさんお持ちのお客様ともお話ししていたのですが眼鏡は個人的にとても難しいものだと思っています。

その人の顔を印象づけてしまうため初対面だと特に重要な役割をはたします。

逆にイメージを簡単に変えることもできるので色々な種類を試すのも面白い。

奥が深いです。

ちなみに高級眼鏡のべっ甲・・・店員さん曰くふちが太くなるため顔が細い自分に合うのを見つけるのは相当難しいとのこと。

60歳を過ぎたら貫禄がありよさそうなんですが残念です。

 

 

 

 

紳士のマストアイテムのひとつといえばロングホーズ、ひざ下まであるハイソックスです。

イギリスやイタリアの紳士などビジネスやフォーマルな場では欠かせないものです。

日本でも最近になって知られるようになってきましたがまだ短い靴下をビジネスで履かれる人も多いですね。

座った時などスーツの裾が上がった時にすねが見えるということはマナー違反であり恥ずかしいことであると思われています。

確かに裾から肌が見えるとどこか残念に思えてしまいますね。

神は細部に宿るといいますが細かな部分も気を抜かずこだわることで全体の完成度があがります。

 

SPiCAでも国産老舗靴下メーカー・HALISONの靴下を取り扱っています※5足セットで販売中しております

私自身海外製品含め色々な靴下を試しましたが靴下は国産にかぎります。

イタリアなどは雑な部分があるうえに割高ですが国産は細かな部分もしっかりしていて高品質なうえコストパフォーマンスでも納得。

海外の高級セレクトショップでも日本製の靴下が販売されていてとても人気が高いです。

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夏は暑いのでは?と聞かれますが個人的に1年中ロングホーズですがほとんど気になったことはありません。

ただスーツとの摩擦で若干滑りが悪くなるところはあります。

 

 

紳士の身だしなみに欠かせないロングホーズ。

必須アイテムですよ。